睡眠は「時間」より「質を高めたい」 役割多い30代が睡眠改善に注目「寝ることが得意」な人、男性1.11倍に増加

株式会社ベネクスのプレスリリース

​休養時専用ウェアを開発、製造、販売する株式会社ベネクス(所在地:神奈川県厚木市、代表取締役社長:中村 太一、以下、当社)は、一般社団法人日本リカバリー協会(事務局:神奈川県厚木市、代表理事:片野秀樹、以下、日本リカバリー協会)の技術協力のもと、10万人を対象とした「リカバリー(休養)」に関する調査『ココロの体力測定 2022』を共同で実施しました。
今回、調査結果から睡眠への関心や環境について分析しました。その結果、睡眠の「時間」を増やすよりも「質」を高めたい方が多く、さらに30代が睡眠状況の改善に対する関心が最も高いことがわかりました。

  • 「ベネクスリカバリーレポート」とは

2004年の文科省疲労研究班の報告によると、生産人口の約6割の人が疲労を抱えているという状況があります。さらに近年、新型コロナウイルスの影響により人々は生活において仕事やコミュニケーションなど多くの変化を強いられたことで、ストレス・疲労を感じる場面も多様化しました。このような背景から、当社は10万人を対象とした調査「ココロの体力測定 2022」のデータを活用し、睡眠状況、ストレス状況、働き方・休み方意識、リラックス方法などの様々な抗疲労のソリューションを「ベネクスリカバリーレポート」として提案します。今後も当社は、疲れに悩むすべての人に日々元気に過ごしていただけるよう、「休養」の大切さを社会へ発信します。

【調査サマリー】

  • 忙しい現代における睡眠は、「質」の向上が求められる
  • 最も睡眠状況の改善に注目している世代は、30代
  • 睡眠時間を増やしたいと考えている、元気な方と慢性的に疲れている方の差は2.32倍
  • 寝ることが得意な「プロ睡マー」男性が1.11倍に増加
  • 最も寝るのが得意なのは70代!役割多く働く世代30代~50代との差が明確に
  • 「寝るのが得意だから元気!」は、すべての人にはあてはまらない!睡眠以外の休養の必要性が明らかに
  • 寝床や睡眠時の照明など、睡眠環境を調査!中国地方では布団派が多い傾向に

 

  • 忙しい現代における睡眠は、「質」の向上が求められる

リカバリーウェアを販売する当社では、多くのお客様が就寝時に着用くださっています。当社も、普段のパジャマをベネクスリカバリーウェアに変えるだけで、より上質な睡眠をサポートできるよう日々商品開発を続けています。今回の調査では、当社のお客様にも多い、睡眠に関する悩みに対して皆様は具体的にどのような点を改善したいと考えているのか、現在の睡眠に対する関心を分析しました。

まず、全体を見ると、睡眠時間を増やしたい人は27.1%、睡眠の質を良くしたい人は35.7%となり、時間よりも質を高めたいという方が1.32 倍いることがわかりました。続いて、男女別に見ていきます。睡眠時間を増やしたい方は、男性で23.3%、女性で30.7%となりました。睡眠の質を良くしたい方は、男性で30.5%、女性で40.8%という結果に。女性の方がより「睡眠の質」に注目していることがわかります。

 

  • 最も睡眠状況の改善に注目している世代は、30代

次に睡眠の量を増やすことに興味がある方と睡眠の質を向上させることに興味がある方を年代別に見ていきました。いずれも30代、20代が多く、若い世代が睡眠状況の改善に注目している様子が伺えます。

 

  • 元気な方は睡眠の「量」より「質」重視の方が多いことが判明

疲労度合別に睡眠に対する関心を比較したところ、睡眠の質を良くしたいという方は、元気な方25.6%、慢性的に疲れている方48.7%と、その差は1.90倍になりました。睡眠の時間を増やすことに興味がある元気な方は17.4%と関心が低いことに対して、慢性的に疲れている方で時間を増やしたいと答えた人が40.4%と2.32倍であり、元気な方ほど時間ではなく、質が重要と考えている方が多いと伺えます。

