【迷子への対応と予防策に関する調査】6割以上が迷子になりやすいのは『3歳~5歳』と回答。迷子対策の新しいアイデアとは?

株式会社エスシーシーのプレスリリース

株式会社エスシーシー(本社:東京都中野区、代表取締役社長:松尾泰、通称:株式会社SCC)は、迷子対応の経験のある商業施設・遊園地・動物園の方を対象に、「迷子への対応と予防策」に関する調査を実施しました。

遊園地や動物園、大型ショッピングモールなど、迷子の発生しやすい場所があります。
いつもと違う環境や人混みには注意しなくてはなりませんが、これは親の注意だけではスマートに解決できない場合もあります。
施設側でもある程度の予測、対策、対応が求められますが、これらはスタッフ同士での共有・連携がしっかりできていなければ意味がありません。

具体的にどう取り組んでいくべきかと頭を悩ませる担当者の方は多いことでしょう。
様々な場面でスタッフを悩ませている迷子、各施設での迷子業務の実態について気になりませんか?

そこで今回、株式会社エスシーシーhttps://www.scc-kk.co.jp/)は、迷子対応の経験のある商業施設・遊園地・動物園の方を対象に、「迷子への対応と予防策」に関する調査を実施しました。
 

  • 迷子の発生件数はどれくらい?最も多い年齢層は、「3歳~5歳」と判明

はじめに、迷子対応が発生する頻度について伺っていきたいと思います。

 

「勤務先において、迷子対応が発生する頻度はどれくらいですか?」と質問したところ、『1日に2回以上(27.2%)』と回答した方が最も多く、次いで『1日1回程度(16.9%)』『2、3日に1回程度(15.4%)』『週に1回程度(14.4%)』『月に1~3回程度(12.8%)』と続きました。

「1日に2回以上」と回答した方が最も多く、子どもが集まる施設においては毎日数回は迷子業務が発生していることが分かります。迷子に対応するスタッフを置いている施設も多いのかもしれません。

続いて、「どのくらいの年齢の迷子対応をすることが多いですか?」と質問したところ、『3歳未満(17.6%)』『3歳~5歳(62.9%)』『6歳~8歳(16.2%)』『9歳~11歳(2.4%)』『12歳以上(0.9%)』という回答結果になりました。

6割以上の方が「3歳~5歳」と回答したことから、体も成長し自主性を持って行動することが増える年齢になったことで、迷子に発展してしまうのかもしれません。

では、迷子になる理由はどのようなものがあるのでしょうか。

■迷子になる理由とは?
・遊ぶのに夢中になって気付いたらはぐれてる(20代/女性/遊園地勤務)
・新しい場所に行ったり、知らないところに歩いたりすると、迷子になる可能性が高くなります(40代/男性/商業施設勤務)
・親が動物の写真を撮ったり、何かを調べていたり、SNSをしていたりスマホに気を取られて子供から目を離すこと(40代/女性/動物園勤務)
・周りの物にお子様が興味を示し母親を見過ごしまた、親も余り子供に注視が怠っている(50代/男性/商業施設勤務)

などの回答が寄せられました。
お子さんが遊ぶのに夢中になったり、親が目を離したりした時に、迷子になりやすいようです。
 

  • 迷子の発見から解決までの平均時間は「15~30分」が最多 子どもたちが迷子になってしまう理由とは

続いて、迷子の発生から解決までにどれくらいの時間がかかるか調べてみました。

そこで、「迷子の発生から解決までにかかる時間は、平均してどれくらいですか?」と質問したところ、『15分未満(11.1%)』『15~30分(43.0%)』『31~59分(32.7%)』『1〜2時間程度(11.8%)』『3〜4時間程度(1.2%)』『5時間以上(0.2%)』という回答結果になりました。

7割以上の方が迷子業務に15分~1時間かかっていると回答した結果となります。
一度迷子になってしまうと保護者と子供が出会えるまでにある程度の時間がかかることが分かります。
場合によっては、その間迷子になった子供の面倒をみる必要もありますので、人員を確保する必要がありそうです。
 

  • 迷子対応で困ることは何?第1位は?施設側の対策はどれくらいできている?

