「日本母乳バンク協会」へ商品売上の一部を寄付、ピジョンは小さく生まれた赤ちゃんの健やかな成長を応援する「#ちいさな命を救おう」キャンペーンを3年連続で実施

ピジョン株式会社のプレスリリース

ピジョン株式会社(本社:東京、社長:北澤 憲政)は、一般社団法人 日本母乳バンク協会(代表理事:水野 克己)の活動に賛同し、2020年より同協会の初のゴールドスポンサーとして様々な支援を開始しました。同年9月に、当社本社1階に「日本橋 母乳バンク」の開設を全面的にサポートしたほか、当社の独自の強みであるママ・パパ、プレママ・プレパパとの接点を活かし、母乳パッドの売上の一部を同協会に寄付する「#ちいさな命を救おう」キャンペーン(以下本キャンペーン)も実施し、多くの方々に賛同いただきました。本キャンペーン実施の結果、2020年は2,718,770円、2021年は母乳フリーザーパックなど対象商品を拡充し3,721,190円の寄付金額となりました※1
3年目となる今年は、世界母乳育児週間※2である2022年8月1日(月)から本キャンペーンをスタートし、10月31日(月)までの3カ月間で実施します。

  • 対象商品1個購入につき10円を寄付

本キャンペーンでは、2022年8月1日(月)~10月31日(月)の期間中に、全国のベビー用品専門店・ドラッグストアなどの店頭およびオンラインショップでご購入いただいた対象商品1個につき10円を当社から「一般社団法人 日本母乳バンク協会」へ寄付します。本キャンペーンで集まった寄付金は、赤ちゃんに安全なドナーミルクを提供するため、母乳の低温殺菌や検査、ドナーミルクの発送などの費用に充てられます。

対象商品対象商品

ピジョンは、本キャンペーンによる寄付活動を通じて、より多くの「小さく生まれた赤ちゃん」へ安全なドナーミルクが届けられるよう、「日本母乳バンク協会」をこれからも応援し続けてまいります。

※1 当社は、同協会のゴールドスポンサーとして、「#ちいさな命を救おう」キャンペーンでの上記寄付金に上乗せし、2020年、2021年とも5,000,000円ずつを寄付しました。
※2 世界母乳育児週間とは、WHOやUNICEFなどの国際機関が共同で行う大規模なキャンペーンの一つで、1990年に制定されて以来、世界170カ国以上で母乳育児の促進と乳児の栄養改善を目指した取り組みが毎年に行われています。
 

  • 「#ちいさな命を救おう」キャンペーン内容

【対象商品】※3
・母乳パッド フィットアップ®

母乳パッド フィットアップ®母乳パッド フィットアップ®

・母乳パッド フィットアップ®プレミアムケア

 

母乳パッド フィットアップ®プレミアムケア母乳パッド フィットアップ®プレミアムケア

・母乳フリーザーパック 各種

 

母乳フリーザーパック 各種母乳フリーザーパック 各種

※3:旧パッケージ(「#ちいさな命を救おう」マークがない商品)も含めて、全て対象です。

【対象期間】
2022年8月1日(月)~10月31日(月)
*この期間中に当社から出荷した対象商品の数量に準じて寄付を行います。

【販売先】
全国のベビー用品専門店、ドラッグストア、オンラインショップなど

【キャンペーン特設サイト】
https://pigeon.info/breastpad/campaign/pad2008.html

 

  •   「ちいさな産声サポートプロジェクト」とは

 

 

ちいさな産声サポートプロジェトちいさな産声サポートプロジェト

ピジョンは、早産で生まれた赤ちゃん、低体重で生まれた赤ちゃん、病気の治療が必要な赤ちゃんなど、専門的なケアを必要とする赤ちゃん一人ひとりの健やかな成長を支え、ご家族がより安心し幸せを実感できるように「ちいさな産声サポートプロジェクト」を各国で行っています。

