A.ランゲ&ゾーネのプレスリリース
スタート地点は、コモ湖畔にある歴史的建造物。BGMは本物のエンジン音と活発な会話。そして選ばれし参加者とゲストたち・・・。5月第3週の週末、北イタリアのチェルノッビオに、史上最も魅力的な車の数々がやってくると、周囲の人々は間違いなく足を止めずにはいられないでしょう。歴史的な意義のあるこのコンクールでは、3日間にわたり、審査員や一般市民の注目を集めるために、ノミネートされたクラシックカーが競い合います。今年は、BMWグループ・クラシックとグランド ホテル ヴィラ デステが共同で開催し、自動車史の全領域を代表する8つのクラスが設けられます。
高級車と高級機械式時計の魅力
コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステならではの雰囲気は、A.ランゲ&ゾーネの傑作ピースを発表するのにふさわしい舞台でもあります。深く掘り下げてみると、機械式時計とクラシックカーの間に多くの共通点があることに気づかされます。共通の情熱は、表現の自由、新しい道を切り開く独立性、時間を最大限に謳歌する志に反映されています。このパイオニア精神は、A.ランゲ&ゾーネの歴史の中で繰り返し語られてきたテーマです。175年以上前、創業者フェルディナント・アドルフ・ランゲは、人里離れたグラスヒュッテの町をドイツの高級時計製造の中心地にするというビジョンを実現しました。そして、彼の曾孫であるウォルター・ランゲが、ドイツ統一後に祖先の会社を再建し、伝統的な職人技と革新的な技術力で時計製造の未開の地へと足を踏み入れたのです。
優勝者のためのユニークピース
コラムホイール、プレシジョン・ジャンピング・ミニッツカウンター、フライバック・クロノグラフ等を特徴として持つ、キャリバーL951.5はモータースポーツと時間計測の歴史的なつながりを反映した、特にその明確な例と言えるでしょう。2010年に発表されたこの手巻きムーブメントは、この度A.ランゲ&ゾーネがBMWグループ “ベスト・オブ・ショー “受賞者のために特別に製作したホワイトゴールド製の1815 クロノグラフにも搭載されています。コンコルソ紋章がハンドエングレービングされた開閉式裏蓋がこのクロノグラフが唯一無二の存在であることを証明します。
日曜日の夕方に行われる授賞式で、A.ランゲ&ゾーネCEOのヴィルヘルム・シュミットから総合優勝者に賞品が贈られます。「この時計は、今回展示された芸術性の高い車のように、クラシックなデザインと卓越した機構が融合しています」とヴィルヘルム・シュミットは話します。「この時計は、自動車製作の芸術性と、自動車のタイムレスなエレガンスを守るために情熱を注ぐオーナーへの賞賛の表れです」。
A.ランゲ&ゾーネについて
ドレスデン出身の時計師フェルディナント・アドルフ・ランゲは、1845年に時計工房を設立し、ザクセン高級時計産業の礎を築きました。彼が製作した価値の高い懐中時計の数々は、今でも世界中のコレクターたちの垂涎の的となっています。第二次世界大戦後、A.ランゲ&ゾーネは東ドイツ政府により国有化され事実上消滅、一時はその名が人々の記憶から消え去ってしまうかと思われました。しかし1990年、フェルディナント・アドルフ・ランゲの曾孫ウォルター・ランゲがブランドを復活させます。現在では、ゴールドまたはプラチナのケースを使った腕時計を中心に、毎年数千本のみ製作しています。A.ランゲ&ゾーネの時計には、必ず自社開発され、手作業で入念な装飾と組み立てを行ったムーブメントが搭載されています。1990年以降に開発された自社製キャリバーは71個を数え、A.ランゲ&ゾーネは世界でも最高峰の地位を確立しました。その代表作には、一般モデルとして初めてアウトサイズデイトを搭載しブランドを象徴するモデルとなったランゲ1や、瞬転数字式時刻表示を搭載したツァイトヴェルクがあります。まれに見る複雑機構を搭載するツァイトヴェルク・ミニッツリピーター、ダトグラフ・パーペチュアル・トゥールビヨン、トリプルスプリットは、受け継がれてきた時計作りの技術をさらに高めようとするA.ランゲ&ゾーネの真摯な姿勢を体現した時計です。2019年には軽快さとエレガンスが共存する、ステンレススチールケースのオデュッセウスを発表し、A.ランゲ&ゾーネの歴史に新たな章を開きました。
リシュモン ジャパン株式会社 A.ランゲ&ゾーネ
https://www.alange-soehne.com
0120-23-1845