セイコーウオッチ株式会社のプレスリリース
セイコーウオッチ株式会社(代表取締役社長:内藤 昭男、本社:東京都中央区)は、日本の美意識を体現するウオッチ<セイコー プレザージュ>から、滑らかな曲面を描く立体造形を実現した白磁の有田焼ダイヤルモデルを、6月10日(金)より発売いたします。希望小売価格は198,000円(税込)です。
≪商品特徴≫
伝統技法の探求により実現した、優美な艶やかさを持つ白磁ダイヤル
有田焼は日本初の磁器として1616年に生まれました。それ以来、有田焼の職人技は400年以上にわたり受け継がれ、その独自の芸術性が多くの人を魅了しています。
本作に初めて採用した立体的な湾曲を持つ白磁ダイヤルは、僅か1㎜程度の厚みの中で、柔らかな高低差を表現しています。創業190 年以上の老舗「しん窯」に所属する陶工 橋口博之(はしぐち ひろゆき)氏監修のもと、有田焼の伝統的な鋳込み成形の探求により、薄さの極限に挑むことで実現しました。釉薬で表面を仕上げた磁器特有の立体感が、艶めく光沢と柔らかな陰影をもたらしています。青いインデックスと針が、透き通るような純白の白磁に彩りを加え、その美しさを更に引き立てています。
艶やかな磁器の魅力を表現するセイコー独自の有田焼ダイヤルは、腕時計としての耐久性を実現するため、長い研究開発期間を要しました。日本が世界に誇る伝統と技術が融合したこの有田焼ダイヤルは、従来の4 倍以上の強度をもつ高強度の磁器素材を用いています。さらに超高精度の鋳型による鋳込み工程を経て、1300℃の高温で焼成し、その後、施釉と複数の焼成を重ね、難易度の高いプロセスを経て完成します。
有田焼 陶工 橋口 博之(はしぐち ひろゆき)
1983年に「しん窯」入社後、丁寧で精緻な技と洗練された染付を習得し、九州山口陶磁展 通産大臣賞受賞をはじめとする数々の賞を受賞しました。1996年に伊万里・有田焼下絵付伝統工芸士に認定されました。その後「しん窯」の「青花」を発展させたブランド「青花匠」を立ち上げ、より洗練されたデザインと絵付けの技術が、高い評価を受けています。
本作に搭載しているのは、ダイヤルの端正な美しさを引き出すキャリバー「6R31」。コンパクトな自動巻き機構と約70時間のパワーリザーブを有するため、週末の金曜日にぜんまいを最大に巻き上げておけば、着用せずとも月曜日の朝、そのまま使用可能な実用性を備えています。
<セイコー プレザージュ>は、100年を超える腕時計づくりの伝統を継承し、世界に向けて日本の美意識を発信するウオッチブランドとして、機械式に興味を抱くユーザーから、独自のユニークなデザイン性により高い評価を得ています。
≪商品仕様≫
<セイコー プレザージュ> クラフツマンシップシリーズ 有田焼ダイヤルモデル
品番 | SARX095 |
希望小売価格(税込) | 198,000円 |
ケース・ブレスレット | ステンレススチール |
ダイヤル | 有田焼 |
ガラス | デュアルカーブサファイアガラス(内面無反射コーティング) |
防水性能 | 日常生活用強化防水(10気圧防水) |
ケースサイズ | [外径]40.5㎜(りゅうず含まず)[厚さ]12.4㎜ |
発売予定日 | 6月10日(金) |
その他仕様
https://www.seikowatches.com/jp-ja/products/presage/sarx095
【ムーブメント仕様】
メカニカルムーブメント キャリバー6R31
巻上方式 自動巻(手巻つき)
時間精度 平均日差+25秒~-15秒(気温5℃~35℃において腕に着けた場合)
パワーリザーブ 約70時間
石数 24石
振動数 21,600振動/時(6振動/秒)
<お問い合わせ先>
セイコーウオッチ(株)お客様相談室 0120-061-012(通話料無料)
セイコーウオッチ(株)の公式Webサイトアドレス
https://www.seikowatches.com/