合同会社Liberatoのプレスリリース
日本の伝統素材を使ったファッションアイテムを展開する合同会社Liberato(リベラート)は、九州産の畳端材と姫路で鞣した上質な本革を使用した、ブランド初の革小物シリーズ「畳ウォレット」、「畳ポーチ」、「畳ショルダーバッグ」の3点を本日より新発売します。
あわせて、2023年6月14日(水)~6月20日(火)の1週間、横浜高島屋にてポップアップイベントを開催します。思わず人に見せたくなる個性のあるデザインは、父の日など大切な人へのギフトにも最適です。
当社は、“もとは捨てられていた九州産の畳端材”と“姫路産の高品質レザー”の異素材のコントラストをアイテムに用いており、これまで、インソールに畳を使った「畳ローファースリッパ」、「畳サンダルスリッパ」のシューズアイテムを展開しています。
今回の「畳ウォレット」、「畳ポーチ」、「畳ショルダーバッグ」の革小物シリーズは、ブランド第三弾のアイテムです。
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アイテム詳細
■ 畳ウォレット (縦8.5㎝×横10.5㎝×高さ3.5㎝)
・ 手のひらに収まるちょうどいいサイズ感。コインケースのフラップから見える畳がポイントです。ブランドマークである「L」を表現したカッティングもアクセントに。
・ 最大で約12枚のカード収納が可能。フロントにあるコインケースは大容量で視認性が高く、フラップボタンで小銭をすぐ取り出せます。
・ 革の断面は職人が手間暇をかけて丁寧にコバ仕上げを施しているため、 革のほつれや黒ずみを軽減し、美しさと耐久性を備えます。
▷ 販売価格:28,600円(税込)
■ 畳ポーチ (縦8.5㎝×横14.5㎝×マチ3.5㎝)
・ ブランドの世界観を存分に発揮したエッジの効いたデザイン。畳の周りをレザーで縁取り、畳縁(へり)を表現。粋を感じるデザインで眺めていたくなるアイテムです。
・ コンパクトなのに大容量!3.5cmのマチで見た目以上の収納力があります。リップなどメイク直しに必要なアイテムを持ち歩くのにちょうどよく、コンパクトカメラや電子タバコ等の持ち歩きにも活躍。
▷ 販売価格:9,900円(税込)
■ 畳ショルダーバッグ
(縦18㎝×横25㎝×マチ6.5㎝ / ストラップ78~145㎝ ※調節・取外し可)
・ 艶やかなレザーと畳をパズルのように組み合わせた唯一無二なデザイン。畳の斬新さながらコーディネートに合わせやすく、個性を表現できます。
・ アジャスター付きのショルダーストラップ付。ストラップを外すと、クラッチバッグとしても使える2Way仕様。
・ 表面のオープンポケットと中にはジップポケットが付いています。500mlのペットボトルも入り、お出かけに十分な容量です。
▷ 販売価格:29,700円(税込)
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3つのポイント
1. 和の美しさとエッジを効かせたオリジナリティ
畳とレザーには、自然素材であることや、その手触りの良さ、経年変化を楽しめるといった共通点があります。一見意外に思える組み合わせですが、伝統とモダンを感じる絶妙なコントラストによって唯一無二の商品に仕上がっています。
デザインには、カッティングやスラッシュラインを用いてエッジを効かせ、洗練された印象。
つい眺めていたくなり、触って心がほぐれる。そんな他にはないオリジナリティのあるアイテムとなっています。
2. アップサイクルした九州畳と姫路産の牛本革を使用した、自然素材のこだわり
・ 九州産い草の畳端材をアップサイクル
爽やかな畳・い草の香りや鮮やかな新緑色は、古くから日本人の日常に寄り添い、和みの時をもたらしてくれる存在でした。そんな畳をファッションの一部に取り入れることで、日本の伝統美に改めて目を向けるきっかけを作りたいと考えています。
アイテムには、畳を作るときに余って捨てられていた端材を”アップサイクル”して使用しています。廃棄物に新しい価値を与え、生まれ変わらせることでサステナブルな製品作りを目指しています。
い草には木の爽やかな芳香成分が含まれます。お出かけ先でも古来から日本で親しまれる自然素材の手触りや香りを楽しんでください。
・ 日本が誇る革産地・姫路で鞣した高品質な牛本革
自然素材であるレザーは、成牛(ステア)の皮を使用しています。食用となった家畜動物の命を無駄にすることなく、その皮を副産物として最後まで有効活用しています。
特徴として、穏やかな気性から皮に傷が付きにくく、銀面(表面)がしなやかで、しっかりコシがあって美しい仕上がりになります。
また、皮から革にする鞣しは、国内有数の産地として知られる姫路のタンナーが仕立てた国産レザーの中でも品質の高いものを厳選しています。滑らかな手触りと自然な光沢感は、畳と組み合わせることで一層美しさが引き立ちます。
3. 国内の職人によって1点1点を丁寧に仕立てた日本製クオリティー
Liberatoは日本生まれのブランドとして、国内に留まらず海外へ、伝統的で新しい「畳×レザー」の魅力を伝えていきます。そのために、“日本の素材を使って、日本で作ること” それが最もシンプルに素材の良さを引き出し、輸送等による環境負荷が少なく、最適なモノづくりだと考えています。
また、日本の畳文化に慣れ親しんだ国内の職人が1点1点を丁寧に仕立てた、クラフト感溢れるアイテムとなっています。
<横浜高島屋でポップアップイベントを開催> 6月14日(水)~6月20日(火)の1週間、横浜高島屋3階婦人靴売場にて、Liberatoのポップアップイベントを開催します。 シューズシリーズ「畳ローファースリッパ」、「畳サンダルスリッパ」、「畳インソール」、 革小物シリーズ「畳ウォレット」、「畳ポーチ」、「畳ショルダーバッグ」の全アイテムを 実際に手に取ることのできる初めての機会となります。 シューズは、23cm~28cm相当のサイズを用意しており、ユニセックスに対応します。
シューズアイテムの詳細は以下プレスリリースを参照ください。 ・畳ローファースリッパ:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000091533.html ・畳サンダルスリッパ:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000091533.html |
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【畳市場 背景】
洋室の普及により畳のある住居は減少し、需要が縮小しています。また、安価な海外産のい草の輸入が増加し、現在国内で販売されている畳のおよそ8割が中国からの輸入品となっています。い草は、全国生産量の90%以上が熊本県内で生産されています。しかし、2002年には1,340戸あった生産農家は、2020年には363戸に減少。(※) 国内におけるい草・畳文化の維持・継承は、危機的な状況と言えます。
(※) いぐさ(畳表)をめぐる事情 令和3年7月 農林水産省
国産と海外産のい草・畳には、品質の違いがあります。大きな違いは、い草内部の密度です。国産い草の断面は繊維が詰まっており、表皮も厚く丈夫です。そのため耐久性に優れており、弾力がありしっかりとした踏み心地があります。
香りにも違いがあり、国産の畳にはい草本来の干し草の香りが感じられます。見た目も色ムラがなく、長く使っていただいてもツヤが損なわれない美しい畳です。
当社は、毎日身に着けるファッションアイテムに形を変えて、畳の心地よさを再発見してもらい、日本の畳・い草文化を守っていくための力になりたいと考えています。
ブランドコンセプトは、”日常を和み、彩り、感性を揺らす”。自然と共存しながら、自分自身が価値を感じるモノ・コトを選択していくライフスタイルを提唱しています。