紳士靴ブランド「三陽山長」、「極」シリーズ3モデル 4月26日(水)発売。素材から突き詰めたかつてない“極上”

株式会社三陽商会のプレスリリース

2023年春、三陽商会が展開する紳士靴ブランド「三陽山長」は、“上質の限界を突き詰める”をスローガンに掲げ、上級ライン「匠」シリーズのさらに上をゆく最高級コレクション「極(きわみ)」シリーズを、「三陽山長」6店舗及び当社直営オンラインストア「サンヨー・アイストア」にて4月26日(水)に発売いたします(※1)。今回発売するファーストコレクションは、ストレートチップ「極 友二郎(きわみ ともじろう)」、スキンステッチUチップ「極 勘三郎(きわみ かんざぶろう)」、スキンステッチローファー「極 弥七郎(きわみ やひちろう)」の3モデルです。
「極」シリーズは、“ニッポン靴”職人が誇る技巧を凝縮した「匠」シリーズの、さらに上をゆくクオリティを実現するべく、靴作りの原点である“素材”を世界最高峰のタンナーから選び抜き、それを日本最高峰の「匠」仕立てによって形にしています。奇をてらわず、とことん実直に上質を積み重ねてきた、20年以上にわたってニッポン靴の頂を追求してきた三陽山長の品質、ここに極まれり。そんな矜持を込めたコレクションです。

三陽山長「極」シリーズ3モデル三陽山長「極」シリーズ3モデル

「極」シリーズ 特設サイト http://www.sanyoyamacho.com/kiwami/

※1)「極 勘三郎」については一部店舗においてサイズにより発売日後の入荷になる見込みです

  • 商品開発の背景

三陽山長 「極」シリーズ 2023年春夏モデル三陽山長 「極」シリーズ 2023年春夏モデル

長らく続いたコロナ禍も落ち着きを見せ、今シーズンはオフィス回帰の動きが盛んとなり、ビジネスアイテムにも復調の兆しが見られています。しかし、大きく生活が変化した実体験から、ファッションへのニーズはより価値のあるものが求められたり、長く使える上質な定番品の需要が高まるなど、選ぶ基準に明確な変化が現れています。

~「三陽山長」ではトップグレードシリーズが好調~
紳士靴ブランド「三陽山長」では、2021年にブランド創業20周年を迎えたことを機に、20年の技術を結集したトップグレードシリーズとして「謹製」の名を冠した「プレステージライン」をこれまで計10型発売し、上質を求めるビジネスパーソンから反響をいただきました。しかしながら、「謹製」シリーズに採用されている素材は安定的な入手が非常に困難な希少素材ということもあり、限定足数でしか生産が出来ませんでした。こうしたことを背景に、今春夏は最高峰の本格紳士靴をお客さまへ可能な限り継続してご提供するべく、品質はそのままに比較的安定した流通量が担保されている高級素材を採用し、三陽山長各店舗で常設可能な最高級コレクションとして「極」シリーズをローンチ。人気の3モデルより、常設展開をスタートすることとなりました。

  • 三陽山長のものづくりについて                                                          

~ 日本の革靴作りの聖地で製作 ~

靴を熟知した職人が製作靴を熟知した職人が製作

「三陽山長」の神髄であるグッドイヤーウェルト製法(※2)の革靴は、日本の革靴作りの聖地として知られる浅草にある1949年創業の老舗靴工場で製作しています。
一般的な靴工場では工程ごとに細かな分業制が敷かれ、それぞれの職人が決まった工程を担当するところ、「三陽山長」の靴を製作する工場では、底付け職人がコバ塗りなどの仕上げも行うなど、日によって異なる工程を担当し、職人ひとりひとりが受け持つことができる幅が広いため、職人が靴を熟知していることが特徴です。各工程において手仕事を施し、長い歴史の中で伝承され更新し続けてきた “いい靴” づくりを大切にしています。こうした工場で生産することにより「三陽山長」の品質が保たれています。

※2)グッドイヤーウェルト製法:靴の中底にアッパーを吊り込み、ウェルトと呼ばれる棒状の革を巻きつけながら縫い付け、最後にウェルトとアウトソールを縫い付ける製法。

  • 三陽山長「極」シリーズについて                                                          

~ 上級シリーズ「匠」からさらなるアップグレードを実現 ~

最高級シリーズ「極」の基本的な仕立ては、上級シリーズ「匠」と同様。リブテープとよばれる内部の構造物を省き、履いた瞬間から圧倒的な足馴染みのよさを味わえる「三陽山長」独自の「フレキシブルグッドイヤーウェルト製法」が最大の特徴です。「極」ならではのポイントは、各所の素材を最高級にアップグレードしていることです。
今回発表したモデルはすべて、フランスを代表するタンナー、デュプイ社が手がける「マロカーフ」をアッパーに採用しています。 “水シボ”とよばれる繊細な模様が全体に浮かび、ドレッシーでありながら表情豊かな風合いもたたえる、同社のなかでも最高品質と謳われる高級革です。

一方、アウトソールにはイタリアの名門タンナー、ヴォルピ社が手掛ける最高峰の底材「ロッカ」を採用。植物のタンニンでなめしたオークバークベンズで、非常に丈夫ながら柔らかさも備えた希少素材です。さらに、ライニングのレザーもデュプイ社製。これまでは期間限定のオーダー会でしか選べなかったもので、有料オプションながら非常に高い人気を博する仕様です。外からは見えない部分ですが、履き心地をいっそう贅沢なものにする重要ディテールといえます。そんな「極」シリーズの証となるのが、ブロンズ色で表現した三陽山長ロゴ。見る人が見ればわかる、さりげない特別感を意識しました。

