株式会社ユナイテッドアローズのプレスリリース
「エイチ ビューティー&ユース」(以下、H)は、「City Man and Woman」をコンセプトに、都会的なハイエンドカジュアルを軸に幅広いアイテムを展開し、洗練されたデザイン空間でリラックスしながら、ファッションに没頭いただけるサロンのようなコンセプトストアです。これまでも時流にあわせて、インテリアや植栽、アート、Hマルシェなどポップアップの開催を通じて、アパレル以外の領域にファッション性を見出し、新しい体験や出会いの場を創出してきました。
このたび、Hの店舗オープン当初より店内アートのディレクションを手掛ける、馬喰町のギャラリー「PARCEL」ディレクターの佐藤拓氏、監修によるギャラリー「AMATEUR」をH店舗内(B1F)にオープンします。個展開催(年5回予定)を通じて、表現方法に限定されることなく、双方の視点でキュレーションされた作家の作品展示・販売を行います。新たなアートの発信拠点、「AMATEUR」と、ギャラリーの併設により新しく生まれ変わる「H」にどうぞご期待ください。
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ギャラリー「AMATEUR」
「AMATEUR」には、『誰もが最初はアマチュアである。その愛好者であるが故のインディペンデントな視野、空気を読まず不鮮明な世界にも突き進む姿勢と態度。アマチュアだからこそ臆することなく常に新しいことに挑むことができる。』という想いを込めました。
住所:東京都港区南青山 3-14-17、H BEAUTY&YOUTH B1F
TEL:03-6438-5230
公式 Instagram:@h_beautyandyouth
【11/11(土)~1/18(木)開催展覧会】
AMATEURの1回目の展示として、絵画の加茂昂、彫刻家の丸山太郎、写真家のSystem of Cultureの3名による展覧会を開催します。3組の作家に共通するのは、それぞれが「日常」というものに向き合い、それを再解釈、再構築の上、作品として発表している点です。
日常を改めて考え直すヒントを得られる展示になっています。ぜひご覧ください。
加茂昂氏は3.11以降の現状、特に福島での状況を多くのフィールドワークを通して、作品を制作。今回、AMATEURで展示する作品も山に挑む登山家、人間が酸素ボンベなしで挑める限界点をメタファーとして、震災後の日本を描いている2010年代末の作品になります。
彫刻家の丸山太郎氏は木材、羽、ソフビなどのフィギュア、鉄柱など様々な素材を組み合わせた作品を制作。使用する素材の多様性同様、制作のモチベーションとなっているのは、雑多な日常から触れる様々な視覚的、感情的、感覚的な情報であり、それらを組み替え、再構築することによって全く違う像を作り上げています。
今回展示する作品の中でSystem of Cultureの「Still Life」シリーズは、古典的な絵画論や映画論を下地に、静物画というフォーマットを現代にアップデートした作品となります。一見すると日常のスナップ写真に見える景色も全てが計算され、日の光に見えるものですらストロボ等を駆使して人工的に作り上げた景色です。現代社会における日常を構成する要素を分析し、再構築したシリーズです。
加茂 昂 | Akira Kamo
1982年東京生まれ。
2010年、東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻修了。
3.11後、「絵画」と「生き延びる」ことを同義に捉え、心象と事象を織り交ぜながら「私」と「社会」が相対的に立ち現われるような絵画作品を制作。
11/10〜12/までPARCELで個展「化石としての風/復興としての土/祈りとしての風土」を開催。
丸山 太郎 | Taro Maruyama
1991年神奈川県生まれ。
2021年、東京芸術大学大学院博士後期課程彫刻専攻修了。
主な個展に「リバーシブルサスペンス/ずっといい感じの思い出」TAKU SOMETANI GALLERY(2021、東京)。主なグループ展に「TAION」青山スパイラル(2021、東京)、「石井佑果・丸山太郎 ENCOUNTER」三越コンテンポラリーギャラリー(2022、東京)、「Under Current」Powerlong Museum (2022、上海) などがある。
https://www.maruyamatarou.com/
Instagram: @maruyamatarou
System of Culture
武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科卒。
日常の気づきを元に、絵画や映画等をインスピレーションに構築される “作られた” 写真である。現代社会を客観的に見つめ、シニカルに淡々と意味深な瞬間を作り出し、日常において私達にささやかな視点の転換を投げかけている。2021年「JAPAN PHOTO AWARD 2021」 Patricia Karallis賞受賞。主な展覧会に「Exhibit 4」CALM & PUNK GALLERY (2022、東京)、「VOCA展2022」上野の森美術館 (2022年、東京) )などがある。
Instagram: @systemofculture
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「PARCEL」について
PARCELは、2019年 6月、東京 日本橋馬喰町のDDD HOTELの一角に開廊。元は立体駐車場だった特徴的な空間にて、現代美術を軸にカルチャーを横断するプログラムを形成。国内外の幅広い作家を紹介しています。2022年2月には、PARCELの裏側に位置する「まるかビル」2Fに2つ目の拠点、parcelが開廊。PARCEL/parcelは両スペースを通して、時代に対して多角的なメッセージを発信しながら、コマーシャルギャラリーとプロジェクトスペースの特性を併せ持った存在とプログラム構成を目指しています。
「日頃の様々な仕事が進行する中で、忘れかけていたアート愛好者、アマチュアとしてのスタンスとアティチュードに立ち返るきっかけとなることを楽しみにしています。」- 佐藤 拓
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H BEAUTY&YOUTHについて東京のハイエンドなスポーツ・カジュアルスタイルを魅せる、「ビューティー&ユース ユナイテッドアローズ」のピークに位置するコンセプトストア。
「東京大人のクールな服」をテーマに“City Man and Woman”のコンセプトのもと、都会的なハイエンドカジュアルをジェンダーレス、ボーダーレスに魅せながら提案します。当社最大規模の約1,300㎡の3層フロアを、ウィメンズ・メンズ・リゾート・リラックスウエアなどのシーン別で構成。Hオリジナルのウエアや国内でもレアなブランドの品ぞろえに加え、厳選された古着コレクションやヴィンテージウォッチ、アイウエア、アクセサリーなど、幅広いカテゴリーの商品を展開。洗練されたデザイン空間でリラックスしながらファッションに没頭していただけるサロンのようなコンセプトストアです。
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株式会社ユナイテッドアローズについて
1989年創業。独自のセンスで国内外から調達したデザイナーズブランドとオリジナル企画の紳士服・婦人服および雑貨等の商品をミックスし販売するセレクトショップを運営しています。「ユナイテッドアローズ」「ビューティー&ユース ユナイテッドアローズ」「ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング」等のブランドやレーベルを展開。