【有限会社ソラ】異業種のコラボレーションにより誕生した微細加工による、宮城県の県花「ミヤギノハギ」の指輪

1年前

SORAのプレスリリース

オーダーメイドブライダルジュエリー専門店SORA（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：丸山聰）は、精密機械加工・特注部品加工の専門家であるプラスエンジニアリング株式会社と共に、Micro加工技術コンテスト“Expert Bisai Creators 2023”にエントリーしました。また、出展作品の情報は、コンテストの公式ホームページにて公開され、一般投票による審査が始まりましたのでお知らせいたします。

詳細URL： https://www.sora-w.com/contents/pr/expertbisaicreators2023/

　Micro加工技術コンテスト“Expert Bisai Creators 2023”は、一般社団法人微細加工工業会が主催し、日本が世界的に持つ微細加工技術の強みをわかりやすく発信することを目的としています。

この度、プラスエンジニアリング株式会社の強みである精密機械加工技術と、有限会社ソラ(SORA)が得意とするレアメタルの発色加工技術を融合させることにより、新しい宝飾品の表現に挑戦しました。作品に使用しているレアメタルのジルコニウムは、兼ねてよりSORAが指輪の素材として使用している金属ですが、素材の硬度や溶解温度の高さから、加工の難易度が高く、人の手による加工が不可欠な素材でした。そのため、緻密なデザインを表現するには加工技術の限界がありました。この度、このコンテストにエントリーすることで、異なる業種との連携により、宝飾品のレアメタル加工技術に新たな可能性を見出しました。今後もSORAは、この可能性を活かし加工技術の幅を広げ、お客様一人一人の個性の表現の実現を目指していきます。

※微細加工とは？

コンテスト主催者の微細加工工業会によると「0.001mm～1ｍｍ」の領域で、マシニングセンタやワイヤー放電加工機といった工作機械を使用した非常に細かい加工を行うことの総称です。

精度が求められる医療機器や航空機産業、半導体製造装置や精密計測機器のパーツ類等に使用されます。

エントリー作品について

タイトル：「萩織-しゅり-」

素材　　：ジルコニウム

▼デザインストーリー

「縁の下の力持ちの、縁の下の力持ちが土壌となって、あらゆる芽から花を咲かせていく。宮城の地から世界中の花が咲き誇り、美しく彩りをもたらす。創立50年という節目に向けた決意と想いを、ミヤギノハギのデザインに込めて。」

プラスエンジニアリング(株)の生産拠点である宮城県の県花「ミヤギノハギ」がモチーフの指輪です。「ミヤギノハギ」の花言葉は「柔軟な精神」です。この花言葉に、時代の波にもまれず常に技術向上に挑む姿勢や、柔軟な対応力、といった会社が目指していきたいVisionを表現しています。より花本来の姿に近づけるために、ジルコニウムの薄板(厚み0.38mm)から切り出した「ミヤギノハギ」のモチーフを2枚重ねて指輪に組み合わせることにより、花の立体感も表現しました。さらに「ミヤギノハギ」の絶妙なグラデーション具合を表現するため、人の手加工による磨き仕上げを実施した後に、SORAが得意とするジルコニウムの発色加工を施しています。

コンテスト詳細情報：https://bisai-monozukuri.com/lp/expert-bisai-creators/2023.html　　

一般投票が開始されています。結果発表は11月10日の予定です。