最上の履き心地と素材、シックなデザインのオールレザー雪駄サンダルがスニーカーブランド「blueover」と雪駄ブランド「雪未踏」のコラボレーションにより発売。

株式会社BATONのプレスリリース

国産スニーカーブランド「ブルーオーバー」と、奈良県にある株式会社丸宗が展開するカスタムオーダー雪駄ブランド「雪未踏」がコラボレーションを実施。最高の履き心地の雪駄サンダルを共同開発。互いのモノヅクリに共鳴し、素材やデザインにこだわり、日本人の足型に合わせた設計で、快適な履き心地を実現。ブルーオーバーからリリース。

国産スニーカーブランド「blueover(ブルーオーバー)」は、株式会社丸宗が手掛けるカスタムオーダー雪駄ブランド「雪未踏(ゆきみとう)」と、互いの国内におけるものづくりの取り組みに共鳴し、互いのノウハウを生かした雪駄を開発。blueoverで使わている底面ゲージ、素材、ソールを使い、そこに雪未踏の技術を用いて新たな雪駄「marso(マルソー)」を発売した。

marsomarso

  • ブルーオーバーとは

2011年スタート。プロダクトデザイナーであった渡利ヒトシが、国内製造業の社会的課題において、国内の蓄積されたモノヅクリ技術の消失を防ぐため、そこに宿る精神的豊かさをつなぐため活動しているスニーカーブランド。地域のクラフトマンに敬意を表し、素材、加工、製造工程をできるかぎり国内で行っている。

突出した機能を持ったスニーカーではなく、日本人の足の形を考えた靴の形をしています。そして「立位」「歩行」といった動作に対して、快適に着用できて疲れないよう、前足部はゆったり、甲と踵はしっかりと固定する設計にしています。そして長く履けるよう「シンプルで丈夫」なデザインと素材を選んでいます。

当たり前に歩きやすく、履きやすいことを大事とし、時代を問わず履き続けられるような靴を作りつづけている。

blueover定番モデルmikeyblueover定番モデルmikey

  • 雪未踏とは

雪駄を販売しつづけて60年になる奈良県にある株式会社丸宗(まるそう)が、雪駄の伝統を継承するため生み出した雪駄ブランド。雪駄の生産は一般的に分業体制であるが、高齢化に伴う事業継承問題を考え、業界でもめずらしい社内に一貫生産できる工場を設置。少量からも生産できる体制を作り上げ、従来は不可能だったカスタムオーダー対応を作りあげた。

定番モデル定番モデル

丸宗代表 前田 真一朗氏丸宗代表 前田 真一朗氏

  • 二つの共鳴するブランド

この取り組みは、互いの靴や雪駄における国内産業の抱える課題に対し、取り組む姿勢、その理念に共感する部分が多いことからコラボレーションが実現。お互いの強みを生かした最高の履き心地の雪駄を目指した。
 

  • 履き心地の核となる鼻緒

雪駄は足の周囲を包まず、圧迫しない。そして通気も良いので足が蒸れない履物。そういった意味でも雪駄は多湿の日本に適した履物といえる。今回のコラボレーションはお互いの強みを考え、雪駄の履き心地は損なわずに、blueoverの良さを融合させることが必要であると考えた。

まずは雪駄の履き心地を見てみよう。履き心地の核となっているのが足と雪駄を固定する仕組みを指す「鼻緒(はなお)」である。足にあたる部分は筒状の外装の中に芯材、その周囲に綿が仕込まれ、長時間履き続けても痛くならない構造となっている。この鼻緒は独特の構造をしており、手作業でなければ作ることが出来ず、非常に手間がかかる作業である。しかし鼻緒職人は年々減少の一途をたどっており後継者がいない状態となっている。長年続いてきた日本の草履文化が失われつつある中で、丸宗は自社で一貫工場を作りあげることに成功している。この鼻緒の構造が今回のモデルの核となる。

  • スニーカーの底面ゲージとソール

この鼻緒を取り付ける「天」と呼ばれる部分(靴ではゲージとも言う)はblueoverで実際使用しているサンダルの底面ゲージを使用。雪駄のゲージ(天)は小判のような形をしているが、このゲージを使うことで雪駄のイメージよりもサンダルのような佇まいとなった。そして天の中には低反発ウレタンを挟み込んだ設計となり、足を入れた時、「ふわり」としたフィッティングを生み出している。(一部モデルは入っていません)

ソールはあえて傾斜板を付けずドロップレスとし、シャークソールの10mmのシートの設計を施し、サンダルライクな佇まいを目指した。
 

  • アップサイクルレザーを使用

使用しているレザーはタンナーの倉庫で眠っていた革を厳選して採用している、タンナーは日々多くの革を製造しているが、仕入れ先の検品基準や、色ブレなどの理由から購入されずに倉庫に保管されている。私たちはそうした品質基準は十分に満たしながらも消費者に行くことがなくなった革をあえて使用しることにした。そうすることで、上質な革を価格を押さえながら提供することが可能となる。今回採用した革は、牛革の中でも高級靴などに採用されているカーフ(生後6か月以内の子牛の革、表面がきめ細やかで傷が少ない)。これまでにない高級感ある雪駄となった。

革の中でも高級靴に使用される部位、カーフを使用革の中でも高級靴に使用される部位、カーフを使用

  • こだわりが詰まった2型のデザイン

モデルは異なるアッパー素材で2種類をリリース。一つは姫路にある老舗タンナーの上質な牛革を全面に採用。もう一つは雪駄として定番の素材であるジュートをフットベットに、鼻緒にダブルラッセルを使用したものをご用意。
 

きめ細かく、美しい質感のカーフレザーきめ細かく、美しい質感のカーフレザー

鼻緒は足あたりの良ラッセル生地鼻緒は足あたりの良ラッセル生地

これらのモデルはblueover直営店舗およびオンラインストアで販売。

blueoverオンラインストア https://blueover.jp/products/marso
 

  • よりこだわりたいお客様にはカスタムオーダーが可能

雪未踏のオンラインストアではより雪駄に近い仕様にカスタムできる特別受注サイトを用意。

雪未踏オンラインストア雪未踏オンラインストア

雪未踏オンラインストア  https://setta-yukimito.jp/ 

  • 製品情報

モデル名:marso

【レザーモデル 】
価格:17,600円(税込)
素材:牛革、低反発クッション
サイズ:M/L
色展開:ブラック、チョコ
製品ページ:https://blueover.jp/products/marso

ブラックブラック

チョコチョコ

【ジュートモデル】

価格:15,400(税込)
素材:ジュート
サイズ:M/L
色展開:ジュート
製品ページ:https://blueover.jp/products/marso

ジュートジュート

  • ​販売先

オンラインストア
ブルーオーバー https://blueover.jp/

実店舗
ストラクト
時間:12:00〜20:00(火曜・水曜定休)
場所:大阪市西区京町堀2-3-4 サンヤマトビル1F struct

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