GIA(米国宝石学会)、合成(ラボラトリーグロウン)ダイヤモンド ドシエレポートの料金を引き下げ

GIA Tokyo 合同会社のプレスリリース

最大3.99カラットまでの合成ダイヤモンドに対し、従来より低料金のデジタル ドシエ発行サービスを開始します。

 

宝石の鑑定、鑑別における権威であるGIA(米国宝石学会)は、合成(ラボラトリーグロウン)ダイヤモンド ドシエレポート(以下LGDRドシエ)の料金を引き下げることを発表しました。

新料金形態において発行されるLGDRドシエは、合成方法や合成後の処理についての記載を含まないことにより、サービスの料金が引き下げられます。ダイヤモンドの4C評価すべてについては、従来どおり記載されます。
市場ニーズの変化ならびに、消費者や小売業者が合成方法や合成後の処理情報の記載を必要としないケースを反映したものです。グレーディングプロセスから複雑なステップを取り除くことで、LGDRドシエをより低料金で提供することが可能になりました。
新料金形態は、0.15カラットから上限3.99カラットまでのLGDRドシエ発行に適用される予定です。例えば、1カラットのLGDRドシエの場合、従来の85米ドルから55米ドル(日本円 8,360円:2023年1月1日現在)に改定されます。

GIAの社長兼CEOであるスーザン・ジャック氏は、今回の決定に際し以下のように述べています。
「GIAのミッションは、消費者の保護ならびに宝石とジュエリーへの信頼の確保の実現です。GIAの合成(ラボラトリーグロウン)ダイヤモンドレポートは、GIAによってグレーディングされた合成ダイヤモンドの数を市場に増やすという我々の目標に沿った、費用対効果の高いレポートです。我々は、消費者と小売業者が最も重要視する情報、すなわち4Cの評価、ならびにダイヤモンドが天然か合成か、に焦点を絞ってレポートを作成しています」

今回、LGDRドシエへ記載する情報を限定し料金を引き下げる一方、合成方法や合成後の処理、クラリティに関するプロット図の情報をレポートに記載したい場合には、GIA合成(ラボラトリーグロウン)ダイヤモンドレポート(ドシエではないバージョン)を選択いただくことにより、今までと同じく完全な品質評価・クラリティに関するプロット図・合成方法と合成後の処理について記載することが可能です。このサービスは、0.15カラット以上のDからZの合成ダイヤモンドのルースを対象としています。

GIAに提出されたすべての合成ダイヤモンドには、消費者が天然ダイヤモンドと区別できるように、GIAレポート番号と「LABORATORY-GROWN」の文字がレーザーで刻まれます。

また、すべてのGIA合成(ラボラトリーグロウン)ダイヤモンドレポートは、引き続きデジタル専用フォーマットで提供されます。

LGDRドシエの新料金表は、下記リンクからご覧いただけます。
https://prtimes.jp/a/?f=d107336-20230118-2773e590738394da62bbaffe945b52d2.pdf

【GIA (米国宝石学会)について】
独立した非営利団体であるGIA(米国宝石学会)は、1931年に設立され、宝石学の世界的権威として知られています。GIAは、ダイヤモンドの価値評価である画期的な4C(カラット、カラー、クラリティ、カット)の考案者としても有名であり、GIAにおいて国際ダイヤモンド グレーディング システム™ が誕生しました。
宝石学の研究、教育、鑑定書発行等のラボラトリーサービス、機器開発を通じ、GIAは誠実さ、学問、科学、プロフェッショナリズムの最高水準を維持することにより、宝石とジュエリーに対する社会の信頼を確保することに専念しています。
GIAによるグレーディングを受けた著名な宝石には、ホープ・ダイヤモンド(45.52cts)、シュタインメッツ・ピンク(59.60cts)、テーラー・バートン(69.42cts)など、世界中の名だたる有名な宝石が含まれます。

本件に関する報道関係のお問い合わせ
GIA Tokyo合同会社(tnarui@gia.edu または 03-5812-3215)までご連絡ください。

東京都台東区台東4-19-9山口ビル7  11階
https://www.gia.edu/JP

 

 

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