Chloé(クロエ)クリエイティブ・ディレクター ガブリエラ・ハースト氏、初来日!国際ファッション専門職大学・モード学園学生に向け特別講義を実施

学校法人 日本教育財団のプレスリリース

国際ファッション専門職大学と専門学校 モード学園は、ラグジュアリーブランドの中でも特にサステナブルを推進しているChloé(以下、クロエ)でクリエイティブ・ディレクターを務めるガブリエラ・ハースト氏をお招きし、クリエイティブとサステナブルの在り方について特別講義を行いました。講義は校舎があるモード学園コクーンタワー(東京都新宿区)で行われ、WWDJAPAN編集統括で、サスティナビリティー・ディレクターを務める向千鶴氏と対談形式で行われました。

 

対象校・対象学科
国際ファッション専門職大学(東京キャンパス:ファッションクリエイション学科・ファッションビジネス学科)
東京モード学園(ファッションデザイン学科 高度専門士コース、ファッションビジネス&テクノロジー学科 高度専門士コース、ファッションデザイン学科、ファッションテクノロジー学科)、国際ファッション専門職大学大阪・名古屋キャンパス大阪モード学園名古屋モード学園はオンラインにて聴講しました。

今回の講義では、国際ファッション専門職大学・モード学園の学生に向けて、ガブリエラ氏の生い立ちからニューヨークでの活躍、3月にパリで開かれた2023-24年秋冬コレクションの背景やヴィジョン、そしてガブリエラ氏が考えるサステナビリティについて、時間が許す限り語っていただきました。

最後に「5年後に達成したい目標」「自分のブランドをやりながら、クロエでやると決めた理由」など学生からの質問にも丁寧に答えていただきました。
 

 

国際ファッション専門職大学で起業を目指す学生からは、「故郷の伝統工芸の良さを知り、現在地元の職人さんと一緒に作品を作っており、将来的には故郷で自分のブランドを立ち上げようと考えています。こうした技術の良さを伝えたり、自分もやってみたいと思ってもらう方法はないでしょうか。」という質問に対して、

ガブリエラ氏自身も故郷のウルグアイやボリビアのNPOと取り組みをしているなかで、「伝統工芸に関わる方に、あなたが提案するデザインで興味関心を引いてみてください。そうすることで、あなたとコラボレーションしたい、伝統工芸で新しいものを作ろうという気持ちにさせることができるでしょう。」とアドバイスをいただき、学生の背中を押していただきました。

  •  国際ファッション専門職大学

55年ぶりに国がつくった新しい大学制度である「専門職大学」として2019年4月に開学した、日本で唯一の「ファッション」「ビジネス」の専門職大学です。これからのファッションと、そのビジネスを見据えて、世界トップブランドや企業との教育連携から、日本が世界に誇る繊維産地との連携まで、今までの教育機関にはない職業に直結した教育環境で、卒業時には国際通用性のある学位として国が認めた専門職の「学士」を取得することができます。
国際ファッション専門職大学https://www.piif.ac.jp/

  •  専門学校 モード学園

東京・大阪・名古屋・パリにキャンパスを構え、ファッション・デザイン・ビジネスからインテリア、グラフィック、美容業界まで、ひとり1人の個性を見つけ伸ばし、即戦力となるプロを育成する専門学校です。学生の希望する業界のプロへと導く業界直結のカリキュラムで、16年連続※希望者就職率100%を達成。「就職」と「美容師の国家資格」を保証する2大保証制度『完全就職保証制度』『国家資格 合格保証制度』は自信の証明です。(※2007年度以降の実績です。)
東京モード学園https://www.mode.ac.jp/tokyo
大阪モード学園https://www.mode.ac.jp/osaka
名古屋モード学園https://www.mode.ac.jp/nagoya
 

  • Gabriela Hearstのプロフィール

Gabriela Hearst
ウルグアイ生まれのガブリエラ・ハーストは、父親の牧場の経営を引き継いだ後、ファミリーの伝統 に敬意を払い、2015 年秋、彼女自身の名前を冠したレーベルをローンチしました。同ブランドは、 ディテールにこだわり丁寧に時間をかけて作り、トレンドよりも伝統を重んじ、あらゆるアイテム に目的があるブランドを作りたいという思いのもと、創業されました。素材がどこから来て、誰が 作っているのかを考慮した“Honest Luxury”を掲げ、彼女の道徳観や価値観を損なわずに 力強い近代的なコレクションを作り上げることに全力を注いでいます。2018 年、ガブリエラは セーブ・ザ・チルドレンの評議員に任命されています。2019 年 9 月に、ニューヨークで開かれた 2020 年春夏コレクションで、ガブリエラ・ハーストは初のカーボンニュートラルなランウェイ を作り上げました。また、the 2016/17 international woolmark prize をウィメンズ ウェア部門で受賞した他、2018 年に the pratt institute fashion visionary award を受賞、2020 年に the frank alvah parsons award を受賞。2020 年には、アメリカ ファッション協議会の CFDA ファッション・アワードにて、the American womenswear designer of the year award を受賞しました。また、2020 年ファッション・アワードに おいて、英国ファッション協議会はガブリエラのファッション業界へのポジティブな影響を称え、 Environment Honoree として表彰しました。2021年秋冬コレクションから、クロエのクリエイティブ・ディレクターも務める。

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