「カーサ・ポムポムドット」プロジェクトを発表

ポメラート・ジャパン株式会社のプレスリリース

ポメラートは2024年のミラノデザインウィークに合わせ、サンピエトロ・アル・オルト通りのブティックで行う「カーサ・ポムポムドット」プロジェクトを発表します。アイコニックなボタンのモチーフが初めてデザインのインスピレーションとなったメゾンのアーカイブより着想を得た新作ジュエリーコレクション「ポムポムドット」。Secondo Stefano Pavese(セコンド・ステファノ・パヴェーゼ)とのコラボレーションにより、彼らはこの新しいジュエリーラインに焦点を当てた展示イベントをプロデュースします。

突然浮かんだ発想がクリエイティビティを力強いひらめきとなり、「ポムポムドット」のペンダント、ブレスレット、イヤリングは生まれました。ボタンをモチーフにしたプレシャスなデザインは、ファッション、デザイン、金細工、そしてプレシャスなストーンの出会いを物語っています。ファッションデザインと芸術性あふれるゴールドが誰も予期せぬ形で変化を遂げた結果、ボタンがジュエリーに、さらにはお守りになったのです。

1956年創業の著名なボタンメーカーSecondo Stefano Paveseと連携した今回の展示は、ポメラートが創業した1967年から現在に至るまでのファッションの歴史を網羅しています。ディスプレイには可動式のディスプレイ用ニッチを使用し、上質な素材のみで作られた一つひとつのボタンを展示します。これらの驚きに満ちたクリエイションは往年の偉大なクチュリエや一流メゾンから依頼されたものですが、クリストバル・バレンシアガの「決して女性の目より大きくあるべきではない」というアドバイスを守って作られています。

本展示にて紹介するポメラートの新作「ポムポムドット」は、1974年に発表されたメゾンの遺産であるネックレスのボタンシェイプから生まれたコレクションで、気軽に身につけることができ、さまざまなコーディネートが楽しめます。貴重なお守りでもあり、現代におけるつながりや魔除けの印となっています。現代的なリバーシブルジュエリーとして再解釈された「ポムポムドット」は、ローズゴールド、マザーオブパール、マラカイト、ダイヤモンドを採用しています。

共にミラノを拠点とし、「メイド・イン・イタリー」の優れたデザインを世に送り出しているポメラートとSecondo Stefano Paveseは、ミラノデザインウィークでコラボレーションを実現し、職人技が光るノウハウや型破りで巧みなデザイン、そしてファッションに対する長年の情熱を伝えます。

Secondo Stefano Paveseは常にファッションやデザインと直接関わってきました。ポメラートもまた、ピノ・ラボリーニが1967年に創業して以来、ファッションやデザインとのつながりをそのDNAに刻んできました。当時は革新的なムーブメントが形式主義に風穴を開け、ファッションもその渦中にありました。オートクチュールの堅苦しいやり方は徐々に廃れていき、レディ・トゥ・ウェアアイテムのエネルギー、スピード感、即時性が求められるようになりました。ポメラートは当時から、ジュエリーはただ金庫の中にしまっておくものではないと考え、女性たちが毎日身につけられるクリエイションと捉えていました。既成概念を一掃するこのアプローチにより、ポメラートはミラノを中心としたデザインの復活を支える立役者となったのです。

ポメラートの故郷であり、Secondo Stefano Paveseにとっても第二の故郷であるミラノの街は、常に卓越性を追求しながら、知識と技術を融合させてきました。この唯一無二の都市ではデザインがファッション、クラフツマンシップ、イノベーションと出会い、一体となっています。変化を受け入れるミラノの土地柄は、常に未来を見据えていることを意味しています。ポメラートは本拠地ミラノの伝統的なルーツを忘れることなく、この街の尽きることのないエネルギーを体現 してきました。建築的な厳格さにインスピレーションを受け、クラシカルでありながら決してこれ見よがしではないミラノのエレガンスを表現するというポメラートならではのスタイルは、このミラノで生まれ、花開いたのです。メゾンのクラフツマンシップへの情熱とデザインに対する揺るぎない価値観は、中世にさかのぼるミラノ独自の金細工の伝統にも深く根付いています。

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