子どもを育てるすべての“母”を尊重するブルガリとセーブ・ザ・チルドレン

ブルガリ ジャパン株式会社のプレスリリース

“母”には、愛情の多様な表現と様々なかたちがあります。ブルガリとセーブ・ザ・チルドレンは、この普遍的な愛が持つ人の心を動かす力を称え、さらに困難な状況や紛争下や非常時において誰かに愛情を注ぐことについて改めて考えました。

ヨルダンのザータリとアズラクに設けられた難民キャンプのような厳しい状況下においては深い絆やお手本となる人物の存在が、子どもたちに安全な環境と希望に溢れる未来をもたらすためには必要不可欠です。この難民キャンプには子どもの将来のためならどんなこともいとわない女性たちから、自ら模範となり弟妹たちを導こうと努力する年上の女の子たちまで、数えきれないほどたくさんの“母”がいます。

2011年3月のシリア内戦の勃発から12年余りが経ちその間に550万人を越える人々が難民となりました。2012年に設営されたヨルダンのザータリ難民キャンプには現在82,000人以上が暮らしています。

教育の価値を強く重んじるブルガリは、セーブ・ザ・チルドレンを通して2014年からザータリ難民キャンプの子どもたちの支援を続け、2017年からは約55,000人が暮らすアズラク難民キャンプでも支援を開始しました。ブルガリとセーブ・ザ・チルドレンは、より大きな資金援助の一環として行われた累計600万ユーロに上る寄付金により4つの幼稚園を支援し、教育支援と心理的支援、基本的ニーズのケア、普段の生活における保護を行い24,000人以上の危機的な状況にある子どもたちの生活を向上させてきました。

学校教育の優先対象外であるためにニーズが見過ごされがちな未就学年齢の子どもたちを対象に、ブルガリとセーブ・ザ・チルドレンは「レインボー」、「リトル ハンズ」、「サンシャイン」、「フラワーズ アンド ロージーズ」の4つのアーリー・ラーニングセンター(ELC)を立ち上げました。この4つの幼稚園では、読み書きや計算だけでなく子どもたちの認知能力、社会性、感情の健康を育むよう考えられた、年齢に応じた活動が行われています。

ここに通う家族はそれぞれ異なる事情を抱えています。16歳の時に戦火を逃れたムンハダは、3人の子どもの勇敢な母。多血症を患う4歳の息子ヌールとELCに通い始めて2年目となりヌールの学習能力やスキルが向上していく様を見てきました。セーブ・ザ・チルドレンの包括的アプローチにより、より良い子育てと積極的な母子交流の支援を受けられただけでなく家庭学習を支援する専用ツールも使用することができました。

また、小さな子のそばにいるのは母親ではないこともあります。7歳でキャンプに入った16歳のラシャはセーブ・ザ・チルドレン アドルセントガールズ・エンパワーメント・レッド(AGEL)センターに通うことにより大きな変化を経験しています。センターへの入学は弟がELCレインボーセンターに通っていたことにより実現したチャンスでした。エンパワーメントを通じ、15歳の友だちの意思に反した結婚を止めることにも成功しました。彼女はこれからも自分の幼い兄弟たちだけでなくコミュニティに良い影響を与える存在であり続けるでしょう。

 

セーブ・ザ・チルドレンとの長きにわたるパートナーシップを誇るブルガリは「セーブ・ザ・チルドレン」ジュエリーコレクションの売上を通じ累計1億ドル以上をセーブ・ザ・チルドレンに寄付し、世界中で200万人以上の恵まれない子どもたちに支援を行っています。

お問い合わせ先:ブルガリ ジャパン 03-6362-0100 https://www.bulgari.com/ja-jp/

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