「POMELLATO FOR WOMEN」を支持する活動家たちが集まり、ポメラートと共に女性への暴力に立ち向かう「社会の番人」となるよう呼びかける
ポメラート・ジャパン株式会社のプレスリリース
[2024年3月8日] ポメラートは国際女性デーに向け、ジェーン・フォンダをはじめとする国際的な活動家らと協力して、7年目となる「Pomellato For Women(ポメラート・フォー・ウィメン)」の最新動画を制作しました。この動画を通して伝えられる切迫したメッセージは、女性に対する暴力という根深い問題を批判すると同時に、私たち全員が変革のために声を上げる「社会の番人」となるよう呼び掛けています。地球上のあらゆる文化圏において、女性のおよそ3人に1人が何らかの暴力を経験しており、その多くの場合はパートナーや家族の男性によるものです。破壊的な連鎖反応をもたらすこの問題は、私たち一人ひとりに影響をおよぼします。
#PomellatoForWomenは、ポメラートCEOのサビーナ・ベッリによって2017年から始まった、女性のエンパワーメントとプラスの変化を促すためのコミュニケーションプラットフォームです。動画「Pomellato For Women」は、男女平等や社会的包摂を提唱し、女性同士のつながりを推進するとともに、女性に対する暴力という深刻な問題に対する認識を高めるよう声を上げています。
今回の動画には、活動家、著名人、そして勇気を持って闘うさまざまな人々が集結しました。女優、作家、活動家として活躍し「Pomellato For Women」アンバサダーを務めるジェーン・フォンダをはじめ、アメリカの女優で心の健康を推進するルーシー・ヘイル、アメリカの俳優で人道主義者のジェシー・ウィリアムズ、イタリア人の弁護士で、社会から取り残された女性を擁護する活動に取り組み、また自身も過去にアシッドアタックの被害を受けたルチア・アンニバリ、セネガル系イタリア人のモデルで元家庭内暴力被害者のアミーナ・セック、フランス人の作家、映画監督、女優で、幼少期の暴行被害者でもあるアンドレア・ベスコン、インド人の財団理事で、人道主義者として社会から疎外された人々を擁護する活動に取り組むクルスム・シャダブ・ワハブ、イタリア人の自由形水泳選手であり受賞歴もあるグレゴリオ・パルトリニエリ、イタリア人判事でミラノ裁判所の副裁判長を務め、家庭内暴力問題の被害者救済や研究、トレーニングに生涯を通じて取り組んでいるファビオ・ロアが、より平等で女性の参画が進んだ社会に向けて私たちが努力しているにもかかわらず、なぜ家庭内暴力が蔓延し続けているのか、そしてそれに対して私たちに何ができるのかについて話しています。
動画ではまずジェーン・フォンダが、家庭内暴力がこれほどまでに根深い問題である「理由」を問いかけ、「男性は 生まれながらにして女性に暴力を振るいたがっているわけではない」と指摘します。グレゴリオ・パルトリニエリもその意見に同意し、「男らしさを証明することと暴力は関係ない」と語ります。一方、ルーシー・ヘイルは「女性の3人に1人が何らかの暴力を経験していて、また暴力を受けて育った子どもは暴力的になる可能性が比較的高い」とコメント。ジェシー・ウィリアムズは「女性に対する暴力は男性の問題です…男性が他の男性を止めなければ」と、ルチア・アンニバリは「沈黙という選択肢はなく、真の変革には私たちの声が不可欠」であると言います。アンドレア・ベスコンは「少年、少女たちをどのように教育するかということから始まります」と語り、アミーナ・セックは「これは私たち全員の闘いです」と激励します。ファビオ・ロイアは「私たち皆が、社会の番人でなければなりません」と変革へのアドバイスを伝えます。そしてクルスム・シャダブ・ワハブは、女性に対する暴力を撲滅することは私たちの義務であるだけでなく、「私たちの未来でもあるのです」とまとめました。
2015年のポメラートCEO就任以来、女性のための活動に力を尽くし、「Pomellato, caring for women since 1967」というキーワードを打ち出したサビーナ・ベッリも、影響力を持つ発言者として動画に登場し、「Pomellato For Women」の2024年のテーマについて次のように説明しています。「年齢に関係なく女性に対する暴力は人権侵害であり、犯罪です。私たちは日々、この容認しがたい暴力の事例を耳にしており、問いを発せずにはいられません。なぜ、このような問題が普遍的に存在するのでしょうか?この問題は文化、宗教、社会的地位を問わず、また歴史の中のあらゆる時代で起きています。そして女性が男性よりも心理的、経済的、性暴力の被害者になることが非常に多いのです。この『なぜ』という問いに、早急に答えを出す必要があります。そうすれば、この問題の根本を見つけ出し、覆すことができるからです。この問題は私たちすべてに影響を与えています。沈黙を破り、女性を信じ、社会に変化をもたらすために、私たち全員が『社会の番人』として果たすべき役割があるのです」
今年もポメラートは、ミラノにある家庭内暴力センターのCADMIや、暴力の被害を受けた女性のための避難所など、さまざまな団体への支援を通じて家庭内暴力の撲滅に取り組みます。また、ポメラートは、ケリング・ファウンデーションのパートナーでロサンゼルスに拠点を置くFreeFromを支援しています。同団体は家庭内暴力の被害者を対象に、長期にわたる経済的な安定を確保するための基盤を提供しています。
さらに、ポメラートは「Pomellato For Women」に賛同した協力者の活動と連携します。クルスム・シャダブ・ワハブのHothur Foundationにも寄付を行い、教育、インフラ、医療、カウンセリングといった取り組みを通じて障がいのある人々や恵まれない人々を支援します。