障がいの有無や年齢、国籍などを問わず、みんなで楽しむ『インクルーシブデザイン遊具』3点を開発

株式会社ジャクエツのプレスリリース

保育教材、遊具、園児服などの企画・製造・販売を行う株式会社ジャクエツ(本社:福井県敦賀市 / 社長:徳本 達郎)は、障がいの有無に関わらず、みんなで変化する社会に適応していく力を養う遊具シリーズ「RESILIENCE PLAYGROUND」として、インクルーシブデザインの視点を備えた新しい遊具3点を開発しました。遊具の研究・開発にあたっては、医療的ケア児の活動拠点として支援を行う一般社団法人Orange Kids’ Care Lab.、医師でオレンジホームケアクリニック代表の紅谷 浩之氏が監修を行いました。3点の遊具のうち、1点(YURAGI)は6月7日より販売開始、残る2点(KOMORI / UKIWA)は2022年秋頃の販売開始を予定しています。

  • YURAGI

■揺れ体験がつながるトランポリン遊具

健常な子でも身体の不自由な子でもみんなで揺れ遊びを楽しめるようにしたい、という思いから生まれた遊具。真ん中に穴が空いたドーナッツ型の形状で、揺れのつながりが生まれる構造。内と外から大人がケアしやすく、高さも低いため、見守る場所としての役割も果たす。バランス感覚を養う起伏とぐるぐる遊び続けられる循環構造により、身体の感覚を養う。

【販売開始】2022年6月7日~
 

  • KOMORI

誰もが揺れ体験を楽しむことができるブランコ

視界をできるだけ狭めた「こもり空間」をつくることで、ブランコ本来の揺れ感覚を楽しむことができる遊具。球型の形状によって、背中がぴったりと座面につき、安定した姿勢で揺れることができる。また、自分で楽な姿勢を選んで楽しめる。親や友達が揺らしてあげたり、身体が自由に動かせない子を揺らしてあげたり、関係性が生まれる遊具。球体の中で、音の反響も楽しむことができる。

【販売開始】2022年秋頃
 

  • UKIWA

自分にちょうどいい揺れ体験が生まれる浮き輪遊具

前後の大きさが違う浮き輪形状で、身体の個性にあわせてちょうどいい乗り方ができる遊具。体勢を変えたり、手を動かしたり、ちょっとした身体の動きで揺れが生まれるため、身体を自由に動かせない子でも、自分で揺れを生み出し、遊ぶことができる。座面の外側は大きく丸みがついていて、揺れている時に当たってしまっても、角がなくケガにつながりにくい形状。

【販売開始】2022年秋頃
 

  • 紅谷 浩之 氏について

​医師 / オレンジホームケアクリニック代表
福井医科大学(現・福井大学)医学部卒業。福井県立病院、福井県内の診療所勤務を経て、2011 年、在宅医療を専門に行う「オレンジホームケアクリニック」を開設。医療的ケア児の活動拠点「オレンジキッズケアラボ」や、地域の幼小中一貫校との連携による病児保育を中心とした在宅医療拠点「ほっちのロッヂ」を立ち上げるなど、数多くのプロジェクトを展開している。
 

  • 会社概要について

​■一般社団法人Orange Kids’Care Lab.
2012年設立。福井県福井市で重い障害や日常的に医療的ケアが必要な子どもたちの通所施設を運営。医療・生活面でのサポートだけでなく、旅行や就学支援など制度にはない支援も含め、子どもたちの成長を引き出すために様々な活動を行っている。
URL:https://carelab.jp/

■株式会社ジャクエツ
1916年創業。「未来は、あそびの中に。」をスローガンに、幼児施設向けの教材や遊具の製造販売をはじめ、園舎の設計施工や、近年は美術館や商業施設といった公共施設などに質の高いあそびの環境をデザインすることで、子どもの成長とともに大きく花開いていく『未来価値』を創造し続ける。
URL:https://www.jakuets.co.jp/
 

 

Follow Twitter Facebook Feedly
SHARE
このページのURLとタイトルをコピー
お使いの端末ではこの機能に対応していません。
下のテキストボックスからコピーしてください。