フェンディ バゲット25周年 記念コレクション

フェンディ ジャパンのプレスリリース

「このバッグをデザインしたのは特別な日でした。星占いによれば、それはフェンディの日だったのです」
―シルヴィア・フェンディ、フェンディ アクセサリーおよびメンズウェア部門 アーティスティック ディレクター

 

「今回のアニバーサリーのために従来の“コレクション”を作ろうとは思いませんでした。これは“バゲット”が 有名になった瞬間を祝福するものです。この記念すべき時を、唯一無二であり、楽しさに溢れたバゲットの特性が持つ自由な感覚と結びつけています」
―キム・ジョーンズ、フェンディ ウィメンズウェア部門 アーティスティック ディレクター

「一言で言えば、フェンディローマ。まさにこの一言です!このフェンディローマは別世界なのだから…。そして二言で言えば、ザ・バゲット。ただのひとつのバッグ、そう、僕はアイコニックなバッグに尻込みするような質じゃないからね」
―マーク・ジェイコブス、マーク ジェイコブス クリエイティブ ディレクター兼ファウンダー

「バゲット」の誕生25周年を祝い、フェンディのキム・ジョーンズとシルヴィア・フェンディ、マーク・ジェイコブス、ティファニー、サラ・ジェシカ・パーカー、そしてポーターによるコレクションが、このバッグとポップカルチャーの歴史に確固たる地位を築く都市、ニューヨークに敬意を表します。

その対象そのものと、時代のある瞬間、そして場所が持つスピリットとジオグラフィーからインスピレーションを得て「バゲット」は服としてもアクセサリーとしても、多種多様に作り上げられ、このアイコニックなアイテムに劣らない作り手自身を表しながらも、身に着ける人の喜びと祝福の感覚を決しておろそかにはしていません。

アップタウンとダウンタウン、ラグジュアリーと実用性、過剰さとリアリティーとの荒削りなロマンスを表す今回のコレクションにおいて、「バゲット」と、そこからインスパイアされた服やアクセサリーは、歴史のある瞬間を切り取るとともに、現在まで脈々と受け継がれている一部でもあります。

フェンディからは、このバッグに欠かせない実用性がマルチポケットのモチーフとなって、コレクション全体に拡散しています。紛れもない「バゲット」の形が、ミニやマイクロサイズのポケットとなって、パーカーからゲートルまでさまざまなアイテムに姿を現し、グローブ、ハット、スカート、セーターと身体の至る所について回り、もちろんバッグ自体にも新たな縮小版として付属しています。対比や結合という両極端の中で、過剰なまでの贅沢さと艶やかで妖しい魅力がコレクション全体に満ちています。なんと言っても「バゲット」は、実用的なだけではないのです。ゲートルは、シルク サテン、パーカーは短く刈られたミンク、またはグロッシーレザーで作られ、その下にはスパンコールとバイアスカットのシルクが層をなし、魅惑的なアール・デコの輝きを加えています。

マーク ジェイコブスからは、過去の華美と現代の質素が対比され、そうすることで、彼のコレクションにおける コスチュームの概念を払拭しています。きらびやかにして冷徹なニューヨークの景観を反映し、パラシュートトレーンスカート、バルーンバックのブロークンデニムジャケット、衣ずれの音をたてるセロファンのオペラケープ、蛍光色のリサイクルファーのストールやハットなど、カジュアルがフォーマルに仕立てられています。ラインストーンやシルバー 蛍光イエローのきらめきが全体に広がり、文字どおり、ほぼ「ローカルカラー」の一例と化しています。これはニューヨークの路上で散見されるガラスの建物正面や、作業員の安全ベストから着想を得たものです。誇張されプラットフォームとして使われ、特大サイズとなり、「バゲット」自体の解釈もこうしたシルエットの華々しさと共通する ものがあり、長く伸ばされ、輝きを放ち、そのミニバージョンがいくつも取りつけられています。

2つのメゾンの出会いは「フェンディ・アット・ティファニー」と名づけることができるかもしれません。今回、数々の物語で有名なこのニューヨークのブランドが「バゲット」を迎え、スターリングシルバー、エナメル、クロコダイル、ホワイトゴールドやダイヤモンドを使うことで、最も貴重な形に生まれ変わらせました。ホワイトゴールドのバックルにダイヤモンドが散りばめられ、その「T」と「F」のロゴが互いを引き立てています。艶やかなクロコダイルはティファニーブルーに染められています。この色はフェンディの服の色使いにも否応なく浸透しています。最も衝撃的なのはスチップル仕上げを施したスターリングシルバーのみで作られた前代未聞のバゲットでしょう。ティファニーの職人たちが4か月かけて丹念に制作したバッグには、ユリとバラ、イタリア国花とニューヨーク州花が刻まれています。これはフェンディがイタリア国外で初めて結んだ「ハンド・イン・ハンド」のパートナーシップでもありティファニーが誇る最高のクラフツマンシップの表れと言えます。

「これはバッグじゃないの、バゲットよ!(This is not a bag, it’s a Baguette!)」。一斉風靡したアメリカのTVドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」の劇中で、主人公を演じたサラ・ジェシカ・パーカーがこの台詞を 言い放ったとき、「バゲット」はポップなバッグの頂点に達しました。それは彼女のカプセルバッグ、いえ、「バゲット」の1つ1つに刻まれているステートメントでもあります。シルヴィア・フェンディとともにデザインされ、パープル、ワサビベビーピンク、またはソフトブルーのグラデーションスパンコールが刺繍されたバッグは、持つ人の気分に合わせて4種類のバックルを取り換えることが可能です。

対照的に、吉田カバン(株式会社吉田)のメインブランドであり日本有数のバッグブランド、ポーターの優れた実用性は、明らかにマスキュリンな特性をもたらしています。耐摩耗性が高く、それでいて美しさとラグジュアリー感がにじむポーターの有名なボンデッドナイロンに、正確無比な日本のクラフツマンシップが加わり、このコレクションでは軽さと機能性が鍵となっています。「ポーター」コレクションは「バゲット」の最新型の1つである「バム バゲット」の提唱者でもあります。
fandi.com

 

 

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