株式会社ゴールドウインのプレスリリース
プレスリリースのポイント
① 次世代育成の一環として、子どもたちに地球とのつながりを深める「遊び場」を提供するイベントを富山県富岩運河環水公園、富山県美術館で開催
② 地球を構成する5つのエレメントをテーマにした遊具を建築家とコラボレーションで製作。富山県美術館内ではワークショップやポップアップストアも展開
③ 期間中、富山市の中心部を運行する路面電車は、「GOLDWIN PLAY EARTH PARK TOYAMA」仕様のデザインにラッピング
株式会社ゴールドウイン(本社:東京都渋谷区/代表取締役社長:渡辺貴生)は、7月23日(土)から8月14日(日)の期間、富山県の特別協力を受け、富山県富岩運河環水公園と富山県美術館(富山県富山市)にて、子どもやファミリーを対象としたイベント「GOLDWIN PLAY EARTH PARK TOYAMA(ゴールドウイン プレイアースパーク トヤマ)」を開催し、未来を担う次世代の子どもたちに、地球の持つ不思議なテクノロジーに触れ、自然とのつながりを深める体験の場を提供します。「地」・「水」・「火」・「風」・「空」といった地球を構成する5 つのエレメントをテーマにした「遊具」を、建築家とコラボレーションで製作し、子どもたちが自由に遊びを創り出す空間を提供します。
今春、東京ミッドタウン(東京都港区)芝生広場で開催され好評を博した「GOLDWIN PLAY EARTH PARK」が、ゴールドウイン創業の地である富山県のサポートを受け、次世代育成の観点から富山の子どもたちに向けた地球とつながる新鮮な遊びを提案します。会期中、富山県美術館の3階では、美術館と連携して子どもたちの自由な発想を導き出すワークショップを開催。加えて、5つのエレメントをテーマに、「THE NORTH FACE」や「HELLY HANSEN」など当社が展開する5つのブランドから、デザイナーなどとコラボレーションしたウエアや建築家と設計した遊具に関連するグッズなど、「PLAY EARTH」のコンセプトを反映したアイテムを販売するポップアップストアの展開などを実施します。
また、富山市の中心部を運行する富山地方鉄道株式会社が運営する市内電車7000形の路面電車(通称「市電」/一編成)は、「GOLDWIN PLAY EARTH PARK TOYAMA」仕様のデザインにラッピングされます。
■「GOLDWIN PLAY EARTH PARK」について
スポーツアパレルメーカーとして歴史を重ねてきたゴールドウインは、スポーツの可能性を拡張し、美しい自然と共に人間らしくある未来へと進むため、創業70周年を迎えた2020年に「PLAY EARTH(プレイアース)」(地球と遊ぶ)というコンセプトを掲げました。スポーツの起源は、余暇の時間を楽しむための地球との遊びからはじまったと言われています。原始的な自然に触れ、好奇心のままに学び、感動すること。この体験の積み重ねにより、仲間や自然と言葉を超えた関係性を築くことが、私たちの考えるスポーツの原体験です。30 年後の美しい地球を想像するとき、未来をつくる子どもたちと共に、地球と遊ぶ、スポーツの原体験となる場所が「GOLDWIN PLAY EARTH PARK」です。
「GOLDWIN PLAY EARTH PARK TOYAMA」イメージムービー
https://youtu.be/crxcBXf-a08
■イベント概要
イベント名: GOLDWIN PLAY EARTH PARK TOYAMA
開催場所: 富山県富岩運河環水公園(富山県富山市湊入船町1)
開催期間: 2022年7月23日(土)~8月14日(日)
主催: 株式会社ゴールドウイン
特別協力: 富山県
営業時間: 10:00~17:00 ※遊具の営業時間
特設サイト: https://playearthpark.goldwin.co.jp/
ワークショップ情報: https://www.goldwin.co.jp/playearthkids/school/playearthpark_toyama_ws/
富山県美術館(富山県富山市木場町3−20)の3階では、ポップアップストア(営業時間:9:30~18:00 ※水曜休館)及びワークショップ(詳細は上記URLをご参照ください)などを開催します。
■5つのエレメントをテーマにした遊具について
「GOLDWIN PLAY EARTH PARK TOYAMA」では、富山県富岩運河環水公園に、地球を構成する5つのエレメント「地」・「水」・「火」・「風」・「空」をテーマにした5組の建築家がプリミティブ(原始的)な遊びをつくりだす「遊具」を設置します。これらのエレメントと有機的に繋がり合う会場環境もまた、2名の建築家によってデザインされます。人と人、人と自然が繋がり、自然のテクノロジーを体験する遊具を目指します。
【建築家プロフィール】
山田紗子建築設計事務所(地の遊具のデザイン)
山田 紗子
1984年東京都生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒業、東京芸術大学大学院美術研究科建築専攻修了。
2007-2011年、藤本壮介建築設計事務所勤務。一級建築士。現在、山田紗子建築設計事務所代表。京都大学、東京理科大学非常勤講師。主な受賞に、第36回吉岡賞、U35 2020 Gold medal、第3回日本建築設計学会賞大賞。
