ハイキングは、自然の中で楽しく過ごせるアクティビティです。しかし、安全に楽しむためには、十分な装備が必要です。経験豊富なハイカーでも初心者でも、適切な装備や必需品を携帯することは大切です。
この記事では、ハイキングに必ず持っていきたい10のアイテムを紹介します。安全対策、緊急時用装備、快適グッズなど、より充実したアウトドア体験を約束してくれる必携アイテムを、次回のハイキングの準備の参考にしてください。
自然を楽しむ旅:これだけは持っていこう
適切な装備がないと旅は十分に楽しめません。必要なものは事前にしっかり準備することが大切です。必需品を忘れないように、持ち物リストをチェックしましょう。
地図とコンパス
ハイキング中は、スマートフォンの地図アプリや登山アプリが便利ですが、充電切れや通信障害、故障など予期せぬトラブルが起こることもあります。そんな時、紙の地図とコンパスがあれば安心です。テクノロジーに頼りすぎず、アナログのバックアップとして、地図とコンパスを必ず持っていきましょう。
適切な服装
自然の中で活動する際の服装は、慎重に選びましょう。天候が急に変わっても、着脱で体温調節できる重ね着(レイヤリング)は必要不可欠です。
1. ベースレイヤー:肌に直接触れる部分には、吸湿・速乾性に優れた衣類を着ましょう。高機能インナーは、汗を吸収してもすぐに乾くので、汗冷えや体温低下を防ぎます。
2. ミドルレイヤー:体温を逃がさないようにするために、保温用の衣類をはさみます。フリースやサーマルセーターは保温性が高く、寒い状況でも暖かさをキープします。
3. 防寒ベスト/ジャケット:気温が特に低い場合は、体の中心部分を暖かく保つために、防寒ベストまたは防寒ジャケットが欠かせません。
4.防水・防風ジャケット: 雨や風から身体を守り体温の低下を防ぐためには、防水・防風性のあるジャケットを必ず持っていきましょう。
5. 防水・防風パンツ: 特に水辺を移動するときや、悪天候が予想される場合は、必ず防水・防風性のあるパンツを着用してください。
適切な靴
快適で安全な野外活動には、適切な靴選びは基本中の基本。不規則な地面を歩くことの多いハイキングでは、足をしっかりとサポートし、疲れにくくて頑丈なハイキングシューズを選びましょう。
帽子
ハイキングの際には、日よけ帽子を持参しましょう。日焼けや熱中症の予防に役立ち、安全で快適なアウトドア体験を楽しむことができます。
サングラスと日焼け止め
紫外線対策もアウトドア活動では不可欠です。山では標高が高くなるほど紫外線も強くなるので、日焼け止めはより重要になります。また、目の健康維持のために、サングラスもお忘れなく。高品質の日焼け止めとUVカットのサングラスで、皮膚と目を有害な紫外線から守りましょう。
水と簡易浄水器
運動中の水分補給の重要性は言うまでもありません。ハイキングでも、こまめに水を飲んで体調を整えることが大切です。しかし、長時間の活動中には、持っていった水が足りなってしまうことも。万が一のために、簡易浄水器を用意しておくと安心です。
マルチツール
折りたたみナイフ、ライター、懐中電灯などは緊急時に役立ちます。
救急セット
軽いケガや急な体調不良の際に応急処置ができるように、常備薬なども含めた救急セットを用意しましょう。
ハイキング用バックパック
ハイキング用バックパックは、食料や水、ナビゲーションツール、救急セットなど、必要な装備をすべてまとめて運ぶのに便利です。収納力と機能性に優れているので、安全・快適にハイキングを楽しむことができます。
アウトドアウォッチ
アウトドアウォッチは、アウトドア愛好家や冒険者にとって大切な相棒です。時刻を知らせるだけでなく、非日常的な環境で役立つさまざまな便利な機能を備えたアイテムです。
高度計は登山者にとって欠かせません。山の昇り降りでの高度変化を正確に把握することで、高山病の予防対策を適切に行えます。
また、気圧計も重要な計器です。気圧の変化を把握することで、天候の変化を予測する手助けになります。気圧の急激な低下は嵐の兆しであり、ハイカーはそれに備えることができます。次のアウトドアウォッチの選び方については、こちらをご覧ください。