円安を追い風に海外向け販売が180%に増加

三喜商事株式会社のプレスリリース

三喜商事株式会社(本社・東京都港区、代表取締役社長・熊谷嘉延)が展開するセレクトショップ『Why are you here…..?』(大阪府大阪市)のECでの10月の売上は、前年同月比180%となりました。実店舗のほうでも、一時期はコロナ禍で海外からの来店者は壊滅状態に陥っていましたが、今では順調に回復しており、毎日のようにご来店いただいております。

相変わらず、「歴史的円安」が続いています。こうした状況を追い風に、欧米などで密かに人気となっているのが日本のファッションです。私たちのECショップで特に売れ行きが好調なのは、やはり円安が追い風となっている米国向けです。10万円を超える、比較的高価な価格帯の製品が数多く、売れています。円安を好機に、私たちはこれまで以上に、日本が誇る数々のブランドを世界に向けて発信し続けていきます。

国別の売上(2022年10月)

海外向け販売好調なブランド・トップ5

・1位 SAINT MICHAEL

READY MADEのデザイナー細川雄太氏と、マルチビジュアルアーティストとして活動しているCali Thornhill Dewitt (カリソーンヒル・デウィット)氏が手掛ける、新鋭ブランド。 グラフィカルなプリントやリアルなヴィンテージ感が特徴。当社ECサイトでは、主に5万~7万のスウェットが売れています。

・2位 READYMADE

戦争の象徴である軍物、ミリタリーのアイテムなど本来、不要なものとして廃棄されていくようなものを循環させ、新たな姿に生まれ変わらせています。そんな内容とは裏腹に既製品と銘打ったブランド名”READYMADE(レディ メイド)”には、既成の秩序や概念、常識に対する否定、攻撃、破壊といった思想があり、既製品へのアンチテーゼが込められているといいます。当社ECサイトでは、10万~20万のバッグが販売好調。

・3位  YOHJI YAMAMOTO

デビュー以来、独自の美学を築き上げてきた山本耀司氏。1976 年に自らの名を冠したライン Yohji Yamamoto (ヨウジ ヤマモト) を設立。山本は日本の伝統的な衣装と西洋の日常着を巧みに融和させたデザインで知られ、美しいドレープとダークな色彩に光るアバンギャルドなスピリットで、ファッション界に揺るぎない存在感を示しています。当社ECサイトでは、7万~10万のジャケットが売れ筋となっています。

・4位 TIGHTBOOT

プロスケーターの上野伸平氏が中心となり、2000年に発足した TIGHTBOOTH PRODUCTION(タイトブース プロダクション)は日本から世界に向けて発信するスケートボードプロダクション。当社では、3万円~5万円のトップスとパンツが売れています。

・5位 Takahiromiyashita The Soloist

デザイナーである宮下貴裕氏が<ナンバーナイン>脱退後一年の沈黙を破り、2010年<ソロイスト>を設立し、<タカヒロミヤシタ ザ ソロイスト>として再び洋服創りを始動。 ”TheSoloist.”とは、洋服に携わる各個人が、”独奏家”として孤高の精神を持ち合わせて欲しいという宮下氏の願いであり、また再び洋服の世界へ戻ってきたという自分への不退転の決意の表れ。当店では、10万台のアクセサリーが好調です。

 Why are you here…..?
2000年に創業した『Why are you here…..?』は、READYMADE(レディメイド)など国内外のメゾンブランドから新進気鋭のストリートブランドなどの幅広いブランドを展開する関西を代表するセレクトショップ。様々なファッションに対する“Why?”を常に探し求める場所、未来に向かうためのセレクトショップの在り方を提案している。外国人向けガイドブックにも紹介されるなど、外国人観光客の来店も多い。2020年より、三喜商事傘下に。同年、大阪・御堂筋に旗艦店をオープン。

三喜商事株式会社
欧米のファッションブランドを中心に提供している商社。三井物産から転職してきた熊谷嘉延が2019年に経営の舵取りを担うようになるのと同時に経営改革に着手。優良顧客向けの会員組織の立ち上げ、AIを扱うスタートアップ企業との協業などに取り組む。従来型の「売って終わり」のアパレル会社から、総合ライフスタイル提案企業への脱皮を目指している。

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