Y’s、アーカイブイメージによりつくられるカプセルコレクションを発表

株式会社ヨウジヤマモトのプレスリリース

唯一のスタイル──1972年に山本耀司が手掛けた最初のブランドであるY’sは、そのものが山本の服づくりへの思想と哲学です。常に前へ向かい、変わることのないフィロソフィーを軸に、アイデンティティを表現。2022年、Y’sは創作を介して50年のヒストリーを振り返り、更なる創造を試みます。

50年のヒストリーから「瞬間」を掴み、再構成された、Y’sのアーカイブイメージによりつくられるカプセルコレクション。

1999春夏コレクションから2001-2002秋冬コレクションまで、6シーズンに渡り撮影されたY’sのイメージにフォーカスし、当時の撮影者であるマックス・ヴァドクルによる写真の選出とコラージュにより再構成されたイメージ。カプセルコレクションに配された8種のイメージは、マックス・ヴァドクル(MAX VADUKUL)と、クリエイティブディレクターであるクラウディオ・デロリオ(Claudio Dell’olio)により完全に新たにつくられました。

当時の写真からカプセルコレクションに選ばれ、マックス・ヴァドクルとクラウディオ・デロリオにより再構成されたのは、白黒の写真です。「マックス・ヴァドクル」を代表する力強い白黒写真。それらは、まるでつい先程、どこかで撮影されたかのように、自然に、人の生活と、そこに存在するY’sの服を、ごく当たり前にすくい取り、強く、印象的に、私たちへ差し出します。そこに写し出された当時から今に至るまで全く古びないイメージは、人という存在の強さ、その人とともにあることで証明されるY’sの強さを、何よりも鮮明に物語ります。

マックス・ヴァドクルとヨウジヤマモトの交流は、1980年代はじめに始まります。アートディレクターであるマーク・アスコリによる手引きで、- ロンドンから来た、エージェントにも所属していなかった – マックス・ヴァドクルは、ヨウジヤマモト  1984-85秋冬コレクションの写真をニューヨークで撮影しました。白黒で撮影された「服を路上に出し、街に侵入させる」写真。その後、1999春夏コレクションでY’sに迎えられたマックス・ヴァドクルは、2001-2002秋冬コレクションまで、6シーズンのイメージを手がけました。Y’sのイメージ創作において、重要なパートを担ったフォトグラファーであるマックス・ヴァドクル。本コレクションは、互いの大きな敬意と特別な関係性により生まれた創作物です。

様々な都市の路上で撮影された写真に写し出されたY’sの表情──女性的、男性的、多様な民族的背景、種々の表情。 年齢や性別の異なる、様々な背景を持つ人々が着ることで描かれる多様性と、そこへ写し出される普遍性がイメージの上に確かに存在しています。

日常にある服の在りようを鮮やかに切り取る写真たち。服と人の日常がつくりだす自然で予期できない情景は、そのまま、Y’sの唯一のビジョンのようです。

ファッションが何を意味するのか。「日常の服」に表現される、新鮮な視点を提供する前向きな姿勢。多様性と普遍性。

アーバニズムと、そこに住む人々の生活感を失うことなく魅せられた「日常の服」のイメージ。

フレッシュな感性が時を経て再構成され、新たな服に描かれていきます。

2022年11月に発表予定のカプセルコレクションに構成される8種のイメージから、キーイメージになるマラケシュ(2001春夏)で撮影された写真のコラージュをはじめとする4イメージの公開とともに、TシャツのコレクションをY’s表参道で限定的に先行展開します。

強いイメージはカプセルコレクションの予告となり、期待と高揚感を抱かせます。

– Tシャツコレクションは、11月に発表されるラインアップには含まれず、今回の発表のみ。

MOMENT – 2001春夏、マラケシュ

 

2001春夏コレクションのためにマラケシュで撮影した写真とマックスのフォトワークを加えてコラージュしたイメージ。左胸にマックス・ヴァドクルの手書きシグネチャーとY’sロゴを組み合わせたカプセルコレクションの印が配される。
T-SHIRT MARRAKESH ¥22,000 (税込価格)

MOMENT – 2001春夏、マラケシュ

2001春夏のためにマラケシュで撮影した写真を、マックスによるスクリブル(落書き)とコラージュしたイメージ。左胸にマックス・ヴァドクルの手書きシグネチャーとY’sロゴを組み合わせたカプセルコレクションの印が配される。
T-SHIRT MARRAKESH ¥22,000 (税込価格)

MOMENT – 2000-2001秋冬、東京

2000-2001秋冬のために東京で撮影した写真から選出し視覚表現されたイメージ。左袖にマックス・ヴァドクルの手書きシグネチャーとY’sロゴを組み合わせたカプセルコレクションの印が配される。
T-SHIRT TOKYO ¥19,800 (税込価格)

MOMENT – 2000-2001秋冬、東京

 

2000-2001秋冬のために東京で撮影した写真から選出しコラージュしたイメージ。左袖にマックス・ヴァドクルの手書きシグネチャーとY’sロゴを組み合わせたカプセルコレクションの印が配される。
MOMENT – 2000-2001秋冬、東京
T-SHIRT TOKYO ¥19,800 (税込価格)

– 全て04(XL)サイズ、ユニセックスコレクション

Y’s 1972 – A MOMENT IN Y’s WITH MAX VADUKUL

先行発売: 2022年9月2日金曜日
Y’s表参道限定先行 (Tシャツコレクション)

Y’s表参道
東京都渋谷区神宮前4丁目12-10 表参道ヒルズ西館 1F/B1F
TEL 03-6455-4302

Y’s表参道のインフォメーションは公式LINEで配信しています: 
– 友達になり最新情報を入手
https://page.line.me/goq8612u

https://www.yohjiyamamoto.co.jp/shopinfo-detail/?id=6550

「Y’s 1972 – A MOMENT IN Y’s WITH MAX VADUKUL」カプセルコレクションは、2022年11月に東京にオープン予定のポップアップストアで発表され(伊勢丹新宿店)、日本国内では、Y’s全ストア、及び公式オンラインブティックでお買い求めいただける予定です。

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Y’s 
ワイズは、1972年に山本耀司が手掛けた最初のブランドであり、それとともに、山本の服作りへの思想と哲学です。原点は、男性の服を女性が着るというコンセプトのもと時代に流されることのない価値観を持つ、自立した女性たちへの服作り。機能的で品位ある日常着。独自のカテゴリーの中、普遍的な価値観とユニークなパターンメイキングで形づくられるワイズのクリエイション。カッティングとシルエットに拘り、素材の風合いを生かし、着ることによって生まれる人の体と服の間にある空気感、分量感、バランスを大切に行われる服創り。哲学を受け継ぐ現在のアトリエチームの表現により、ブランドのアイデンティティ、機能的で質の高いプレタポルテを提案するコレクションを体現しています。
http://www.yohjiyamamoto.co.jp/ys/

最寄りのY’sストアへお問合せ: 
https://www.yohjiyamamoto.co.jp/shopinfo/

Y’sでは居住国に合わせたオンラインブティックをご用意しています:
日本/日本語 https://theshopyohjiyamamoto.jp/shop/c/c30/
France・International/Francais https://theshopyohjiyamamoto.com/fr/shop/c/c30/
International/English https://theshopyohjiyamamoto.com/shop/c/c30/
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