プラザクリエイトと共にサステナブルなプリント技術を披露するファッションイベント「プラザクリエイト×Kornit FASHION THE FUTURE」を7/27(水)に開催

Kornit Digital Japanのプレスリリース

ファッション業界のパーソナライズサービスを可能にし、サステナブルかつ洗練されたプリントソリューションで市場をリードし続けているKornit Digital(コーニット・デジタル、NASDAQ:KRNT、東京都港区六本木七丁目14番23号ラウンドクロス六本木4階/本社:イスラエル、最高経営責任者 Ronen Samuel)と、パレットプラザをはじめとした写真プリントビジネスを30年以上展開してきた株式会社プラザクリエイト(本社:東京都中央区晴海一丁目8番10号、代表取締役社長 新谷隼人)は、合同で、ファッションイベント、「プラザクリエイト×Kornit FASHION THE FUTURE」を2022年7月27日(水)にthe Folks BY IOQ (東京・渋谷区)にて開催しました。
本ファッションイベントでは、2022年7月に株式会社プラザクリエイトの代表取締役として就任した新谷隼人氏より、 Atlas MAX(大量生産に最適な業務用DTG:Direct to Garment プリントソリューション)を導入した先に描く未来、そして開催場所であるthe Folks BY IOQに現在立ち上げているカフェとプリント工房が融合した新拠点について発表しました。また、Kornit DigitalのCEOであるRonen Samuelが登壇し、Kornit Digitalのサステナビリティへの取り組みやアパレル生産の新たなビジョン、今後のロードマップ、またデジタルとファッションの融合について発表しました。

本イベントは2部にわたり開催され、イベントのコンセプト、「FASHION THE FUTURE」をもとに、海外有名デザイナーがデザインしKornit Digitalのプリンターによってプリントされたサステナブルな衣装を身にまとったモデルたちによるファッションショーと、プラザクリエイトが日本で初めて導入したAtlas MAXのLIVEデモンストレーションを実施しました。

〈「プラザクリエイト×Kornit FASHION THE FUTURE」 のコンテンツ詳細〉
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ファッション業界に本格的に参画するプラザクリエイトによる今後の戦略について
プラザクリエイトの代表取締役社長 新谷隼人氏が登壇し、これまで展開してきた3つの事業(イメージング事業・モバイル事業・ソウゾウ事業)に加えて、新たにファッション事業に参入することを発表しました。
年間数十億枚の過剰生産や、生産工程における環境汚染などの課題をもつファッション業界を、30年以上培ってきた写真プリント技術と、Kornit Digitalのプリンターと共に解決していくと意気込みを述べました。また、プラザクリエイトのビジョンである「みんなの広場をつくる。」をもとに、デジタル社会の今だからこそリアルな場所からファッションを発信していくため、新拠点「HATTO」をオープンすることを新たに発表しました。日本のアパレル業界を牽引してきた原宿・神宮前に2022年秋にオープン予定の「HATTO」は、カフェ・コミュニティ・プリントをかけ合わせ、アパレル事業者たちが集まりサステナブルなコーヒーを楽しみながら「デジタル×サステナブルなものづくり」を行うことができる拠点になると述べ、Atlas MAXを導入することも発表しました。この拠点を元に、ファッション業界でのサステナブルな変革と、新しいアイデアが生まれるリアルな空間づくりを目指すと語りました。

Kornitの考える「ファッションの未来」について
Kornit DigitalのCEO Ronen Samuel(ロネン サミュエル)が来日し、Kornit Digitalのサステナビリティへの取り組みやアパレル生産の新たなビジョン、今後のロードマップ、またデジタルとファッションの融合について発表しました。日本は世界でもアパレル産業が進んでいる国の一つであるとし、Eコマース市場も世界で4番目、サステナビリティへの意識も高いと示し、Kornit Digitalにとって重要な国であると説明しました。ファッション業界は、EC化、自己表現、SNS、サステナビリティの4つが重要視されるようになったと解説した後、年間21億枚の過剰生産・28兆リットルもの水質汚染が問題となっているファッション業界は石油産業に続き2番目に環境を汚染している産業であり、これを解決するためにはオンデマンドの持続可能な近接生産が必要であることを述べました。また、それこそがKornitが注力している分野であり、ミッションであるとも説明しました。Kornitは、水を使わないプリンターに加えて、世界中のKornitのプリンターで印刷を可能にするKornit Xのようなテクノロジーの開発も進めており、ファッション業界におけるバーチャルな仮想空間と実世界の架け橋となりたいという目標についても発表しました。