Sawada Hashimura(水の遊具のデザイン)
澤田航と橋村雄一により2015 年に設立された建築設計事務所。
澤田 航:Central Saint Martins, AA School of Architectureにて建築を学んだ後、能作文徳建築設計事務所に勤務。東京藝術大学建築科教育研究助手を経て、現在、法政大学非常勤講師、桑沢デザイン研究所非常勤講師。
橋村 雄一:多摩美術大学 、University of East Londonにて建築を学んだ後、Tony Fretton Architects、Carmody Groarke、新素材研究所に勤務。一級建築士。
noiz(火の遊具のデザイン)
2007 年に豊田啓介と蔡佳萱が設立、2016 年より酒井康介がパートナー として加わり、東京と台北、ワルシャワの三拠点で活動する建築設計事務所。コンピューテーショナルな手法および知見を駆使し、建築設計やインテリアデザインを軸としながら、デジタルインスタレーションから都市計画、コンセプトデザインまで幅広いジャンルで国際的に活動。最新のデジタル技術と建築設計の知見とを融合しながら、国内外から集まった多様な背景やスキルを持ったメンバーによるチームで、新しい知識や技術のリサーチ、導入なども積極的に行っている。
中村竜治建築設計事務所(風の遊具のデザイン)
中村 竜治
長野県生まれ。東京藝術大学大学院修了後、青木淳建築計画事務所を経て、2004年中村竜治建築設計事務所を設立。主な仕事に、「へちま」ヒューストン美術館及びサンフランシスコ近代美術館収蔵、「JINS京都寺町通」、「神戸市役所1号館1階市民ロビー」、「Mビル(GRASSA)」、「FormSWISS展展示空間」、「MA nature」など。主な受賞に、第6回京都建築賞優秀賞、第32回JIA新人賞など。著書に「コントロールされた線とされない線」LIXIL出版。
DOMINO ARCHITECTS(空の遊具のデザイン)
大野 友資
2016年に設立されたプラットフォーム。デザインの実践と理論の両面から歴史や文脈への接続を試み、情報と物質、デジタルとアナログ、ハイテクとローテクを相対化するような設計を手がける。その活動はさまざまなチームとの協働によって形作られ、建築、インテリア、プロダクトデザイン、リサーチや執筆、教育まで多岐にわたる。
佐藤研吾建築設計事務所(ベンチのデザイン)
佐藤研吾
1989年神奈川県生まれ。一般社団法人コロガロウ/佐藤研吾建築設計事務所主宰。インド・日本で開催する短期デザイン学校 In-Field Studio/荒れ地のなかスタジオ代表。福島県大玉村で藍畑を世話する歓藍社所属。同村では古書店「ころがろう書店」とコーヒー屋を運営。アートユニット「野ざらし」のディレクター。
plat(インフォメーションセンターのデザイン)
上林 剛典
1989年兵庫県生まれ。立命館大学、多摩美術大学にて建築・インテリア、都市・土木工学を学ぶ。2017年より自身の設計活動を開始。2018年にクロワッサンショップを併設したplatを設立。近作は、喫茶サテラ、stand.fm(studio)、星野道夫写真展会場構成、渋谷のオフィスなど。
■ゴールドウインについて
1951年、富山県小矢部市にて設立。「スポーツを通じて、豊かで健やかな暮らしを実現する」を企業理念とし、オリジナルブランド「Goldwin」をはじめ「THE NORTH FACE」、「HELLY HANSEN」、「Speedo」、「CANTERBURY」などの高機能スポーツウエアを日本国内を中心に展開。研究開発から企画、製造、品質管理、販売までを一貫して管理し、お客様に寄り添った製品とサービスを提供することに努めています。また2008年から「GREEN IS GOOD(グリーンイズグッド)」のコンセプトのもと、環境に配慮した製品の開発、楽しみながら環境への負荷を減らせるようなアイデアなど、スポーツ用品メーカーとして環境のためにできることを実践しています。2021年には長期ビジョン「PLAY EARTH 2030」を発表し、気候変動問題の解決と持続可能なビジネスの再構築を図る、という2つのサステナビリティと向き合っています。
環境におけるサステナビリティでは、環境負荷低減素材への積極的移行として、2030年に環境負荷低減素材を使用した製品比率を90%以上に引き上げ、グリーンデザインを推進します。また、全ての事業所でのカーボンニュートラルを実現することで、再生エネルギーへの転換を進めます。そして、廃棄物をゼロにして循環型社会の実現を目指します。
事業におけるサステナビリティでは、”CORE“&”MORE“による成長戦略を掲げ、パフォーマンスを追求した機能や素材開発を行う”CORE“の一方向への成長だけを目指すのではなく、その成長軸をいかにライフスタイルに展開するか、またそのウエアを使っていただける場をいかに提供するかという”MORE“の異なる成長軸を同時に伸ばしていくことを重視し、未来を担う次世代の育成を目的とした、「GOLDWIN PLAY EARTH PARK」などのプロジェクトを推進しています。
GOLDWIN website
https://www.goldwin.co.jp