豊かでふくよかな美しい自然のカラーを纏う「カモシカ」をテーマに石徹白洋品店が東京で展示会を開催。

石徹白洋品店株式会社のプレスリリース

石徹白洋品店(岐阜県・郡上市)は、かつて石徹白の地で農作業用としてつかわれていた足捌きの良いシルエットの用の美、そしてほとんど布に無駄のない直線裁断の造形美に感銘を受け、現代のライフスタイルに合うかたちにリデザインし『たつけ』を販売しています。

2023年秋冬のコレクションのテーマは私たちが石徹白で出会った「カモシカ」豊かでふくよかな美しい自然のカラーを纏うカモシカからヒントを得て作り上げました。雪深い石徹白から、寒い冬でも豊かに愉しく暮らしを営むための冬の服をご提案します。

私たちは日々、土に触れながら、藍に触れながら、森を感じながら暮らしています。自然の恵みの中で動物も人も生かされている。そこに気づけるきっかけになるようなものづくりをこれからも行ってまいります。

  • 石徹白洋品店2023年秋冬のコレクション例

◇染めないウールの服

雪国に住む私たちが考え尽くして作ったウールの服。開発の背景には、深い雪の中でもあたたかく過ごすために石徹白の人があれこれと工夫してきた”精神性”を受け継ぎたいという思いがあります。ブラックメリノという自然の原毛を生かしたカラー展開で、普段染めを行っている私たちがあえて”染めない”選択をしたのは、羊毛そのものが持つナチュラルな色合いに感動を覚えたからです。

◇一着で決まる軽いコート

ウール100%で仕立てた軽いコートに、上品な水牛のボタンを合わせました。他に無い直線裁断のコートは、石徹白洋品店ならではのデザインです。生地を無駄にしない形だからこそ生まれた特徴的なディティールと佇まい。ボタンを閉じて一枚でサラリと。軽いので中にたっぷり着込んでも。さまざまな着こなしができる万能なシャツコートです。

◇コレクションページ

コレクションの詳細は以下サイトにてご覧ください。

https://itoshiro.org/pages/2023aw-look-book

  • 2023秋冬コレクション展示会ご案内

2023年秋冬のコレクションの全貌をご覧いただける展示会です。

【会期】11月23日(木・祝)〜12月3日(日)10:00-18:00

※28日(火)・29日(水)はお休み

【会場】haco – art brewing gallery 東京都台東区谷中6丁目1-27

その他の展示販売についてはサイトをご覧ください。

https://itoshiro.org/pages/schedule?fbclid=IwAR0QMCoGVJ5STC0_ygVT145BHlGfW03Oo8cP1AYZt-m4GUR0Mc4MMIECz3A

  • 林千晶氏&平野馨生里お話会

毎年恒例となりつつある展示会の会期に併せて企画しているお話し会。今回はゲストに林千晶さんをお迎えします。ロフトワークを退任後、いわゆる”辺境”と言われる東北・北陸の地、秋田と富山をフィールドに活動を行っている林千晶さん。”限界集落”と呼ばれて久しい小さな山間地域”石徹白”で「聞き書き」をベースに地域の伝統の服を復刻している平野馨生里。二人が拠点として活動する「地方・地域」はこれからどうなっていくのか。また、「地方と都市の関係性」は?

千晶さんの”考え”、その”考え”の背景にあるもの、そして進んで行きたい未来、その先に描くご自身の”なりたい・ありたい姿”をお聞きします。それとともに、平野が石徹白でこれから新たに挑戦していこうとしていることの解像度を上げ、お伝えしたいと考えています。

林千晶氏&平野馨生里お話会「地域の未来は?私の未来は?」

【日時】11月23日(木・祝)

18:30-20:30(18:00受付)

【会場】千駄木klass https://hagiso.com/klass/

【定員】20名(完全予約制)

【参加費】2,000円

【お申し込みURL】https://itoshiro.org/products/20231123_talk

■石徹白洋品店について

石徹白洋品店は、岐阜県の奥美濃の小さな集落・石徹白地区にて縄文時代から継承されてきた伝統の野良着(たつけ)を復刻し、現代のライフスタイルにあったデザインで服を制作。また、地域の植物を採取、草木染や藍染を行い、自然素材を生かした服づくりに取り組んでいる。モノづくりを通じて進めてきた地域活性化の取り組みが評価され、共同通信社らが主催する第12回地域再生大賞の準大賞を受賞。

ブランドサイト:https://itoshiro.org/

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