 

  • 寝ることが得意な「プロ睡マー」男性が1.11倍に増加

ここでは、寝るのが得意な方を「プロ睡マー」とし、全体、男女別で見てどれだけいるかを見ていきます。まず、全体におけるプロ睡マーは、31.0%となっており、2021年と比較して1.09倍増加しています。
男女で比較すると、男性プロ睡マーは29.0%、女性プロ睡マーは32.9%と、女性が約1割多いことがわかります。2021年との比較を見ると、男性の方がよりプロ睡マーの増加が見られます。

 

  • 最も寝るのが得意なのは70代!役割多く働く世代30代~50代との差が明確に

年代別で比較すると、プロ睡マーは70代に最も多い結果となり、続いて60代、20代の順になっています。

 

  • 「寝るのが得意だから元気!」は、すべての人にはあてはまらない!睡眠以外の休養の必要性が明らかに

疲労度合別に見ると、元気なプロ睡マーは35.9%、慢性的に疲れているプロ睡マーは28.1%と、1.28倍多い結果になりました。寝ることが得意だから必ずしも元気というわけではなく、複合的に休養を取り入れていくことで、より元気なプロ睡マーが増えていくのではないかと考えられます。

 

 

 

 

  • 寝床や睡眠時の照明など、睡眠環境を調査!中国地方では布団派が多い傾向に

睡眠環境が男女の間でどのような違いがあるかを見ていきます。寝床ではベッド派が54.7%、布団派が45.3%となりました。睡眠時の照明については、完全消灯派が70.5%、間接照明派が28.1%、メインの照明を付ける明るい派が1.4%という結果に。男女別に見ると、完全消灯派、明るい派では男性が多く、間接照明派では女性が多くなりました。

年代別で見ると、ベッド派は20代が最も多く、次いで70代、60代が多くなっています。照明に関しては、20代で完全消灯派が多く、間接照明派は30代から多くなっています。

最後に、それぞれの睡眠環境において人口の多い都道府県TOP3を見ていきます。

ベッド派が多い都道府県ランキング:
1位 北海道、2位 青森県、3位 滋賀県

布団派が多い都道府県ランキング:
1位 島根県、2位 鳥取県、3位 広島県

完全消灯派が多い都道府県ランキング:
1位 北海道、2位 東京都、3位 長野県

間接照明派が多い都道府県ランキング:
1位 三重県、2位 和歌山県、3位 富山県

 

 

 

  • まとめ

睡眠の「量」より「質」が注目されるようになったことは、以前より少しずつ見られましたが、より「質」を向上させたいという人々の思いが強まっているとわかりました。また、寝ることが得意だと思っていても、「疲れ」を感じる人はまだ多くいるということがわかり、当社は今後も、睡眠時間でのサポートのみならず、より多様な場面で質の高い休養時間を過ごしていただけるよう、より良い商品・サービスの提供を目指し続けていきたいと思います。
 

  • [調査概要]

調査名:「ココロの体力測定 2022」
期間:2022年 8月9日~8月19日
調査対象:全国の20~79歳の10万人(男女各5万人)
方法:インターネット調査
調査項目:5問

調査名:「ココロの体力測定 2021」
期間:2021年 11月15日~12月20日
調査対象:全国の20~79歳の10万人(男女各5万人)
方法:インターネット調査
SCR調査項目: 10問、本調査項目:30問

※疲労度合項目:厚生労働省「ストレスチェック」B項目を基に独自加工して、点数化
※サンプル数は男女各5万人で、各都道府県500サンプル以上を確保し、その後人口比率(都道府県、年代、有職割合)でウエイト修正した。
 

