株式会社やまとのプレスリリース
龍郷町町長・竹田泰典氏と弊社社長・矢嶋孝行 提供:南海日日新聞
きもの専門店である株式会社やまとが行政と連携した取り組みを行うのは、2022年5月19日(木)に東京都渋谷区と締結した「シブヤ・ソーシャル・アクション・パートナー協定」(S-SAP協定)以来2度目となります。
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本場大島紬とは
本場大島紬は、約1300年前に奄美大島で誕生した、世界的にも類を見ない独自性のある絹織物です。泥染めによるや草木染めを施したものなどバリエーションは豊富なだけでなく、非常に精緻な絣、泥染めによる独特な色合いと艶、そして軽くてシワになりにくく、しなやかな着心地が特徴です。製造工程は大きく分けて30~40工程を分業にて各職人が担当しており、1つ1つの工程が非常に複雑かつ繊細で、熟練した高度な技術を要します。
糊張り
締機
泥染め
大島紬について詳しく掲載されているサイトはこちら
・さんち大辞典( https://store.kimono-yamato.com/Page/sanchi_oshimatsumugi.aspx )
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T-SAP協定とは
T-SAP協定とは、官民(龍郷町、株式会社やまと)が一体となり、その地域の社会問題を解決していくための協定です。
主な活動内容として、①本場大島紬の振興および魅力の発信、②龍郷町の歴史と文化およびその他の魅力発信、③多様性社会(ダイバーシティ)の実現 に準ずる取り組みを龍郷町と協働で行っていきます。
龍郷町町長・竹田泰典氏と弊社社長・矢嶋孝行 提供:南海日日新聞
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締結の背景
大正6年創業の株式会社やまとでは、これまで多くの本場大島紬を商品としてお客様に届けてまいりました。少なくとも展開するブランド全体で、約10万反以上を販売。商品を通じてその魅力を発信してきました。さんちでは、近年作り手の高齢化と後継者不足という社会問題が深刻化しており、後世にその技術を継承していくことが重要であると考え、2018年には行政と連携して「本場大島紬技術専門学校」を設置。今もなお運営の支援をしています。
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やまとの取り組み
■さんち研修
株式会社やまとでは現在17のさんちと連携してものづくりをしています。きものとさんちの魅力をお届けするため、社員による「さんち研修」を実施。統計開始の2021年以降、奄美大島、新潟、有松、博多など、8つのさんちで計52回、のべ1124名の社員が参加しました。(2023年4月時点)
龍郷町長との集合写真
さんち研修について( https://www.kimono-yamato.co.jp/articles/ymt_sanchikensyu/ )
■S-SAP協定(渋谷区とのパートナーシップ協定)
2022年5月19日(木)に、渋谷区と「シブヤ・ソーシャル・アクション・パートナー協定」(S-SAP協定)を締結しました。渋谷区との主な取り組みとしては、2021年10月に開催した、障がいを有する方新成人に向けた「ハタチの記念撮影会」や、渋谷区発のソーシャルアクション「シブヤフォント」のデザインを用いたオリジナル手ぬぐいの開発・販売などが挙げられます。
S-SAP協定について( https://www.kimono-yamato.co.jp/articles/ymt_ssap_interview/ )
■<株式会社やまと>
1917年に創業。本年で107年目を迎えるきもの専門店。「共創 −お客様、さんち、社会と共に−」という理念を掲げ「きものでエキサイティングな世の中をつくる」というビジョンのもと、「きものやまと」、「KIMONO by NADESHIKO」、「DOUBLE MAISON」、「Y. & SONS」、「THE YARD」の5ブランドと「YAMATO Tsunagari Project」を展開しています。伝統的なきものはもちろんのこと、アウトドアブランドの「snow peak」や海外デザイナー「T-MICHAEL」とのコラボレーションなど新しいものづくりにも挑戦し、世界一面白い会社を目指しています。
@yamato_kimonodreammakers ( https://www.instagram.com/yamato_kimonodreammakers/ )
■使用画像のダウンロードはこちら
https://www.dropbox.com/scl/fo/98y316z1685gwfcvn930r/h?dl=0&rlkey=c9c4icnqiap31jy8oxlpcysic