先程の調査で迷子発生から解決までの平均時間として、15〜30分程度かかっていることが多いとわかりました。
では、その時間の中で、施設の方が困っていることや不安になることはどういうことが挙げられるのでしょう。

 

そこで、「迷子の対応時、困ることや不安になることは何ですか?(複数回答可)」と質問したところ、『保護者の居場所が把握できない(46.1%)』と回答した方が最も多く、次いで『迷子が自分の名前などを言えない(41.1%)』『迷子とのコミュニケーション(35.2%)』『迷子の居場所が把握できない(28.3%)』『スタッフ間での情報共有が難しい(18.6%)』と続きました。

施設の広さや来客数の多さなどから、迷子放送などで呼びかけても保護者がなかなか現れず、保護者と連絡を取ることが難しいケースが多くありそうです。

また、「迷子が自分の名前などを言えない」といったコミュニケーション面でも迷子業務の大変さがうかがえます。
迷子になった子供の年齢が低いと、自分の名前だけでなく誰と一緒に遊びに来たのか、どこで保護者とはぐれたかなど、保護者を探すうえで必要になってくる情報を聞き出すだけでも大変であると予想できます。
迷子対応時に困ることとして、具体的に挙げられた声は以下の通りです。

■迷子の対応時、困ることや不安になることとは?
・迷子が泣いてしまい自分の名前を言えない時、時間が取られ他の業務ができなくなること(20代/女性/商業施設勤務)
・迷子への過度な干渉は保護者からの反感をうむ場合がありどの程度まで関わって良いかわからない(20代/男性/商業施設勤務)
・迷子の放送を親が聞いていない、聞こえていない(30代/男性/商業施設勤務)
・人手が足りず、業務に支障がでる(40代/男性/遊園地勤務)

などの回答が寄せられました。
本来の業務に支障が出ることや、お子さんにどの程度関わっていいか分からないという方がいることが分かりました。
 

  • 【まとめ】施設側の迷子対策事情が明らかに スタッフ間での対策として必要なことは

今回の調査で、商業施設・遊園地・動物園の迷子対応の現状が明らかになりました。
迷子発生から解決までに15分~1時間程度の時間がかかっており「なかなか保護者と連絡が取れない」「迷子になった子供が自分の名前が言えず、保護者を探すのに時間がかかる」などの苦労がありそうです。

せっかく家族で遊びに来ているのに、子供が迷子になってしまうだけで家族にとっても不安を感じさせてしまいます。
迷子業務に携わるスタッフにとっても、なかなか子供と保護者を出会わせてあげられないもどかしさもあるかもしれません。

そんな「迷子業務」に対して、いざと言う時に役立つサービスを検討してみてはいかがでしょうか。
 

  • レジャー施設/商業施設向けの迷子業務支援サービス「OMAMORI MAIGOTAG」

 

今回、「迷子への対応と予防策」に関する調査を実施した株式会社エスシーシーは、迷子のお子様と保護者が少しでも早く出会えることをサポートするサービス「OMAMORI MAIGOTAG」https://omamori-tag.com)を展開しております。

■「OMAMORI MAIGOTAG」について

「OMAMORI MAIGOTAG」は迷子のお子様と保護者が少しでも早く出会えることをサポートするサービスです。
保護者の連絡先が登録されたコード付きのリストバンドをお子様につけておくことで、万が一迷子になった場合でもその登録情報から保護者と素早く連絡を取ることが可能です。また、保護者はスタッフや迷子センターを探さずとも迷子をスタッフに通知することが可能です。

▼「OMAMORI MAIGOTAG」のサービスサイトはこちら
https://omamori-tag.com

▼本件に関するお問い合わせはこちら
https://omamori-tag.com/inquiry/

■株式会社エスシーシーについて
株式会社エスシーシーは、ソリューション製品・ITコンサルティングサービス・システムインテグレーター等のトータル ソリューションを提供して47年、健康管理支援サービスを提供して32年の実績があります。
https://www.scc-kk.co.jp/

調査概要:「迷子への対応と予防策」に関する調査
【調査期間】2023年2月9日(木)〜2023年2月11日(土)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1,003人
【調査対象】迷子対応の経験のある商業施設・遊園地・動物園の方
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ

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