GIAが過去最大サイズ 34.59カラットのCVDラボラトリーグロウン(合成)ダイヤモンドを鑑定

GIA Tokyo 合同会社のプレスリリース

ラボラトリーグロウン(合成)ダイヤモンドの生産性向上において、消費者に正確な識別と情報開示を提供し信頼を維持するため、GIAは引き続きリソースを研究に費やしてまいります。

写真:インドのEthereal Green Diamondが製作した34.59ctのCVDラボラトリーグロウン(合成)ダイヤモンド。GIAがこれまで鑑定した中で最大の大きさです。(C) Johnny (Chak Wan) Leung (GIA)

 GIA(米国宝石学会)の香港ラボラトリーは最近、GIAが過去鑑定した中でも最大サイズの化学気相蒸着法(CVD)によるラボラトリーグロウン(合成)ダイヤモンドを鑑定したと発表しました。

インドのEthereal Green Diamondが製作したもので、34.59カラット(24.94×13.95×9.39 mm)のエメラルドカットのラボラトリーグロウン(合成)ダイヤモンドは、VS2、Gカラーと評価されました。

過去GIAが報告した最大サイズのCVDラボラトリーグロウン(合成)ダイヤモンドは、2022年当時16.41ctのもので、これと比較すると約2.11倍(111%)のサイズアップとなります。

GIAのエグゼクティブ・バイス・プレジデント兼チーフ・ラボラトリー・アンド・リサーチ・オフィサーであるトム・モーゼスは、以下のように述べています。

「1年で2倍以上のサイズアップは、CVDダイヤモンドの成長における素晴らしい技術的成果です。」

「このような生産性の向上には、消費者の信頼を確保するための、正しい識別と開示が重要です。これもまた、GIAが消費者の信頼を守るため、重要なリソースと研究を捧げている理由です。」

GIAは天然ダイヤモンド・天然カラーダイヤモンド・ラボラトリーグロウン(合成)ダイヤモンド・カラーストーン・パールにおいて、鑑定・鑑別サービスを提供しています。

GIAラボラトリーグロウン(合成)ダイヤモンドレポート ドシエの新料金表は下記からご覧いただけます。

https://prtimes.jp/a/?f=d107336-6-128c26cabc135812d5e0535578152428.pdf

客観性と専門知識をもってその品質証明とし、発行する全てのレポートの正確さと信頼性をGIAは保証します。

GIAは、提出されたすべての素材に関してそれが天然であるか否かを判定するために検査し、検査中に処理が検出された場合はすべて開示しています。

【GIA (米国宝石学会)について】
1931年に設立された独立非営利団体GIA(米国宝石学会)は、宝石学の世界的権威として認められています。GIAは、カラー、クラリティ、カット、カラットの4Cを考案し、1953年には、ダイヤモンドの品質の基準として世界中で認められている国際ダイヤモンドグレーディングシステム™を構築しました。
宝石学の研究、教育、鑑定書発行等のラボラトリーサービス、機器開発を通じ、GIAは誠実さ、学問、科学、プロフェッショナリズムの最高水準を維持することにより、宝石とジュエリーに対する社会の信頼を確保することに専念しています。
GIAによるグレーディングを受けた著名な宝石には、ホープ・ダイヤモンド(45.52cts)、シュタインメッツ・ピンク(59.60cts)、テーラー・バートン(69.42cts)など、世界中の名だたる有名な宝石が含まれます。

GIAウェブサイト

https://www.gia.edu/JP

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