【株式会社FMB】FTMトランスジェンダーの体型をファッション3DCGで科学する「FTMプロジェクト」がYouTubeで始動

株式会社FMBのプレスリリース

株式会社FMB(代表取締役 市川雄司 東京都渋谷区神宮前)は、2022年5月31日に元なでしこリーグ女子サッカー選手 FTM(Female to Male)トランスジェンダーの3人組YouTuber「ミュータントウェーブ」と共同で、日本初のFTM※(本プロジェクトの対象となる「FTM」の定義は後述)に特化した体型数値計測と研究を行い、3DCG利用でFTMの洋服の悩みにこたえるYouTube企画を開始します。

■ミュータントウェーブの3DCGアバター

YouTube番組のURL
https://youtu.be/2KqBUHAxZ-E

■FTMプロジェクトの意義
近年の世界的な流れを汲み、日本国内でもダイバーシティへの理解は徐々に進んできてはいるものの、依然セクシャルマイノリティへの理解は十分とは言えず、そのためカミングアウトする当事者も多くはありません。

出典:法務省人権擁護局ウェブサイト
https://www.moj.go.jp/JINKEN/LGBT/index.html

特にFTMトランスジェンダー(女性の体で生まれ、男性として生きることを望む人)に関してはロールモデルとなる人物も少なく、多くのFTMは手探りで生き方を探しています。
2019年の厚生労働省の調査によると、FTMトランスジェンダーは人口の0.13%と言われています。

出典:厚生労働省ウェブサイト
https://www.mhlw.go.jp/content/000625160.pdf

ミュータントウェーブは堅苦しくなることなく、明るく楽しくYouTube番組を発信することでロールモデルとなることを目指しています。
このプロジェクトでは、前後編2本のYouTube番組で計測や3DCGモデルの制作過程を楽しんで見てもらうことにより、FTM当事者のみならず幅広い方にダイバーシティへの理解が広まることを期待しています。

■FTMプロジェクトのゴール
株式会社FMBは、ファッション3DCG制作を通じてファッションDX(=デジタルトランスフォーメーション)を実現させることをビジョンにしたスタートアップです。
ファッション用3DCGではアバターという人型のモデルに服の型紙を着せていくことでモデリングを行います。
アバターのサイズは自由に変更することが可能なため、性別適合手術済みの体型などを再現することもでき、従来のアパレルに主に使用されるサイズ以外の体型における着心地など、衣服の機能性を自由に確認することができます。

この特性を利用し、以下の2点を目標としています。
ミュータントウェーブの3人の体型を計測し、FTMの体型にフィットしカッコよく着心地のよい理想的なパターン研究を3DCGで行う。
多数のFTM※の体型を計測し、標準的な女性・男性の体型と数値を比較。FTMに特化した標準原型パターン(=体型)を検証※※。
※計測対象のFTMの条件
・乳腺摘出
・ホルモン注射歴1年以上
・子宮卵巣摘出関係なし
※※1本目のYouTube番組内で協力いただけるFTMの方を募ります。将来的にはFTMに特化したファッションブランドの設立を視野に入れています。

■ミュータントウェーブの紹介

元なでしこリーグ女子サッカー選手で、今は男性として生きているという共通点を持つ3人組YouTuberです。
LGBTかどうかは関係なしに、「人はみんな違ってみんないいよね」という、 ある意味当然のことを考えていただくきっかけになりたいと思ったので、 誰もが楽しめる企画を楽しく配信しています。

ミュータントウェーブのYouTubeチャンネル
https://t.co/RzMaKDcOA2

【会社概要】

会社名:株式会社FMB
代表者:代表取締役 市川雄司
所在地:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-27-22-203
TEL:03-6721-0389
URL: https://fmb.tokyo
instagram: https://www.instagram.com/fmb_inc/
事業内容:ファッション3DCG製作請負 / ファッションDXサービスツール開発

 

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