仏・デュプイ社製「マロカーフ」仏・デュプイ社製「マロカーフ」

伊・ヴォルピ社製「ロッカ」伊・ヴォルピ社製「ロッカ」

仏・デュプイ社製「ライニング」仏・デュプイ社製「ライニング」

  • 2023年春夏シーズン 「極」シリーズ 新作の商品概要                                            

~抑制美の内からオーラがにじむ、さらに研ぎ澄まされた作り込み~

商品名:極 友二郎(きわみ ともじろう)
デザイン:ストレートチップ
展開サイズ:6.0(24cm)~ 9.0(27cm)
木型:R2010
製法:フレキシブルグッドイヤーウェルト製法
色展開:ブラック
税込価格:¥165,000
当社型番:Q74-02-013-09
商品URL:https://sanyo-i.jp/s/sanyoyamacho/p/Q740201309?fid=list

三陽山長を代表するマスターピース「友二郎」を極上品質で表現。王道普遍の黒ストレートチップながら、土踏まず部分をグラマラスに絞り込んだ「セミベヴェルドウエスト」やカカト部分を一枚革で形成した「シームレスヒール」など、高度な職人技を随所に宿しています。ここまでは「匠」シリーズと同様の仕様ですが、「極」シリーズでは日本職人の美学を表す「ヤハズ仕立て」や、繊細な技巧美が光る「カールエッジ」を採用することで、いっそう研ぎ澄まされた表情に。水シボが浮かぶ「マロカーフ」ともあいまって、ベーシックながら格別のオーラを放つ一足が完成しました。

~最高の技、最高の素材。そして、最高の汎用性~

商品名:極 勘三郎(きわみ かんざぶろう)
デザイン:スキンステッチUチップ
展開サイズ:6.0(24cm)~ 9.0(27cm)
木型:R2021
製法:フレキシブルグッドイヤーウェルト製法
色展開:ブラック
税込価格:¥165,000
当社型番:Q74-03-013-09
商品URL:https://sanyo-i.jp/s/sanyoyamacho/p/Q740301309?fid=list

「友二郎」と双璧を成すマスターピースのトップグレードモデル「極 勘三郎」は、従来の「勘三郎」から表情を一新。トウ周りにボリュームをもたせた木型「R2021」を採用することで、より重厚でカジュアル使いしやすい一足となりました。同木型の特徴は、質実剛健なフォルムからは想像できないほどのフィット感。代表木型である「R2010」と同様にヒールカップを小さめに設計しているのが特徴で、足を包み込むようにホールドするため、一般的なカジュアルシューズとは一線を画す履き心地を実現しています。さらに、底周りは「ダブルウェルト」仕様で重厚に魅せつつ、「スペードソール」が流麗な曲線美も演出する緻密に計算されたデザインバランスにより、最高の汎用性を叶えました。

~ローファー専用木型による極上のジャストフィット~

商品名:極 弥七郎(きわみ やひちろう)
デザイン:スキンステッチローファー
展開サイズ:6.0(24cm)~ 9.0(27cm)
木型:R2010S
製法:フレキシブルグッドイヤーウェルト製法
色展開:ブラック
税込価格:¥165,000
当社型番:Q74-08-013-09
商品URL:https://sanyo-i.jp/s/sanyoyamacho/p/Q740801309?fid=list

本来カジュアルシューズに属するローファーですが、「極 弥七郎」はスーツの足元にも最適。きめ細かな「マロカーフ」の美しさをさらに引き立たせるべく、手縫い技の最高峰「スキンステッチ」、後ろ姿もエレガントな「シームレスヒール」、曲線美あふれる「セミべヴェルドウエスト」といった最高級仕様が、際立つ品格の源です。加えて、「R2010」をローファー用に改良した木型「R2010S」を採用しているのもポイント。甲部分を低めに、ヒールカップはさらにコンパクトにしてホールド感を高めることで、抜群のフィット感を実現しました。柔らかな「フレキシブルグッドイヤーウェルト製法」ともあいまって、まさに極上の履き心地を味わえます。

  • 三陽山長 「極」シリーズ 展開店舗    

直営店
・日本橋髙島屋S.C.店(東京都中央区)
・東京ミッドタウン八重洲店(東京都中央区)
・東京ミッドタウン日比谷店(東京都千代田区)
・玉川髙島屋S・C店(東京都世田谷区)
・ミッドランドスクエア店(愛知県名古屋市中村区)
百貨店
・伊勢丹新宿店(東京都新宿区)
ECサイト
・当社直営オンラインストア 「サンヨー・アイストア」 https://sanyo-i.jp/s/b/sanyoyamacho

  • 三陽山長(さんようやまちょう)について    

「品質本位」を信条に世界最良の素材を駆使し、熟練の職人による質の高い製品を提案する日本発高級紳士靴ブランド。
対象:メンズ
主な価格帯:靴(既製品)¥22,000~¥176,000、靴(パターンオーダー)¥102,300~、ベルト¥16,500~¥33,000、シューケア¥440~¥49,500
販路:直営店、百貨店、ファッションビル、EC
ブランド開始:2001年

■「三陽山長」 公式WEBサイト http://www.sanyoyamacho.com/
■「極」シリーズ 特設サイト http://www.sanyoyamacho.com/kiwami/
■「三陽山長」 公式SNSアカウント
Instagram:https://www.instagram.com/sanyoyamacho/
Twitter:https://twitter.com/SANYOYAMACHO_PR
Facebook:https://www.facebook.com/sanyoyamacho
YouTube:https://www.youtube.com/user/sanyoyamacho/featured

以上

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