NY発のライフスタイルブランドであるTakeiによる、自然や日本の文化にインスパイアされたサステナブルなコレクション
会場のランウェイにてTakeiが、「Art Woven In」 (アートを織り込む)と「Back to Nature」 (自然に帰る)をテーマにした、着物のユニークな柄と歴史的な意義にインスパイアされたコレクションを披露しました。TakeiのデザイナーであるTaishi Ishida氏は、「Kornit Digitalのプリンター技術が繊細なデザインも可能にし、色やデザインの美しさに驚いた」と述べ、竹を素材に使用するなどサステナブルな自身のブランドについて説明しました。

 

Kornit DigitalデジタルプリンターAtlas MAXのLIVEデモンストレーション
プラザクリエイトが日本で初めて導入した、3次元表現が可能な業界初のDTG(Direct to Garment)ソリューションAtlas MAXのデモンストレーションを実施しました。新しく開発された2つの透明のインク、Q.FIX、Intensifier(強化剤)も発表しました。これらの独自のインクを使用すると、堅牢度を保ちつつインクが積層でき、3次元の印刷が可能と説明した他、世界中にあるKornit DigitalのプリンターでプリントできるクラウドサービスのKornit Xのデモンストレーションも実施され、実際に注文~プリントされるまでを披露しました。

 

【第2部】※1部と重複部分は省略
NFT×ファッション
アートテックの領域を中心に事業を展開する2019年創業の株式会社HARTiの代表取締役社長 吉田勇也氏が登壇し、本イベントのコンセプトでもある「FASHION THE FUTURE」のもと、ファッション業界におけるNFTの活用可能性と未来について解説しました。吉田氏は、NFTファッションが注目される理由として、「コピー品の抑止ができる」「メタバース領域でもポジションを築くことができる」「二次流通時以降のロイヤルティ還元」「SDGs(NFTで売れたものをリアルで生産できる)」を挙げました。また、HARTiプロデュースのNFTブランド「MIMÉ EARTH」が大阪心斎橋のパルコで行っているポップアップの紹介をしたほか、HARTiのデジタル領域と、リアルに服をプリントするプラザクリエイトとのコラボレーションに期待をしていると語りました。

■ゲストスピーカーによるトーク
株式会社ヒロココシノ 代表取締役副社長 クリエイティブディレクター 小篠 ゆま氏がKornit Digital Japan株式会社 ゼネラルマネージャーの須貝謙一とのトークセッションを行い、自身のブランドとコロナ禍におけるブランドのあり方について語りました。自身のブランドである「ユマコシノ」は、企業等のユニフォームのデザインを多く手掛けており、百貨店がカスタマーとの接点の中心であった以前の販売方法をコロナ禍で刷新してEコマースに注力をした他、YouTubeチャンネルを立ち上げ、よりダイレクトにお客様への思いを伝えるようになったと変化を述べました。

Kornit Digitalのショーケースとプレゼンテーション
Kornit DigitalのAsia Pacific President & Managing Director Ilan Elad(イラン エラッド)は「不透明な時代にこそ売上を伸ばす経営戦略」についてプレゼンテーションを行いました。ビジネスオーナーは多くのチャレンジに常に立ち向かうことが余儀なくされる中、革新を続けるKornitがどのように課題解決に向けてソリューションを提供しているかについて語りました。Atlas MAXやPresto MAXをはじめとする最新のプリント技術によって、多種多様なオプションを提供しながらオンデマンド(受注生産)への移行を可能とし、新たなビジネスの機会やサステナビリティに繋がり、世界をより良い場所へしていきたいと述べました。

