ユリス・ナルダン 【ダイバー レモンシャーク】発表

ソーウインド ジャパン株式会社のプレスリリース

スイスのウオッチメーカー、ユリス・ナルダンは、国連の2030年までに達成すべき17の持続可能な開発目標(SDG)に沿った環境への取り組みを誓いました。私たちの目的の一つは、可能な限り海から採取した素材を新製品に取り入れることで、海洋汚染を少しでも減らすことです。廃棄された漁網をウオッチストラップに再利用する一方で、主にサメに焦点を当て海洋学の知識を深めています。海の頂点に立つ捕食者であり、海洋生物の中でも特に誤解されている種であるサメは、ユリス・ナルダンのアバターであり、大切なシンボルでもあります。

海洋との関係が深いユリス・ナルダンは、世界中のサメの保護活動への献身的な取り組みの一環として、深海を意識してデザインした現代的で機能的なモデル、「ダイバー レモンシャーク」を発表しました。この時計は、ダイバー42mmコレクションの新モデルで、イエローのレモンシャークと記したブラックダイアル、3匹のレモンシャークを裏蓋にデザイン、漁網を再利用して製作したブラックのRストラップを採用しています。ベゼル、ダイアル、リューズ、バンドに施されたイエローのタッチはレモンシャークへのオマージュであり、その肌や海洋とのつながりを想起させます。ムーブメントにはキャリバーUN-816を搭載、ドーム型サファイアガラスを使用したコンケーブベゼルは、深海を探検することを自らの課題とする人々のためにデザインされた洗練された外観に仕上がっています。

「ダイバー レモンシャーク」は、ユリス・ナルダンがスイスのル・ロックルにある本社で開発した革新的なシリシウム技術を採用しています。シャークグレーのスーパールミノバを配したインデックスで文字盤を飾り、ベゼルの12時位置にはイエローの「0」を配置しています。レモンイエローの秒針、秒マーカー、そしてRストラップに施した控えめなステッチが他のモデルとの違いを際立たせ、雄大な動物への敬意を込めたユニークな時計デザインになりました。「ダイバー レモンシャーク」は、世界300本の限定モデルです。
6月8日 世界海洋デーに「ダイバー レモンシャーク」の発表を記念して、ユリス・ナルダンは、以前からサポートしている海洋生物の研究と海洋保護を専門とする世界的に有名なサメの専門家集団オーサーチ(OCEARCH)とFIU (フロリダ国際大学)環境研究所という2つの組織と協力して、 FIU メディナ・アクエリアス・プログラムをスタートしました。

サメは、海洋生態系の自然な秩序に欠かせない存在です。誤解され、恐れられがちで不明な点が多いこの生体を研究し、彼らの食習慣や交尾のプロセス、海中での動きなどをより詳しく知ることができます。これにより、海洋生物を保護する方法を理解することができるのです。

 オーサーチは、これまで科学者が海の中で得られなかったデータを収集し、アクセスすることを支援するNPO非営利団体です。このデータは、科学的研究、教育、アウトリーチや政策を通じて、海のバランスを取り戻し最大限の豊かさを実現するという目標を達成するために、非常に貴重なものです。
オーサーチが開発した「シャークトラッカー アプリ」は、科学者や一般の人々が、オーサーチとその協力者によってトラッキングタグを付けされたサメをリアルタイムで追跡することができます。これにより、より多くの人が海の中のサメの動きを調査し、学ぶことができるようになりました。 

 

ユリス・ナルダンとオーサーチは、海の捕食者であるサメを保護するという共通の目標を掲げ、2020年6月から協力体制を取っています。オーサーチの創設者兼遠征リーダーであるクリス・フィッシャーは、「孫の代まで健全な海を残すチャンスを得るためには、科学的発見のスピードを上げる必要がある 」と述べています。

FIUのメディナ・アクエリアス・プログラムの中心となるのがアクエリアス・リーフベースです。世界唯一の水中研究・教育施設であるアクエリアスは、フロリダキーズ国立海洋保護区の水面下60フィートに設置されています。この世界的に重要な施設は、海を研究し最先端の海底技術をテスト・開発を行い、専門のダイバーを訓練する比類のないプログラムを提供します.

  
フロリダ国際大学(FIU)の芸術・科学・教育学部(CASE)の学部長であり生物科学科の教授であるマイク・ハイトハウス博士は、「私たちは今、新しいアクエリアスを開発し、超洗練された新しい水中実験室のデザインとエンジニアリングに取り組んでいます。私たちの教授陣は、世界中の海洋生態系の研究と保全に真摯に向き合っているのです。この最新の施設では、研究、教育普及活動、技術開発、専門家の育成など、FIUの活動範囲と影響力を高めてくれるでしょう。」
 

ユリシーズの一員でありアゾレス諸島を拠点とする、大胆な深海ダイバーでもある写真家のフレッド・ボイルは、穏やかな性格のメジロザメ科の生物をより深く理解するために、サメのバイオタグ付けに協力しています。「レモン・シャークは人間に攻撃的ではありませんが、絶滅の危機に瀕している種です。彼らがどのように生きているのかを知るためには、バイオタグが不可欠です」とボイルは言います。

フレッドは自分の知識と経験を生かして科学者たちと一緒にダイビングをしながら、海の頂点の捕食者に近づき、サメが出産するときは安全な場所に誘導したりと、勇気あるタグ付けのプロセスを記録しています。

主にフロリダに生息するレモンシャークは、魚や甲殻類を食べる肉食動物です。肌は砂地の海底と同じ黄色の体色をしているため、カモフラージュしやすく獲物に忍び寄ることができるのが特徴です。卵ではない生きた子供を産み、社会的な絆を築きくことができ、お互いに学び合う能力があるようです。記録に残っている最大のレモンシャークは、体長3.4メートル、体重184キロでした。

「ユリス・ナルダンCEOパトリック・プルニエは、「サメは本来の獲物ではない人間にとって危険であると大きく誤解されています。私たちとOCEARCHは教育を重視しています。この壮大な生物について一般の人々が正しい情報を得ることができれば、海という自然界のヒエラルキーの中でのサメの立場を正しく尊重するようになるでしょう」。

品番:8163-175LE/92-LEMONSHARK

ムーブメント:Calibre UN-816、自動巻き、時・分・秒、6時位置にカレンダー

パワーリザーブ:42時間

ケース:ステンレススティール、ブラックDLC

ベゼル:逆コンケイブ型、一方向回転ベゼル

ケース径:42mm

文字盤:サンドブラスト

ケースバック:レモンシャークのエングレービング

ストラップ:海の漁網を100%リサイクルしたヴェルクロ式ブラックRストラップ, チタンパーツ

防水:300m

世界限定300本

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