天野宝国株式会社のプレスリリース
企業・ブランドが抱える「ものづくり」の課題に、100年続く革卸問屋・職人と皮革メーカーだからこそできる三位一体の「ブランドづくり」をOEMで提供
天野宝国株式会社(東京都台東区、代表取締役社長 天野宏子)が運営する皮革レーベル「ASAKUSA革百貨店」は「第95回東京インターナル・ギフト・ショー春2023」に出展します。これを機に財布、鞄、ハンドバッグ、靴、ベルト、洋服等の革製品のOEM開発をより強く展開していきます。
https://asakusa-leatherdepartment.com
浅草、上野といった製造・卸しの集積地としての歴史的背景を古くからもつ台東エリアでは、職人の街、ものづくりの街として発展、現在にいたるまで伝統の技を受け継ぎ、活躍を続けています。近年では「モノマチ」としてバッグやアクセサリー、革製品、アパレルの新興ブランドやアトリエもこのエリアに多く集結してきている一方で、所謂「職人」が提供する製品は海外の富裕層が職人を指名でオーダーメイドの依頼をしに来日したりと高品質な一方、一品一様だったり大量製造やブランドとして広めていくことに課題があります。
天野宝国は明治42年に創業しそれ以来、国内産レザー及び海外産レザーの原反を、各製造工場、メーカー(財布、鞄、ハンドバッグ、靴、ベルト、洋服)や卸問屋(バック・靴製品卸)への卸売販売や、原反販売の為のレザー新商品の技術開発を続けてきました。牛革をはじめ、独自の仕入れルートを生かし、カーフやペッカリー、コードバンといった特別な革をフランス、イタリア、トルコ、パキスタンより仕入れています。特にフランスの皮革メーカーに強く、日本にあまり入ってこないような希少性の高い革を取り寄せることも強みのひとつです。
天野宝国では、オリジナルブランドをこれまであえて展開せず、メーカーをはじめとするお客さまのご要望にお答えすることに特化し、仕入れ、卸し、革づくりの機能を研ぎ澄ませてきました。100年つづく創業より多くの皮革製品メーカーと取引があるため、「ブランド」をつくりたいお客さまに最適な皮革・製造工程をご提案できるので、「モノづくり」に強みを持つ職人がお客さまの目指す「ブランドづくり」をOEMとして支援していきます。
皮革レーベル「ASAKUSA革百貨店」では、クオリティが高いもののデザインや「ブランドづくり」に課題を抱えていた職人や工場と、「ものづくり」に課題を抱える企業やブランドと組み合わさることでこれらを解決できればと企画を進めています。
これらを通じて、日本の製造業の現場である台東区に根差したものづくりの精神を体現し、浅草の皮革業界という地場産業と上野アメ横のアメカジの文化の融合を目指し、本当にいいものを国内外に作り出していくことで浅草のものづくり文化に貢献していければと考えています。
- 製品ラインナップの充実とOEM開発
創業から100年以上続く皮革卸だから持つ独自の仕入れルートによる製品ラインナップをより充実させていきます。たとえば、“皮革のダイヤモンド”と呼ばれるコードバンでは、国内で取り扱っているのは当社含め2社ほどに限られており、12年ほど前から仕入れを行なっており、非常に独自性の高い製品になっています。加工先も藍染、柿渋染め、草木染、捺染染め、友禅染、メッシュ加工などバラエティに富んだ展開をしています。
OEMでは、これらの仕入れ、加工に加えて、皮革卸だから持つバック、小物財布、靴、ベルト、レザージャケット、手袋と幅広いメーカーとのコネクションを活用し製造をおこなっていきます。
- レザー製品OEMの流れ
打ち合わせ
製品とレザー素材のデザインイメージのご相談、予算のヒアリングをおこない、概算お見積りとロット数をご提案します。
サンプル製造(2-4週間)
ご要望に沿ってサンプル(レザーと製品)を制作、製品化までに修正のご依頼があれば修正し、サンプルの作り込みをおこないます。
本番製品決定
作りたい承認の仕様が決定し次第、生産時の本お見積りを提出。納期を調整し、レザーの生産、対応メーカーの選定をおこないます。
生産・納品(4-8週間)
国内もしくは海外の工場で生産をおこないます。検品後、納品します。
- 展示会について
展示会名:第95回東京インターナル・ギフト・ショー春2023
出店名:ASAKUSA革百貨店
小間番号:東3-T-2-03
期間:2/15(水)-17(金)
カテゴリー:おしゃれ雑貨・レザーグッズフェア
https://www.giftshow.co.jp/tigs/95tigs/