セイコーウオッチ株式会社のプレスリリース
SARD015
セイコーウオッチ株式会社(代表取締役社長:内藤 昭男、本社:東京都中央区)は、日本の美意識を体現するウオッチ<セイコー プレザージュ>から、ダイヤルに日本の伝統工芸である漆塗りを用いた限定モデルを、7月8日(金)より発売いたします。希望小売価格は220,000円(税込)、全世界で2,000本の数量限定です。
≪商品特徴≫
幻想的な金沢の情景を、緑色の漆ダイヤルで表現。
漆芸家 田村一舟氏が、金沢漆器の技法を駆使して作品を産み出す地、金沢。北陸特有の環境と美意識が育む夏の情景を、田村氏が新たに表現しました。苔庭を表現する「緑色の漆ダイヤル」に、降り注ぐ夏の木漏れ日を「金色」で演出。日付、曜日、パワーリザーブを、それぞれ扇形に動く針で表示するキャリバー「6R24」を搭載し、日々、異なる表情が表れます。
海外では漆や漆器を“japan”と表記することも多く、「漆」を用いた日本の伝統工芸品は、その美しさと実用性が高く評価されています。漆ダイヤルを用いた本作は、漆芸家 田村一舟氏の審美眼に基づく、脈々と受け継がれる伝統技法と現代の製造技術の融合により実現したモデルです。
金属と漆を直接結びつける革新的な製造手法と、平滑面を生み出す古来伝承の技を組み合わせて仕上げるダイヤルは、多くの漆器職人が携わり、何十回も塗りと研ぎを繰り返すことにより生み出されています。また、漆は固化せずに硬化を続けるため劣化せず、耐久性が半永久的に高まり続ける特性をもっています。ダイヤルに塗る漆は美しい光沢をたたえつつも、針の動きを妨げない厚みに仕上げるため、高度な技術が必要とされます。
漆特有の深みのある艶やかな緑色の漆ダイヤルは、漆芸家 田村一舟(たむら いっしゅう)氏の監修により仕上げられています。
漆芸家 田村 一舟(たむら いっしゅう)
1957年(昭和32年)生まれ。石川県金沢市在住。清瀬一光師に師事し金沢に伝わる伝統工芸「加賀蒔絵」を習得後、世界に類を見ない独自の細密技法を生み出しました。漆器のみならず、加賀蒔絵をあしらった高級万年筆や腕時計を発表、その極めて緻密な技術による精緻な美しさが、世界的に高い評価を受けています。
裏ぶたはシースルーバック。数量限定の証として、Limited Editionの文字と001/2000〜2000/2000のシリアルナンバーが記されています。
<セイコー プレザージュ>は、100年を超える腕時計づくりの伝統を継承し、世界に向けて日本の美意識を発信するウオッチブランドとして、機械式に興味を抱くユーザーから、独自のユニークなデザイン性により高い評価を得ています。
≪商品仕様≫
<セイコー プレザージュ> クラフツマンシップシリーズ 漆ダイヤル限定モデル
品番 | SARD015 |
希望小売価格(税込) | 220,000円 |
ケース | ステンレススチール |
ストラップ | 牛皮革(バッファロー) |
ダイヤル | 漆 |
ガラス | デュアルカーブサファイアガラス(内面無反射コーティング) |
防水性能 | 日常生活用強化防水(10気圧防水) |
ケースサイズ | [外径]40.5㎜(りゅうず含まず)[厚さ]12.8㎜ |
販売数量 | 世界限定:2,000本(うち国内:500本) |
発売予定日 | 7月8日(金) |
その他仕様
https://www.seikowatches.com/jp-ja/products/presage/sard015
【ムーブメント仕様】
メカニカルムーブメント キャリバー6R24
巻上方式 自動巻(手巻つき)
時間精度 日差+25秒~-15秒(気温5℃~35℃において腕に着けた場合)
パワーリザーブ 約45時間
石数 31石
振動数 28,800振動/時(8振動/秒)
<お問い合わせ先>
セイコーウオッチ(株)お客様相談室 0120-061-012(通話料無料)
セイコーウオッチ(株)の公式Webサイトアドレス
https://www.seikowatches.com/