2022年|保活実態調査~「保育園に入れればいい」から、質を見極める保活に~

株式会社mogのプレスリリース

ワーキングママのキャリア支援事業を展開する株式会社mog(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:稲田 明恵、以下mog)は、ワーママがキャリアの可能性を広げる場所「ママノバ」に登録したワーママを対象に保活について調査しました。

■待機児童の解消=保育園増加。同時に懸念される保育環境
全国の待機児童は2022年4月1日時点で前年比52.3%減の2,944人となり、2017年の2万6,081人から5年で9分の1まで減少しました(厚労省集計:https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_27446.html)。保育園が増えたことで待機児童の問題は改善した一方で、慢性的な保育士不足や園庭のない園が増えるなど、保育環境に課題があると感じる保護者も。このような保育園を取り巻く環境の変化により、保活にも大きな変化が起きています。

■妊娠中・出産直後など早期から保活を始める人が未だ多い
待機児童が改善された最近でも保活は早い時期から始める人が少なくありません。割合としては「認可保育園の一斉募集の前」がもっとも多いものの、次に多かったのが「妊娠中から」という人で30%、「出産直後」という人も13%いました。

いつから保活を始めた?

■保育園見学をした人は9割超
早期から保活を始める人が多い一方で、その保活の内容には最近の特徴が表れています。「保育園落ちた死ね」で話題になった数年前の保活と言えば何とかして認可保に入園させるための活動で、入園のための点数を稼ぐ、申し込み用紙に近隣の保育園を片っ端から記入するといったことが一般的でしたが、保育環境が懸念される昨今の事情もあり、安心・安全な保育園に預けたいという思いが強くなり、情報収集や見学などでその質を見極めるための活動に変化してきているようです。実際に「保育園見学」をしたと回答した人は91%にのぼり、中には「地域の子育て支援センターにいる職員に市内の保育園の特徴を聞いた」などリアルな情報収集に励む人もいました。

具体的に保活でやったことは?

保育園見学などの際に保育園に確認したことは?

<そのほか、保育園に確認したこと>
・防犯対策
・子どもがケンカしたときの対応
・保護者会などの役員はあるか
・オムツは記名か
・連絡帳は紙がアプリか
・延長保育の際の料金システム
・SIDS対策の内容
・ベビーカーはおけるか
・保護者参加のイベント数
・よくお散歩で行く公園
・お散歩の距離・場所
・災害時の避難場所
・教材費などの保育費用以外のコスト
・保育見学(保育参観)の機会はあるか
・慣らし保育のやり方や期間
・布団類の持ち帰り有無

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【調査概要】
・調査期間:2022年10月1日~10月31日
・調査機関(調査主体):自社調査
・有効回答数(サンプル数):80
・調査方法(集計方法、算出方法):登録者へのWebアンケート
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■株式会社mogについて
mogは「m(ママ)o(お仕事)g(がんばって!)」の頭文字を取って命名。今も働いている多くのママが、仕事と家庭のバランスや、自己実現と現実の狭間で揺れています。ママの輝くうしろ姿を、パートナーや子どもたちにはこう言って送り出してほしい。「ママ、お仕事がんばって!」そんな社会を実現するために、この会社は生まれました。https://www.mog-career.co.jp/

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