  • 【ベネクスについて】

健康のための3大要素「運動」「栄養」「休養」の中で、パフォーマンスを向上させるために必要な「休養」に着目。休養時専用の「リカバリーウェア」の開発、製造、販売を行っています。創業は「床ずれ予防マットレス」を開発、販売する介護用品メーカーとしてスタート。現在は、ケアという発想に基づいたリカバリーに関わる商品開発を行っています。
「人間が本来持っている自己回復力を最大限に発揮させること」をコンセプトに、東海大学、神奈川県、当社との産学公連携事業により誕生した「リカバリーウェア」は、エビデンス(科学的根拠)の取得や安全性を重視した開発を行い、「休養時専用ウェア」として2010年2月の発売以降、疲労回復や安眠のサポートを目的として日本代表選手らスポーツ関係者はじめ多くの方に愛用されています。現在は、豊富な商品展開を行い、全国の主要百貨店やオンラインショップで販売。これまでにシリーズ累計150万着(2023年1月5日時点)の販売実績を記録するヒット商品となっています。
「ベネクスリカバリーウェア」は、2013年にドイツで行われた世界最大のスポーツ用品見本市「ISPO」で日本企業初の金賞を受賞。また、2018年9月には、「休養時専用ウェア」として、県民の未病改善の促進及び未病産業の市場拡大に向け、未病の見える化や未病の改善に貢献できる信頼性のある優れた商品・サービスを認定する神奈川県の「ME-BYO BRAND(未病ブランド)」にも認定されました。その翌年2019年には、日本健康医療学会から健康医療に役立っている製品を開発、生産、販売する会社、団体等に向けて贈られる「第7回 健康医療アワード」を受賞しています。

〈「ベネクスリカバリーウェア」の評価〉
スポーツ:2013年「ISPO」金賞受賞
社会:2018年「ME-BYO BRAND(未病ブランド)」認定
健康:2019年 「健康医療アワード」受賞

■「リカバリーウェア」を支える2つのメカニズム

1. 特殊繊維「PHT(Platinum Harmonized Technology)」
当社独自の先端テクノロジーを駆使し、ナノプラチナなどの鉱物(特許取得名称:DPV576)を繊維1本1本に練りこんで開発したポリエステルの「PHT」繊維。この「PHT」を使用して作った「リカバリーウェア」は、休養時の体を優しく包み込み、体力が回復しやすい環境を整え、心身の“休養”をサポートします。 

2. 休養時の着心地のよさを追求した仕様とデザイン
体を締め付けないノンコンプレッションデザインでゆったりとした着心地を実現。素材や縫製、カッティングにもこだわり、睡眠中、家でのリラックス時やスポーツ直後、移動中など、あらゆる休養シーンにおいて、ゆったりとした着心地で体に余計なストレスを感じさせない心地よさを追及しています。

【株式会社ベネクス 概要】
法人名:     株式会社ベネクス
代表:        代表取締役社長 中村 太一
所在地:     〒243-0018 神奈川県厚木市中町4-4-13 浅岡ビル4階
電話:        046-200-9288
設立:        2005年9月30日
事業内容:  休養・睡眠時専用「リカバリーウェア」の開発、製造、販売
ホームページ:https://www.venex-j.co.jp/
 

  • 【日本リカバリー協会 概要】

名称:       一般社団法人 日本リカバリー協会
所在地:    神奈川県厚木市中町4-4-13 浅岡ビル4F
会長:         渡辺恭良(理化学研究所生命機能科学研究センター チームリーダー、大阪公立大学大学院 名誉教授)
副会長:     水野敬(理化学研究所生命機能科学研究センター ユニットリーダー、大阪公立大学健康科学イノベーションセンター センター副所長)
顧問:        大谷泰夫(神奈川県立保健福祉大学 理事長、元内閣官房参与)
松木秀明(東海大学 名誉教授、健康評価施設査定機構 理事)
代表理事:  片野秀樹 博士(医学)(理化学研究所 客員研究員、日本未病総合研究所講師、Genki Vital Academy 顧問)
提携:        ゲンキ・バイタルアカデミー(スイス)
公式HP:    https://www.recovery.or.jp/
「毎日をガンバルために、リカバル習慣を。」 https://recover-bar.jp/

本リリースに関するお問合せ
株式会社ベネクス コミュニケーション・プロデュース部
担当者:豊島(携帯:080-7975-5579)/下山(携帯:080-7296-9553)
TEL:046-200-9288 FAX:046-200-9368
e-mail:commprodept@venex-j.co.jp

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