マーク ジェイコブス ジャパン株式会社のプレスリリース
ニューヨーク発ファッションブランド「マーク ジェイコブス」が手掛けるブックストア『BOOKMARC(ブックマーク)』にて、90年代から00年代にわたる20年をsmart編集者、honeyee.com編集長として時代を歩んだ鈴木哲也氏が、”トウキョウポップカルチャー、2つの10年間“を独自の視点で切り取った新著「2D – Double Decades of Tokyo pop life – 僕が見た「90年代」のポップカルチャー」の出版を祝し、著者の鈴木哲也氏と写真家の鈴木親氏をお迎えしてトークショーを開催いたします。トークショー終了後サイン会も行います。皆様のご来店お待ちしております。
出版記念トークショー&サイン会
Guest: 鈴木 哲也(著者)、鈴木 親(写真家)
日時:2022年8月31日(水)20:00~
場所:BOOKMARC(ブックマーク)東京都渋谷区神宮前4-26-14
■イベント参加方法
・イベントは観覧フリーです。購入者先着で椅子をご用意します。満席の場合は立ち見になりますのであらかじめご了承ください。会場満員の場合は入場制限をする場合もございます。
・鈴木哲也氏x鈴木親氏のトーク終了後、鈴木哲也氏のサイン会を行います。
・8/16(火)午前11時より、店頭もしくはお電話による事前予約承ります。
(TEL: BOOKMARC 03-5412-0351 (11:00-20:00)
商品情報
鈴木哲也著
2D – Double Decades of Tokyo pop life – 僕が見た「90年代」のポップカルチャー
販売価格:1,100円(税込価格)
発売日:2022年9月1日
124P/H210mm×W128mm (A5版)
出版:mo’des book (https://modes.tokyo)
instagram:@modes_tokyo(https://www.instagram.com/modes_tokyo/)
オンラインサロン「RoCC」で2021年から連載された、鈴木哲也氏の「2D(Double Decades of pop life in tokyo) 」。この連載にあらたな書き起こしを加えた『トウキョウポップカルチャーの教科書』とも言うべき書籍が完成。90年代から00年代にわたる20年をsmart編集者、honeyee.com編集長として時代を歩んだ鈴木哲也氏が「トウキョウポップカルチャー、2つの10年間」を、「裏原宿」「渋谷系」といったキーワードを掘り下げながら独自の視点で切り取った内容となっています。
本書は1990年代に東京で起きたファッションと音楽を中心としたポップカルチャー、なかでも、「裏原宿」、「渋谷系」といったムーブメント、あるいは「A.P.C.」、「トレインスポッティング」、「藤原ヒロシ」、「ピチカート・ファイヴ」といったブランド、作品、アーティストについて、それらが持つ意味を改めて吟味し、東京のポップカルチャーシーンで何がそのとき、つまり、「90年代」に成し遂げられたのかを今一度確かめることを目的としています。またその際、「90年代」をその10年間のみで語ることはできないと僕は考えます。20世紀と21世紀の間に挟まれた、様々な意味でまさに過渡期にあった「90年代」の、その曖昧で漠然とした輪郭を際立たせるためには、どうしても、その前後の10年間のいずれかを都度、重ね合わせることが必要になるのです。
もっとも、1990年代の東京のポップカルチャーと言っても、ここで取り上げるのは僕の個人的な体験や思い出から導かれたものばかりで、いわば「僕の90年代」です。この「僕の90年代」が、本書を手にした皆さんの「それぞれの90年代」と重なったとき、そこに浮かび上がる何かが現れれば幸いです。
–本書『まえがき』より
CONTENT
-Ⅰ-
終わりの時代、最後の日々 / 『smart』創刊 / 雑誌を作るから編集者なのか、編集者だから雑誌を作るのか / 『smart』の作り方/作者は死んだ /それは、「80年代」の否定だったA.P.C.の「過剰な普通」/ スノッブ過ぎて、アンチファッション / ブランドとは世界観と価値観を売るためのシステム / アフリカ・バンバータ「Planet Rock」/「サンプリング」と「パクリ」の違いとは / なぜ、裏原宿は嫌われたのか?/ なぜ、 90年代の東京カルチャーは世界的な評価を得たのか? / アップリンク時代 / 映画の「渋谷系」 / 『トレインスポッティング』現象
-Ⅱ-
その時々に、ふさわしいことをする / こだわらないことに、こだわる / 価値観の創造 / ファンタジーとリアリティ
-Ⅲ-
「リバイバル」の時代 / ピチカート・ファイヴ / 「アーカイブ」の時代
プロフィール
鈴木哲也(すずきてつや)
1994年、株式会社アップリンクで雑誌『DICE』の編集に携わる。
1996年、株式会社宝島社の雑誌『smart』に参加。
2002年、編集長として『smart MAX』を創刊。
2004年、株式会社宝島社を退社。
2005年、藤原ヒロシ、清永浩文、中村ヒロキらと共に株式会社ハニカムを設立。
同時に同社の運営するwebメディア『honeyee.com』の編集長に就任(2011年からは同社の代表取締役も兼任)。
2017年、株式会社ハニカム代表取締役並びにwebメディア『honeyee.com』編集長を退任。
現在は企業、ブランドのコンサルティング、クリエイティブディレクションなどを行う。
鈴木親(すずきちかし)
1972年生まれ。
1996年渡仏、雑誌Purpleにて写真家としてのキャリアをスタート。 Purple (仏)、ID (英)、DAZED&CONFUSED (英)、CODE (蘭)、Hobo (加)、IANN (韓)、honeyee.com (日本)、GQ (日本)、commons&sense (日)、LIBERTINE/DUNE 等の国内外の雑誌から、Issey Miyake、United Bamboo、Toga等のWorld Campaign。
注意事項
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