【大阪文化服装学院×イタリア・ポリモーダ校】着物の魅力を再発見!「KIMONO✖MODE」をテーマに新しいアップサイクル・クリエイションに挑む!

2月10日(土)の卒業作品発表会でコレクションを披露。世界的ファッションデザイナー、現 ポリモーダ校 ディレクター Massimiliano Giornetti氏が来日

学校法人 ミクニ学園のプレスリリース

デザイナーおよびファッション人材を育成する大阪文化服装学院(以降OIF、学校法人ミクニ学園 理事長:豊田晃敏 所在地:大阪市淀川区三国本町)の最高峰学科であるスーパーデザイナー学科は、イタリアの名門ファッションスクール ポリモーダ校とともに、廃棄される着物をアップサイクルして新たなクリエイションを生み出すプロジェクト「KIMONO UPCYCLING PROJECT(着物アップサイクルプロジェクト)」を実施しています。2月10日(土) グランフロント大阪 コングレコンベンションセンターにて開催される OIF 卒業作品発表会(以降 卒展)では、両校による優秀10作品を披露します。

卒展の特別ゲストとして、ポリモーダ校のディレクターであり、元フェラガモのクリエイティブディレクターであるMassimiliano Giornetti氏を招へい。日本・イタリア両国の学生が生み出した斬新かつグローバルなクリエイションをご覧に入れます。

※なお、本作品の一部は 2月15日(木)~18日(日) 新宿住友ビル 三角広場で開催される 展示会「NEW ENERGY」でも展示予定。

■本プロジェクト実施の目的

今回のOIFとポリモーダ校との国際的なコラボレーションは、2018年にフィレンツェで開催された老舗ファッションブランド「HERNO」との共同企画(https://www.osaka-bunka.com/news/892/ )、2021~22年に実施した児島デニムプロジェクト(https://www.youtube.com/watch?v=W6qwwAJbV0A)に続く第3弾となります。

今回は、日本の伝統的な衣服「着物」に着目。テキスタイルに込められた織り、染色、刺繍は芸術そのもので、まさに職人技の結晶とも言えるものです。

しかし、近年、アパレル業界で「廃棄衣料の問題」がクローズアップされているのと同様に、着物も「大量廃棄」の憂き目にあっています。

そこでOIFでは、「KIMONO ✖ MODE」をテーマに、着物の魅力を再発見しアップサイクル、新たなクリエイションを生み出す「KIMONO UPCYCLING PROJECT」を始動しました。

第一回目となる今回は、OIF スーパーデザイナー学科 3年生とポリモーダ校の学生計10名が1人一体の作品を制作。伝統的な素材と革新的なアイデアが融合した着物アップサイクル作品を披露します。

■スケジュール

2023年10月 特別講義

両校の学生が着物についての特別講義を受講。ポリモーダ校からはオンラインで約200名の学生が聴講。講師は橋村彰太氏(有限会社橋村幸商店 代表取締役)。着物の歴史、用途、素材、製法、裁断、染替えや仕立替え、現在の着物業界の問題点や展望などについて解説。

10月~11月 デザイン考案

OIFとポリモーダ校の学生がそれぞれ着物を使ったデザイン企画を考案。ポリモーダ校からは約60名の学生が応募。提出されたポートフォリオをもとに一次審査が行われ5作品を選出。OIFからも5名の優秀作品が選ばれました。

11月~12月 作品制作

最終審査に残ったポリモーダ校 5名の学生が、日本から配送された着物を使用し作品を実制作。OIFの学生も制作に着手。

2024年1月  グランプリ決定

ポリモーダ校のAmina Vannelingさんの作品をグランプリに選出。AminaさんをOIFの卒展に招待。来日することが決定しました。

*OIFの作品は審査対象外

2月10日 OIF卒展 ファッションショー

Aminaさんの作品を含むポリモーダ校 5名の作品、OIFによる5体 計10作品をOIFの卒展で発表。ポリモーダ校 ディレクター Massimiliano Giornetti氏も参加予定。

