ランドセルのいまを分かりやすく伝えていく『ランドセルLABO』がスタート

URL： https://www.randoseru.gr.jp/labo/

「ニーズの多様化」「教科書重すぎる問題」「ジェンダーレスモデルの増加」「ランドセル商戦の早期化」など、ランドセル業界のトレンドや課題は年々変化しています。インターネットを見ても、ランドセルに関する多くの情報が紹介されていますが、サイトによって見解は異なり、メーカーや販売店の方には「どのサイトを見ていいのか、信じていいのか分からない」という声も寄せられております。

小学6年間を共にするランドセルは、単に教科書を運ぶ道具ではなく、子どもたちにとって特別な存在。

だからこそ使うお子様、見守る親御様にとって、より自分たちにあったものを選んで欲しい。そんな思いからランドセル工業会では『ランドセルLABO』を立ち上げました。

『ランドセルLABO』は、ランドセルを製造する、また販売する会社の若手メンバーが主体となって運営するランドセルのいまを分かりやすく伝えるプロジェクトです。ライフスタイルや価値観も多様化するなかで、なぜ100年以上ランドセルが存在し続けているのか。それは合理的な構造かつ、デザインやカラー、子どもを守る技術など、教育環境の変化によって進化していく、アップデートがあるからです。一方で、情報が溢れる現代において、ランドセル工業会では情報発信が足りていないという課題もありました。

そこで現場にもっとも近い若手メンバーが集まり、ランドセルの正しい情報を伝えていく、悩みに答えていくためのカジュアルな場である『ランドセルLABO』をスタートします。

■ ランドセルLABOの主なコンテンツ

・おしえてTK先生

ランドセルLABOの所長「TK先生」がランドセル購入を検討する親御様からいただいた質問に答えていく企画です。分かりやすく解説した動画をYoutubeやで公開するとともに、記事としてnoteでも公開していきます。
尚、「なごみ先生」や「まーくん先生」など、質問によってTK先生以外の研究員も登場します。
 

・実験解説
 

ランドセル工業会の発表する調査や実証実験について、ランドセルLABOのメンバーが分かりやすく解説します。前年の人気カラーやデザインをもとにしたランドセルのトレンド予測や、子どもの負担の検証実験、ランドセルの中身への衝撃を検証する実験など、これまでプレスリリースでの発表を行ってきましたが、実験の様子も含めて、内容の詳細や結果に対する見解を解説していきます。

■ ランドセルLABO  所長  武田信隆  コメント

「ランドセル選び」は、お子様だけでなく親御様にとっても大きなイベントです。ランドセルの購入理由でもっとも多いのは「子どもが気に入ったから」という理由ですが、どんなメーカーを選ぶか、どんなタイプのランドセルを選ぶかという点では親御様の意向が大きく影響します。実際に、店舗を訪れる多くの親御様はインターネットや動画サイトなどで“予習”をされて来ています。

ランドセル工業会は、製造メーカーから販売する会社まで様々な企業が加盟しています。フラットな立場だからこそ、これからランドセルを検討される方々に正しい情報を届ける、良いことも課題もリアルな実情をお伝えすることが大切だと思い『ランドセルLABO』を立ち上げました。

ここでは実験のデータ（ファクト）から、ランドセル選びの実情、研究員の本音など、リアルな情報をオープンに公開していきます。ぜひご期待ください。

■ 海外で高く評価されるランドセル！パリの“MAISON＆OBJECT”でもバイヤーから大好評！

・「最高級和牛の皮×日本の文化」神戸レザーでつくったランドセルに世界が注目！

19日〜23日の4日間で開催された、フランス・パリで1月された世界最高峰のインテリア＆デザイン見本市“MAISON＆OBJECT”（ メゾン・エ・オブジェ）。そのなかでもひときわ注目をあつめたのが、日本が誇る最高級和牛「神戸牛」の革『神戸レザー（ KOBE LEATHER®“ ）』の展示エリアでした。美味しい肉として世界的に認知される神戸レザーですが、最近は美しく、良質な革素材としても注目されています。

今回出展したなかで、世界のバイヤーが最も興味を召したプロダクトは意外にもランドセルでした。