エース株式会社のプレスリリース
エース株式会社（本社：東京都渋谷区 代表取締役社長 森下 宏明 以下エース）は、エース東京店内で運営する「世界のカバン博物館」の企画展示ゾーンにおきまして、東京藝術大学美術学部デザイン科１年生45名が制作した作品を展示する成果展 『 2023 モチハコブカタチ展 ～春だ！野山へ行こう～ 』を、2023年1月28日（土）から3月11日（土）の期間で開催します。
コロナ禍を経験した未来のクリエイターが、これからの人間と自然との関係をどう描くのか。現代人にとって非日常の空間である野山で過ごすひとときの”モチハコブカタチ”を創造します。
- 企画展 概要
【企画展名】エース株式会社×東京藝術大学デザイン科 『2023 モチハコブカタチ展』
【企画内容】テーマ 「春だ！野山へ行こう」
【会期】2023年1月28日（土）～ 3月11日（土）10時～16時半（入館は16時まで）
【開催場所】世界のカバン博物館（〒111-0043 東京都台東区駒形1-8-10 エース株式会社 東京店内）
【入館料】無料
【休館日】日、祭日 *2月11日（祝・土） は休館となります。
【問合せ先】03-3847-5680（世界のカバン博物館）
- モチハコブカタチ展とは
モチハコブカタチ展は、東京藝術大学との共同プロジェクト「エース株式会社デザイン展 モチハコブカタチ」を2011年に東京藝術大学美術館陳列館で開催した事をきっかけに、毎年テーマを設け開催をしており、今回で11年目を迎えます。『2023 モチハコブカタチ展 』では、東京藝術大学美術学部デザイン科の１年生45名が「春だ！野山に行こう」をテーマに、現代人にとって非日常の空間である野山で楽しいひとときを過ごすための”モチハコブカタチ”を創造します。コロナ禍を経験した未来のクリエイターが、これからの人間と自然との関係をどう想像したのかが企画展の見どころです。
- テーマ「春だ！野山に行こう」について
この展覧会は、“今を楽しむ”という遊戯的思考から、野山での楽しむアウトドアプロダクトを提案するもの。モノというより行為のデザインにウエイトをおいています。またこのテーマには、春を特別なものとしてきた日本古来の風習の再考や先が少し見え始めたコロナ後の暮らしとは？そんな意味合いも込めています。
- 展覧会開催によせて
縄文人は楽しみを見つける天才であったと言われています。野山と一体に生きる人々は、自然の矛盾と対峙しながらも豊かな心を持っていただろうと想像がつきます。デザインもまた本来楽しく、ワクワクする何かを見つけ出すためにあるはずで、新しさ（欲望）を求める経済優先の枠を超え、“今を楽しむ”思考こそが本当の豊かな社会へのきっかけ、これからのデザインのキーワードになると思っています。 （東京藝術大学教授 長濱雅彦氏）
- 世界のカバン博物館について
「世界のカバン博物館」は、エースの創業者・新川柳作がカバンを天職として生業を営ませて頂いた感謝の気持ちと社会の恩恵に対し、何かお返しができないものかという思いから、1975年に開館しました。2010年には創業70周年記念事業の一環としてリニューアルを実施。このリニューアルに伴い、現在では世界約50カ国から集めた550点余りの珍しいカバンや、著名人からご寄贈頂いたカバンを収蔵・展示しています。
その他、大人は勿論のことお子様にも楽しんで頂けるよう、カバンの素材を手に取ることができる“体験ゾーン”や古代から現代までのカバンの変遷を学べる”歴史コーナー”、スーツケースの製造工程、カバンのパーツの名称やお手入れ方法など、カバンに対する知識を習得するのと同時に、カバンそのものに興味を持って頂けるよう豊富なコンテンツをご用意しています。また8階にはビューラウンジを設け、観光名所である東京スカイツリーを一望することができます。また創業75周年記念事業として、2015年7月末に「新川柳作記念館」を8階に新設いたしました。
充実した内容を揃える同博物館は、学校教育の一環として「課外活動」や「社会科見学」としてご利用頂くほか、無料で公開していることから気軽に多くのお客さまにお越し頂くことで、台東区や浅草地区の皮革産業の、更なる活性化に少しでもご協力させて頂ければと考えています。「世界のカバン博物館」は、世代を問わず楽しんで頂ける浅草の人気観光スポットの一つとして、これからも皆様に話題を提供し続けて参ります。
https://www.ace.jp/museum/