2月15日~18日 展示会 NEW ENERGY

東京 新宿住友ビル 三角広場で開催される展示会「NEW ENERGY」でも優秀作品を展示予定。

■入選作品 及び デザイン画紹介(抜粋)

【ポリモーダ校】

AMINA VANNELING(グランプリ作品)

[選出ポイント]

着物の構造を活かしながら、シャープでありながらミニマルなデザインに落とし込む素晴らしさ。計算された家具からのインスピレーションは服として構築する上で難しい作業ですがしっかりとデザインに落とし込まれています。実験のプロセスも素晴らしい。

【大阪文化服装学院 スーパーデザイナー学科】

AYUMU YAMAMURA

KIYOKA HASE

MAYU ADACHI

■協力企業(着物の提供)

エムトレード株式会社 https://www.mtradeltd.com/

株式会社 京繊 https://www.saganokan.com/about/company/

■OIF卒業作品発表会について

OIFの各学科最終学年の学生が、2~4年間の学びの集大成として卒業作品を披露する学院最大のイベント。学生たちの想いがつまったクリエイティブなファッションショー&オリジナルショップを実施します。

日時:2024年2月10日(土) 

場所:グランフロント大阪 北館B2階 コングレコンベンションセンター

内容:

・スーパーデザイナー学科4年 卒業作品 ブランドコレクション

・ファッションクリエイター学科3年 卒業作品 ブランドコレクション

・イタリア・ポリモーダ校 × 大阪文化服装学院 コラボ企画 「KIMONO UPCYCLING PROJECT」

・スタイリスト学科2年 スタイリングショー

・ファッションビジネス学科2年 オリジナルショップ

・ブランドマネージメント学科3年 長期運営ショップ・オリジナルブランド企画 展示

■イタリア・ポリモーダ校とは

イタリアのフィレンツェにある世界的なファッション教育機関。現学長はサルヴァトーレ フェラガモの会長 フェルッチオ・フェラガモ氏、同ブランド 元クリエイティブ・ディレクター マッシミリアーノ・ジョルネッティ氏がディレクターを務める。OIFとは、1998年以来25年以上の交流があり、交換留学制度や研修、コラボレーション、学位(MA、BA)取得可能な留学制度など様々な取り組みを行う提携関係にある。

■「スーパーデザイナー学科」とは

世界に通じるトップデザイナーを養成する4年制の特別学科。3年次からは自身のブランドを持ち、2年間活動するオンリーワンの教育プログラムを実施。在学中より、セレクトショップでの取り扱いやタレント・アーティストへの衣装リースなど、積極的にブランド活動を行っています。3年次には、イタリア・ポリモーダ校へ短期留学するなど、ヨーロッパのデザイン教育メソッドをベースとしており、作品1点ではなく、つねにコレクションで世界観を表現します。国内外でのコンテストでの実績も高く、業界から高い評価を受けています。

■大阪文化服装学院(OIF)

「たった1つの個性を磨く、ファッションで。」

創立77年の歴史を持つ、西日本最大級のファッション専門学校。「ファッションで社会に貢献する」という経営方針のもと、近年は海外のファッションスクールとの連携を高め、国際的に活躍できる人材の育成に注力。また、世界的にDXへのニーズが高まるなか、デジタルコンテンツへの投資も積極的に行い、「国際感覚」と「デジタルスキル」を融合し、新たな価値を生み出す創造力を養成している。「日本で最も高い成果をあげ、アジアを牽引する発信力を持ち、世界から信頼されるファッション教育機関であり続ける」ことをビジョンに掲げている。

学校法人ミクニ学園 大阪文化服装学院

所在地:大阪市淀川区三国本町3丁目35-8

理事長:豊田 晃敏

TEL:06-6392-4371 / FAX:06-6391-5600

■この件での取材・お問合せは以下まで    

大阪文化服装学院

経営企画本部:加藤 圭太、IR・広報課:齋藤 佳孝

TEL:06-6392-4371 / FAX:06-6391-5600

e-mail:  ir_oif@osaka-bunka.com

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