カシオ計算機株式会社のプレスリリース
カシオ計算機は、「Elegance, Technology」をコンセプトとした“OCEANUS(オシアナス)”より、薄型の美しいフォルムを追求した“OCEANUS Manta(オシアナス マンタ)”シリーズの新製品として、ベゼルに江戸切子を採用し、ガラスに差し込んだ斜光を表現した『OCW-S5000EK』を6月10日より世界限定1,000個で発売します。
OCW-S5000EK
『OCW-S5000EK』は、斜光をデザインモチーフとして、ベゼルのサファイアガラスリングに40本に及ぶ放射状の切子カットを施した薄型メタルウオッチです。これまでの江戸切子モデル同様、「堀口切子」の職人である三代秀石 堀口徹氏による監修のもと、江戸切子の技法の「千筋」を職人の手で一点ずつ施しています。9時側のインダイアルを中心とした変則的な切子カットは、ベゼルリングの持ち方により削る角度や作業時間など1点ずつ微妙な調整を必要としますが、職人の研ぎ澄まされた感覚や卓越した技術により実現しました。
ベゼルカラーは、切子部分のみシルバーの蒸着を施すことでカッティングを際立たせつつ、全体には、わずかにパープルが垣間見えるブルーからブラックに変化する新開発のグラデーション蒸着を採用し、情緒的な色合いにまとめています。高度な職人技と先進技術が融合し、切子の輝きが見る角度によって変化する上質なモデルに仕上げました。
機能面では、Bluetooth®を利用したスマートフォンリンクによる時刻修正に加え、アプリに内蔵されている約300都市からワールドタイムの都市設定が行えるなど、国や場所を問わず正確な時刻を確認できます。
型番 | メーカー希望小売価格 | 発売日 | 販売個数 |
OCW-S5000EK | 253,000円(税込) | 6月10日 | 1,000個 |
OCW-S5000EK
江戸切子のカッティングが施されたベゼル
サファイアガラスベゼルの製造工程
ブルーからブラックに変化するグラデーション蒸着
【三代秀石 堀口徹氏】
1976年、東京都生まれ。祖父が江戸切子職人であるという環境のもと、江戸切子を二代目秀石(須田富雄、江東区無形文化財)に師事。2008年、三代秀石として株式会社堀口切子を創業。日本の伝統工芸士(江戸切子)認定。伝統的な手法や様式を継承しながらも、斬新で現代的なものづくりを信条とする。