エプソン販売株式会社のプレスリリース
エプソンは、「Orient Star」のクラシックコレクションから、『メカニカルムーンフェイズ M45』を2023年4 ⽉20 ⽇より発売します。
オリエントスターは、「輝ける星」と呼ばれるような時計を作りたいという願いを込めて1951 年に誕⽣しました。70 年以上に渡る⻑い年⽉を経た現在も、美しく独創的なデザインや機械式時計ならではの魅⼒を追求したムーブメントにその想いが常に反映されています。
クラシックコレクションに新たに加わった『メカニカルムーンフェイズ M45』のテーマは、夜空を神秘的に彩る星団の「M45（すばる）」。「すばる」とは、初冬の東の空に⾒られるおうし座の散開星団を指します。⻘を帯びた⽩い光を放つ星団は、時や季節の⽬印とされ、その美しい情景は平安時代中期の随筆『枕草⼦』の⼀節にも登場します。
新しい『メカニカルムーンフェイズ M45』では、「M45（すばる）」をブルーグラデーション⽂字板に表現しました。オリエントスターの⽂字板は、複雑な製造⼯程や⾼度な技術が特⻑ですが、このモデルでは、まず無数の星々を表現するために、表⾯に型打ち模様を施します。繊細な型打ち模様は、光の⼊る⾓度によって表情が変化し、⽂字板に星がきらめく情景を作り出します。次に、独⾃に調合された塗料をグラデーション専⽤機で⾊の濃さや幅を微妙に調整しながら塗布し、⽂字板中⼼のブルーから外周に向かってブラックへと変化する階調を⽣み出します。さらにこの塗装⾯を通常のクリア塗装より厚く透明なラッピング塗装で覆い、⽂字板に夜空の奥深さを演出しました。
ブルーグラデーション⽂字板はまた、12 時位置のパワーリザーブ表⽰、6 時位置の指針式の⽇付カレンダー表⽰を併せ持つムーンフェイズ表⽰の部分を別体とした2 枚構造で、⽂字板外周部の⾊に合わせたローマ数字の⿊いインデックスは、複数回の重ね印刷によって絶妙な⽴体感と陰影を形成し、背景から際⽴つように仕上げられています。同様の演出は針にも⾒られます。蒸着めっきでブルーに仕上げられた時針と分針は、ブルーの夜空に溶け込みながらも、鏡⾯と筋⽬の仕上げ分けが時刻を読み取りやすくしています。そしてインデックスやパワーリザーブに配された⾦⾊のドットは、「M45（すばる）」の中でひときわ輝く星を思わせます。⽂字板を囲むケースは、⾼品質ステンレススチール（SUS316L）に⿊めっきを施し、古来より変わらない夜空を表現しています。
オリエントスターの⾼度な⽂字板製造技術によってデザインに新たなストーリーが⽣まれ、時計愛好家を宇宙の深淵へと誘う『メカニカルムーンフェイズ M45』は、オリエントスター公式オンラインストアとプレステージショップでお求めいただけます。限定モデルの数量はM45 にちなみ、公式オンラインストア「with ORIENT STAR」45 本、プレステージショップ145 本となります。
詳細はこちらよりご確認ください。
https://www.orient-watch.jp/news/