Kornit Digitalを活用し活躍するイスラエルのデザイナーOritとAssafによるファッションショー
イスラエルでKornit Digitalを活用しファッションデザイナーとして活躍するOritとAssafが、ギリシャ神話の女神をモチーフにデザインをし、Kornit Digitalでプリントを施した衣服を15人のモデルが身にまといました。白、黒、ベージュ、赤の色味をベースとし、細やかな刺繍のようなデザインやタイダイ柄などの衣服が披露されました。OritとAssafのコレクションとともに、イスラエルで最高品質の素材を使いサステナブルな製造方法でNaot( https://naot.jp/ )が制作したシューズもモデルが着用し披露されました。披露したシューズも、Kornit Digitalのプリンター、Atlas Max でプリントをして作成をしたコラボレーション作品となっております。

ゲストスピーカーによるスピーチ

駐日イスラエル大使Gilad Cohen(ギラド コーヘン)氏が登壇し、本イベントを通して、日本とイスラエルの経済協力についての感謝の言葉を述べました。今年日本とイスラエルは外交関係樹立70周年を迎え、今まで様々なイベントが行われてきた中で、本イベントは2か国のイノベーションの結びつきを表すようなイベントであったと語り、イスラエルと日本はお互いの強みを補完し、世界をより良い場所にするためのパートナーであると述べました。

■イスラエルファッション界の王道コンビYANKY & NATAFによるファッションショー

イスラエルファッション業界で有名なデザイナーであるYANKY & NATAFが、「ランウェイでパーティー」をテーマにしたコレクションを披露しました。80年代、90年代、そして未来のデジタルワールドからのインスピレーションを含む、過去、現在、未来を表現したファッションショーで、モデル達がKornit Digitalのプリント技術を使用。ビビットカラーで個性的かつサステナブルなプリントが施されたコレクションを発表しました。

プラザクリエイト社について
1988年に創業し、写真屋「パレットプラザ」をはじめとした写真プリント事業を30年以上行っています。1996年に上場し、写真を撮るデバイスがカメラからスマホに移行する中で、モバイル事業にも参入。ソフトバンクなど携帯電話の代理店ビジネスを展開してきました。近年では累計出荷数150万個を突破した大人気DIYクラフトキット「つくるんです®」や、コロナ禍で需要が伸びた個室ブースの「One-Bo」など、新規事業を創出しています。「みんなの広場をつくる。」というコーポレートビジョンのもと、変わりゆく時代の中でも、事業を通じて人と人との豊かなつながりをつくることを目指しています。 https://www.plazacreate.co.jp/

Kornit Digitalについて
Kornit Digitalは、衣料品、アパレル、繊維産業向けの産業用デジタル印刷技術の開発、製造、販売を行っており、デジタルプリンター、インク、消耗品、ソフトウェア、アフターセールスサポートを含む完全なソリューションを提供しています。
環境に優しい独自の印刷プロセスであるNeo Pigmentを通じて、デザイナーから製造業者に渡る全工程におけるプリントバリューチェーンのニーズに直接応え、衣料品のデジタルプリント市場をリードしています。
Kornitの迅速かつ環境に優しいジャストインタイムのカスタムファブリック技術は、Web-to-printやオンデマンド、マス・カスタマイゼーションのコンセプトに基づいた革新的なビジネスモデルを可能にします。YouTubeで400万回近く再生されているMissy Elliottのミュージックビデオにも使われるなど、Kornitは、ロール・ツー・ロール方式のテキスタイルプリント業界に革新的なアプローチを提供しています。
2003年に設立されたKornit Digitalは、イスラエルに本社を置き、アメリカ、ヨーロッパ、アジア太平洋地域にオフィスを構え、世界100カ国以上の顧客にサービスを提供しているグローバル企業です。
詳細については、Kornit Digital社のウェブサイト(www.kornit.com)をご覧ください。

 

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