パタゴニアの最新作フィルム『ザ・シットスロポシーン 安物のガラクタの時代へようこそ』

パタゴニアは、人間の消費癖に、風刺的ながら残酷なまでに正直な目を向け、人類学的視点からとらえたモキュメンタリー映画『ザ・シットスロポシーン 安物のガラクタの時代へようこそ』を、5/9(木)よりパタゴニア公式サイトにて公開しました。

パタゴニア公式サイト：https://www.patagonia.jp/stories/the-shitthropocene/video-150905.html

アンファショナブル トークショー＆フィルム上映会：https://info.patagonia.jp/category-events/unfashionable-weeks/

今日の傾向では、たくさんのものごとが粗悪な状況にあることをお気づきの方も多いでしょう。この映画は粗悪なことのすべてを扱うわけではありませんが（そうするとものすごく長い映画になってしまうので）、そうした粗

悪な状況の要因であり症例である「消費」をテーマにしています。私たちのほぼ誰もが、さまざまな理由から、

モノを過剰に製造あるいは購入していますが、それは人間が進化上、モノを欲するようにプログラムされているからです。ひとたびは有利とみなされていた「多ければ多いほど良い」は、いまや地球破壊に加担しています。

『ザ・シットスロポシーン』は、衝動制御の欠如という細胞レベルの起源から、資本主義の名のもとに私たちの中枢神経系がいかにして乗っ取られたかの道のりをたどります。それはまた、みずからを破滅に追いやる私たちがどのように自己救済をはじめるべきかについての考察でもあります。さらにはボーナス映像として、原始人のダンスもお楽しみください。

登場人物

デイヴィッド・バイヤーズ

David Byars　デイヴィッド・バイヤーズ

受賞歴を誇るドキュメンタリー映画作家のデイヴィッド・バイヤーズは、ドミニカ共和国の無国籍民からアメリカ合衆国の公有地まで、その作品を通じてあらゆる問題を取り上げてきました。彼の最新作であるこのモキュメンタリーは、すべてがヒドスギル状況に陥っている理由を人類学的に探り、それについて私たちには何ができるのかを提示します。

アン＝クリスティン・デュエーム博士

Dr. Ann-Christine Duhaime　アン＝クリスティン・デュエーム博士

デュエーム博士は気候の変動と健康を専門とする小児神経外科医。現在彼女は、柔軟性に長けた脳の驚くべき能力は、人類に長期的生存を優先させることができるかもしれないという可能性について探究しています。

ソフィ・タンハウザー

Sofi Thanhauser　ソフィ・タンハウザー

ソフィ・タンハウザーはブルックリンを拠点に、作家、アーティスト、ミュージシャンとして活動。著書に『Worn: A People’s History of Clothing（織物の世界史―人類はどのように紡ぎ、織り、纏ってきたのか）』があります。

パタゴニア

Patagonia　パタゴニア

パタゴニアを代表する数々の声を集め、私たちが創業以来50年にわたって高いクオリティの製品を作ってきた過程を探究します。その間、私たちが気づいたのは、クオリティの高い衣料品の製造過程を微調整することにおいて、失敗は極めて重要であるということでした。

『ザ・シットスロポシーン』パタゴニア・フィルムズ提供

監督　デイヴィッド・ギャレット・バイヤーズ

制作　エミリー・ペリー

制作総指揮　アレックス・ローザー、アレックス・ウェラー、アイリーン・オッテンウェラー

撮影監督　キーネン・ニューマン

編集　ライマン・スミス

ファッションはわたしたちには関係ない。

https://www.patagonia.jp/quality

■ 会社概要

パタゴニア社　Patagonia, Inc.

「私たちは、故郷である地球を救うためにビジネスを営む。」

パタゴニアは1973年にイヴォン・シュイナードが創業した、米国カリフォルニア州ベンチュラに拠点を置くアウトドア・アパレル企業です。Bコーポレーション認証を取得しており、1% for the Planetの加盟企業です。パタゴニアは製品品質の高さと環境保護活動において国際的に高く評価されています。独自の所有形態によって、事業に再投資されなかった利益を配当金として地球を守るために分配します。

パタゴニア日本支社　Patagonia International Inc.,Japan Branch

所在地　　：神奈川県横浜市戸塚区川上町91-1 BELISTAタワー東戸塚5階

設立年月日：1988年8月23日

日本支社長： マーティ・ポンフレー

公式ウェブサイト： www.patagonia.jp