このプロジェクトの取り組みとして、2020年9月の「日本橋 母乳バンク」の開設サポートをはじめ、社会への母乳バンクの普及啓発活動などの継続した支援を実施しております。今後も、赤ちゃん一人ひとりの健やかな成長を支え、ご家族がより安心し幸せを実感できるよう、日本はもちろん、海外での母乳バンクの普及に向けた支援や、社会への情報発信を継続的に行ってまいります。

●特設サイトURL:https://www.pigeon.co.jp/csr/tinycry/

<ご参考>

母乳バンクとは
母乳を必要とする早産・極低出生体重児(出生体重1,500g未満の赤ちゃん)が自分の母親から母乳を得られない場合、医療機関からの要請に応じ、寄付された母乳を低温殺菌処理した安全な「ドナーミルク」を提供する施設が「母乳バンク」です。当施設では、国際的な運用基準に基づき、母乳の検査や低温殺菌処理を行い、安全に保管、保存することが求められます。また、ドナーミルクは赤ちゃんの医学的な必要性に応じて利用すべきという考えに基づき、無償で提供されています。国内では、2018年からドナーミルクを利用するNICU(新生児集中治療室)が増加しており、国内の需要に見合うだけの母乳バンクの整備と経済的サポートが必要とされています※4。

 

母乳・ドナーミルクはなぜ必要なのか
母乳には、赤ちゃんにとって必要な栄養素がバランスよく、消化しやすい形で含まれており「最適な栄養食」と言われています。特に、様々な感染症、病気に罹るリスクが高い早産児において、母乳には赤ちゃんの生死にかかわる壊死性腸炎(腸の一部が壊死する病気)に罹患するリスクを、人工乳のおよそ1/3に低下させる効果があることがわかっており※5、「母乳は薬」とも言われています。また、早産児が罹りやすい未熟児網膜症や慢性肺疾患などの予防に役立つ物質が含まれているほか※6・7、長期的な神経発達予後を改善する効果についてのエビデンスも出てきています※8・9。しかし、全ての母親が、出産直後から充分な母乳が出るわけではなく、早産となった場合には、母親が必要量の母乳を与えられないこともあります。そのような際に、ドナーミルクを提供することで、上記のような疾患の罹患率と重症度を低下させ、長期的予後の改善を図ることができます。

 

※4日本小児科学会雑誌 第123 巻 第7号 日本小児医療保健協議会栄養委員会 早産・極低出生体重児の経腸栄養に関する提言

※5 Quigley MA. Henderson G. Anthony MY. et al. Formula milk versus donor breast milk for feeding preterm or low birth weight infants. Cochrane Database Syst Rev. 2007; (4):CD002971.

※6 Patel AL et al. Influence of own mother’s milk on bronchopulmonary dysplasia and costs. Arch Dis Child Fetal Neonat Ed. 2017;102(3):F256-F261.

※7 Zhou J et al. Human milk feeding as a protective factor for retinopathy of prematurity: a meta-analysis. Pediatrics. 2015;136(6):e1576-1586.

※8 Lewandowski AJ et al. Breast milk consumption in preterm neonates and cardiac shape in adulthood. Pediatrics. 2016;138(1):pii:e20160050.

※9 Vohr BR et al. Beneficial effects of breast milk in the neonatal intensive care unit on the developmental outcome of extremely low birth weight
infants at 18 months of age. Pediatrics. 2006;118(1):e115-123.

 

 

一般社団法人 日本母乳バンク協会 概要

日本母乳バンク協会は、日本の新生児医療において「母乳」の活用を促進することを主な目的として2017年5月に設立された一般社団法人です。本協会は「母乳提供者の善意」を基盤に、以下を主な内容として活動をされています。

 

・提供者の健康チェック

・提供母乳の各種検査(血液検査によるスクリーニング検査を含む)

・提供母乳の安全な保管、保存、その方法の開発

・低出生体重児への母乳の提供

・低出生体重児の母親への母乳育児支援

・周産期医療における効果的な「母乳活用」の研究

日本母乳バンク協会URL: https://jhmba.or.jp/
 

ピジョン株式会社ピジョン株式会社

 

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