シリア難民・子ども食堂へ約11,000着のジャージ寄贈

特定非営利活動法人チームふくしまのプレスリリース

福島県福島市にある学校体育着メーカー「クラロン」が、シリア難民と子ども食堂を利用する子どもたちへ向けて約11,000着のジャージを贈る寄贈式が行われます。

このたび株式会社クラロンは、シリア難民と福島県内の子ども食堂へ向けてジャージ約11,000着を寄贈することにいたしました。

現在、中国のウクライナ侵攻が大きなニュースとなっておりますが、世界では他の国でも戦争が行われております。
2011年始まったシリア内戦は10年以上経ちますが、シリア国内の治安が改善していないため、今でも約600万人近くのシリア人が難民として避難生活を続けております。
そんなシリア難民が多く暮らすトルコ、シリアなど中東の国々は、冬の時期、零下の寒さとなり、命の危険にさらされることもあるほどです。
その極寒を乗り越えてもらうため、ジャージを寄贈し、防寒着として活用していただきます。

シリア難民へは、昨年も約2,500着のジャージを寄贈しており、今回で2回目となります。
寄贈は、難民キャンプの子どもたちに絵本を届ける活動をしている「NPO法人チームふくしま」を通じて寄贈いたします。

(下記の記事は、昨年の寄贈式の様子。 福島民報 2021年2月13日記事)

 

今回初めての寄贈となる子ども食堂は、長引く新型コロナウイルスの影響で食事提供など、活動を断念せざるを得ない状況が続いています。特にひとり親世帯や低所得の子育て世帯は今まで以上に影響を受けており、支援が必要不可欠です。
株式会社クラロンでは、以前、障がい者や母子家庭の人たちが住む寮を設けており、障がい者や女性を大事にされてきた背景もあり、今回、支援が必要な福島県内の子どもたちに届くよう「福島市子ども食堂ネットワーク」へ寄贈させていただきます。
 

  • 寄贈式 詳細

開催日時:令和4年5月24日(火)
開催場所:株式会社クラロン
寄贈先 :シリア難民キャンプへ 約7,000着(NPO法人チームふくしまへ寄贈)
     福島県内の子ども食堂 約4,000着(福島市子ども食堂ネットワークへ寄贈)

 

  • 株式会社クラロンとは

株式会社クラロンは、福島県福島市に1956年に創業されたスポーツウェア製造販売会社。
「職業を通じて社会に奉仕する」をモットーに、創業以来、障がい者、高齢者、女性の正規雇用に積極的に取り組んでおります。
障がい者の実雇用率は県内トップで、社員134名の内、女性社員は100名にのぼっています。
(数字合っていますか?)
2017年には、これまでの活動が認められ、公益財団法人社会貢献支援財団主催「第49回社会貢献者表彰」を受賞しました。

 

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