ザ・ウールマーク・カンパニー・ピーティーワイ・リミテッド日本支社のプレスリリース
2023年のインターナショナル・ウールマーク・プライズでは、クリエイティブな工程を導き出す鍵として「DIALOGUE (対話)」をテーマに掲げ、ジョーン・ジョナスの作品を再現し、ファイナリストの8名の新しいコレクションを公開します。
パリ − 2023年5月15日(現地時間)に開催されるウールマーク・プライズの受賞者発表会に先駆けて、世界の第一線で活躍する革新的かつ包括的なファッションという共通のビジョンを持つ、業界の専門家が審査員として参加することになりました。
2023年のインターナショナル・ウールマーク・プライズでは、クリエイティブな工程を導き出す鍵として「DIALOGUE (対話)」をテーマに掲げ、より持続可能な未来を集団で描く方法を示します。今年のコレクションは、幅広いメディアを活用した現代アーティストのジョーン・ジョナスと、次世代の一流デザインタレントの8名が世代を超えた「対話」を創り出し、ザ・ウールマーク・カンパニーの使命としています。
短編映画『DIALOGUE』は、1972年にジョーン・ジョナスが最も象徴的なパフォーマンスのひとつとして制作した『Delay Delay』を現代的に再演したものです。俳優のタイラー・ページやイギリスのラッパー、ロイル・カーナーなど、クリエイティビティを発揮する若いキャストが象徴的な小道具を持ってジョナスと共に登場し、マルセイユ海岸で空間とスケールの予想外のリズムを作り出します。
インターナショナル・ウールマーク・プライズは、ジョーン・ジョナスとの特別なコラボレーションを通じて、異文化のパートナーシップへのコミットメントを続けています。ジョナスは、過去半世紀で最も継続的に影響力を持つ人物の一人として知られています。彼女は、ビデオ、パフォーマンス、インスタレーションというメディアを組み合わせた最初のアーティストの一人です。1960年代後半から1970年代前半にかけての彼女の試みは、多くの現代美術のジャンルの発展にとって重要な意味を持ち続けています。ジョナスは、2018年に名誉のある京都賞を受賞し、今後2024年にMoMAで大規模な回顧展を予定しています。
Editor’s Notes:
2023年インターナショナル・ウールマーク・プライズの審査員はこちら:
カリーヌ・ロワトフェルド (Carine Roitfeld − CR Fashion Book創設者、編集長)
カロリーヌ・ド・メグレ(Caroline de Maigret − モデル、音楽プロデューサー、作家)
アレッサンドロ・サルトリ(Alessandro Sartori − Zegna アーティスティック・ディレクター)
エリザベス・フォン・デル・ゴルツ (Elizabeth von der Goltz − FARFETCH チーフ・ファッション&マーチャンダイジング・オフィサー兼ブラウンズCEO)
フランチェスコ・リッソ(Francesco Risso − Marniクリエイティブ・ディレクター)
ジョン・ロバーツ(John Roberts − ザ・ウールマーク・カンパニー マネージング・ディレクター)
ピーター・ミュリエ(Pieter Mulier − Alaïa−クリエイティブ・ディレクター)
サレへ・ベンバーリー (Salehe Bembury − デザイナー)
シャウェイ・イェー(Shaway − Yeh−YehYehYeh創設者、Meta Media Holdings インターナショナル・クリエイティブ・ディレクター)
シネイド・バーク(Sinéad Burke − 教育者、Tilting the Lens 創設者)
ティム・ブランクス(Tim Blanks − BOF 編集長)
タイラー・ミッチェル (Tyler Mitchell − アーティスト、写真家、映画監督)
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ザ・ウールマーク・カンパニーについて:
ザ・ウールマーク・カンパニーは、ウールのグローバル・オーソリティーです。世界の
テキスタイル・ファッション業界を網羅する膨大なネットワークを通じて、究極の天然繊維、そして高級アパレルの素材としてのオーストラリア産ウールの地位を高めています。
ウールマークのロゴは、世界で最も広く知られ高い評価を得るブランドに数えられ、最高
品質を認証し、牧場から最終製品にいたるまでの先駆的な卓越性とイノベーションを象徴しています。
ジョーン・ジョナスについて:
ジョーン・ジョナスは、ビデオ、パフォーマンス、インスタレーション、サウンド、テキスト、彫刻など、幅広いメディアを駆使して作品を制作する世界的なアーティストです。1960年代後半から1970年代前半にかけてジョーンの実験と制作は、パフォーマンスやビデオからコンセプチュアル・アートや演劇まで、多くの現代美術のジャンルの発展に欠かせないものであり続けています。2018年には、人類の科学的、文化的、精神的向上に大きく貢献した人に贈られる、名誉ある京都賞を受賞し、今後2024年にニューヨーク近代美術館で開催される回顧展の準備に取り組んでいます。
テイラー・ペイジについて:
テイラー・ペイジは、ジャニクザ・ブラボー監督のA24長編映画『ゾラ』で主人公を演じたことで最も知られているアメリカの女優で、本作品で2022年フィルム・インディペンデント・スピリット賞「最優秀女性リード」部門を受賞しました。
また、スティーブン・キング原作の映画「IT」2作品の前日譚を描く、アンディ・ムスキエティ監督のHBO Maxのホラーテレビシリーズ「Welcome to Derry」の制作を開始しており、同シリーズは、2024年に公開予定です。
ロイル・カーナーについて:
サウンドクラウドからテレビのゴールデンタイムまで、ロイル・カーナーは限りない誠意と臆面もないオープンさで英国音楽の想像力を掻き立ててきました。彼の音楽は世界中に広まり、2枚のアルバムがオフィシャルアルバムチャートのトップ5入り、権威あるマーキュリー賞のノミネート、BRIT賞のノミネート、NME賞の受賞を果たした。
ライブステージでは、グラストンベリーを始め、数えきれないほどのフェスティバルに出演し、ロンドンのウェンブリー・アリーナ、ハマースミス・アポロ、O2アカデミーブリクストンといった歴史ある会場でも売り切れのヘッドライン公演を行ってきました。また、テレビ番組の「Later With Jools Holland」や「The Graham Norton Show」でも、その魅力的なパーソナリティを披露しています。全世界で7億8200万回以上(英国では3億3800万回)、65万7000枚以上のアルバム販売、4000万回以上のYouTube再生、70万人以上のSNSフォロワーを持つロイル・カーナーは、歴史上最も優れた英国ラッパーの一人として、その地位を確立し続けています。
Zak Groupについて:
Zak Groupはデザイン事務所で、現代文化の軌跡を導く人々、機関、ブランドのアイデンティティとクリエイティブ・ディレクションを中心に活動しています。戦略を視覚化し、コアバリューを明確にすることで、世界的なオーディエンスとのつながりを生み出しています。2005年にZak Kyesによって設立され、ロンドンに本社を置くこのオフィスは、あらゆる規模のクリエイティブパートナーのためにアイデアを生み出しています。主な協力者には、Frank Ocean、Nike、Paco Rabanne、Virgil Ablohなどがいます。文化的表現の必要性という信念のもと、Zak Groupはデザインをマスターキーとして、アイデア、分野、人々の間の架け橋となっています。