【ルイ·ヴィトン】芸術アカデミー会員の就任式に出席したアニー·リーボヴィッツの礼装をルイ·ヴィトンがデザイン

ルイ・ヴィトン ジャパン株式会社のプレスリリース

3月20日に行われたフランス芸術アカデミー会員の就任式に際し、新会員に選ばれた写真家アニー・リーボヴィッツのために、ルイ・ヴィトン ウィメンズ・コレクションのアーティスティック・ディレクター ニコラ・ジェスキエールが礼装を手掛けました。

アニー・リーボヴィッツは現代において最も影響力を持ち、尊敬される写真家の1人。被写体を通して力強いストーリーを伝えながら、ごくプライベートな瞬間を捉える才能で知られています。その数十年にわたるキャリアを特徴付けるのは、ポートレートフォトグラフィーへの革新的なアプローチと言えるでしょう。

ニコラ・ジェスキエールはデザインするにあたり、伝統的な芸術アカデミーの礼装スタイルに斬新な解釈を加えました。自身を象徴するコレクションの1つである、18世紀の男性の盛装の形状や美学からインスパイアされた、2017春夏ウィメンズ・コレクションのフロックコートの要素を取入れたのです。襟の高いシングルブレストジャケットの前身頃はウエスト丈で短く、後ろはテールコートのように長い丈で、センターにスリットが施されています。

このカスタムメイドのデザインは、ロングジャケットやシガレットパンツ、そしてハンドプリーツ仕立てのプッシーボウカラーのホワイトポプリンブラウスで構成。メンズ・タキシードに多く用いられる極上の質感の織地が特徴のブラックのグラン・ドゥ・プードルウールの素材で作られています。

刺繍はすべて手作業で施され、真鍮の色味を想わせる単色使いのオリーブの葉が、襟元やジャケットの前身頃、袖にシンメトリーに広がっています。

「アニー・リーボヴィッツのために芸術アカデミー会員の礼装をデザインでき、とても光栄に感じる。才能に溢れ、自由で先見性のあるアーティストである彼女の写真作品に敬意を表します」とニコラ・ジェスキエールは語ります。

アニー・リーボヴィッツは、コンデナストのディレクター・オブ・エディトリアルコンテンツおよび『Vogue』のグローバル・エディトリアル・ディレクターを務める、デイム・アナ・ウィンター DBEより芸術アカデミー会員の象徴である剣を授与されました。

PHOTO CREDIT:LOUIS VUITTON

芸術アカデミーについて

芸術アカデミーは、フランス学士院を構成する5つのアカデミーの1つです。正会員67名、外国人準会員16名、通信会員67名を擁し、あらゆる表現手法における芸術的創造の奨励を目的としています。主な活動は、コンペティションの開催、年間賞の授与、アーティスト・レジデンシーへの資金提供、補助金の分配、フランスの文化遺産を守る取組みなどです。また、政府の諮問機関として、芸術に関わる諸課題の検討にも携わっています。こうした使命を果たすために芸術アカデミーは、寄贈や遺贈による文化財コレクションの保全に加え、マルモッタン・モネ美術館(パリ)、マルモッタンの邸宅と図書館(ブローニュ=ビヤンクール)、クロード・モネの邸宅と庭園(ジヴェルニー)、ロスチャイルド家のエフリュッシ邸と庭園(サン=ジャン=カップ=フェラ)、リュルサの自宅兼アトリエ(パリ)、デュフレーヌ邸(シャール)、オーギュスト・ペレのアパルトマン(パリ)、アカデミーが共同所有するギャルリー・ヴィヴィエンヌ(パリ)など、文化的価値の高い旧跡の管理にも尽力しています。

ルイ・ヴィトンについて

1854年の創業以来、ルイ・ヴィトンは、革新とスタイルを組み合わせた独自のデザインを常に最高級な品質で提供し続けています。現在もトラベルラゲージ、バッグ、アクセサリーなどの製品を通じて、クリエイティブでありながらエレガントで実用的である、創業者ルイ・ヴィトンが生み出した「旅の真髄(こころ)」の精神を忠実に受け継いでいます。ルイ・ヴィトンというストーリーを作り上げたのは「大胆さ」でした。伝統を重んじ、歴史の中で建築家、アーティスト、デザイナーに門戸を開き、プレタポルテ、シューズ、アクセサリー、ウォッチ & ファインジュエリー、フレグランスなどの分野を開拓してきたのです。これらの丁寧に製作された製品は、ルイ・ヴィトンがクラフツマンシップにいかにこだわりを持ってきたかという証となっています。

詳細は、ルイ·ヴィトン 公式サイトhttps://www.louisvuitton.com をご覧ください。

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