新作farmers’ MONPE(ファーマーズもんぺ)、古典柄「筋入弁慶(すじいりべんけい)」が3月23日より販売開始

株式会社うなぎの寝床のプレスリリース

濃淡差のある2種類の紺糸をタテとヨコに配し、一定間隔の升目状に。そこへ白糸の縞が筋状に入ったことで「筋入弁慶」と名付けられた久留米絣の生地で仕上げた古典柄のMONPEです

詳細:https://unagino-nedoko.net/archives/46736/

地域⽂化商社うなぎの寝床(福岡県⼋⼥市)は、昔ながらのもんぺに近い、ゆったりとしたシルエットのファーマーズMONPE(もんぺ)の新柄「筋入弁慶」を3月23日より販売開始しました。 久留米絣ならではの風合いの良さを体感ください。 
 

  • 商品について 

ファーマーズMONPEを通して伝える久留米絣の柄は、無地・古典柄・縞を中心に展開を考えています。 
縞や古典柄は着物やもんぺなど定番の柄として古くから親しまれてきた柄です。 

商品名: Farmers’ MONPE 筋入弁慶 
価格:16,500円(税込み)  
型:farmers’ MONPE サイズ:S、M、L 

 <筋入弁慶(すじいりべんけい)とは> 

濃淡差のある2種類の紺糸と白糸の3色をタテヨコに並べ、縞を重ねて格子を表現した古典柄。江戸期頃から、白と黒、紺と赤茶、茶と浅黄などといった2種類の色糸をタテとヨコに配し、一定間隔の幅で升目状に織ったものを「弁慶格子」と呼んでいます。歌舞伎の舞台上で、弁慶役の役者が着る衣装でもあったことが名前の由来とされています。このほかにも人気役者の好みや舞台衣装がそのまま柄名となったものが多くあるようです。弁慶格子に筋(白糸の縞)が入っていることから「筋入弁慶」と呼ばれています。 

筋入弁慶は、大阪府八尾市あたりを中心に作られていた「河内木綿(かわちもめん)」と呼ばれる織物によくみられ、衣類用の生地ではなく布団用の生地として広く知られている柄でもありました。 

<farmers’ MONPEとは>
うなぎの寝床が開発した現代風のスリムタイプのもんぺの元となる、畑仕事で着られている形で、腰回りもふくらはぎも全体的にゆったりしたラインのもんぺ。生地は広川・八女で生産される久留米絣を使用。着心地がよく、使い込んで行くほどクタッとして体に馴染んできます。吸水性がよく、乾きも早いので、夏は特に活躍の場があります。腰紐と裾ゴム付きなので調整可能。 
farmers’ MONPEはこちらから: 
https://unagino-nedoko.net/product/tax_category/una-products/monpe-farmers/ 

 

  • 下川織物について

1948年創業。八女市に唯一残る久留米絣織元。江戸時代後期、久留米絣の産地では、藩が産業として奨励し、全盛期は年間200~300万反を生産していましたが、戦後の洋装化により着物用着尺の小幅布の需要が激減していきます。そんな中、2代目の下川富彌さんは主軸で着物生地用としてつくっていた柄生地に加えて、洋服地向けとして無地生地の生産を本格的に開始します。現在は3代目の下川強臓さんが受け継ぎ、生産や営業を経験を経て、糸の風合いや染め方など自分なりの技法の実験を積み重ねています。近年ではフィンランド、スウェーデンなど海外アーティストやデザイナーとの交流により作品が生み出されています。織元も時代に合わせた進化が必要だと考えのもと、SNSを駆使した情報発信や工房見学など行い、織元として久留米絣の魅力を伝え続けています。 
 

  • うなぎの寝床について

うなぎの寝床は、福岡県⼋⼥市を拠点とし、地域に伝わる歴史や⽂化を独⾃に研究し、現代において経済的・社会的につないでいく仕組みを⾒出す「地域⽂化商社」です。 
2012年7⽉の創業から、次世代へ継承していく「地域⽂化(ものづ くり、まちづくり、⾷⽂化など)」の価値を⾒⽴て、社会とコミュニケーションを取れる商品・サービスを構築し、それ が浸透していく仕組みを整え、つくりて(⽣産者)、つなぎて(地域⽂化商社)、つかいて(⽣活者)、そしてその先に ある地域資源や⾃然も含めた⽣態系をつないでいきます。 

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