大阪文化服装学院のプレスリリース
デザイナーおよびファッション人材を育成する大阪文化服装学院（以降OIF、学校法人ミクニ学園 理事長・校長：岩﨑一哉 所在地：大阪市淀川区三国本町）は2023年4月入学生より、スタイリスト学科の必須カリキュラムとして「韓国スタイリング研修」を導入することを決定いたしました。
OIFは「世界で活躍できるプロフェッショナル人材の育成」をコンセプトとして掲げ、留学を支援する制度や海外研修プログラムを充実させています。これまでファッション・ビジネス学科で「韓国バイイング研修」を実施していましたが、今回初めてスタイリスト学科での韓国研修を導入し、グローバルなスタイリスト人材の育成を加速させてまいります。
■「韓国スタイリング研修」導入の背景
日本国内のファッション市場低迷を受け、業界を目指す若者の減少が課題となっています。一方、世界に目を向けると、2015年に146兆円だったアパレル市場規模は、2025年には300兆円にまで拡大すると予想されており(経済産業省調べ)、グローバルな視点では人材の需要拡大が予想されています。
こういった状況を踏まえてOIFでは近年、「世界で活躍できるプロフェッショナル人材の育成」をコンセプトとした取り組みを強化。今回の韓国研修の導入もその一環となります。
特に韓国ファッションは日本国内での関心は高く、楽天が運営するフリマアプリ「ラクマ」が昨年7月に調査した「日本以外で最もファッションの参考にしている国」によると、「韓国を最も参考にしている」と答えた10代女性が6年連続でトップとなっています。
https://lab.fril.jp/fashionresearch0721
OIFとしては「韓国」をフォーカスすることでモチベーションの高い若者を広く集め、グローバルに活躍できる人材をファッション業界に送り込みたいと考えています。
今回の「韓国スタイリング研修」の必須カリキュラム化により、国内ファッション業界が活性化するきっかけになれば幸いです。
■「韓国スタイリング研修」カリキュラムについて
概要：
韓国・ソウルでのフォトシューティング実習を主とした海外研修
日程：
1日目 現地スタイリストからのレクチャー
韓国スタイリスト業界 最新事情 および スタイリングトレンド考察
2日目 衣装手配
mahna mahna KOREAでのリース、東大門や南大門市場でのアクセサリー等資材調達を経て、スタイリング決定
3日目 撮影
トレンドスポットでのフォトシューティング
4日目 トレンドリサーチ
マーケットやファッションビルなどへの訪問
※現地ファッションスクールとの国際交流なども予定
※日程や内容などは変更される場合があります
＊写真はイメージ
対象クラス：
大阪文化服装学院 スタイリスト学科
実施時期：
第1回 2022年9月 希望者のみ参加
第2回 2023年5月 希望者のみ参加
第3回 2024年5月 必須カリキュラムとして実施（23年4月入学生）
講師：
韓国現地のプロスタイリスト
(研修時点での最適な講師をアサイン予定)
撮影場所：
トレンドスポットでのフォトシューティング
(研修時点での最適なスポットを選定予定)
■協力企業(予定)
・mahna mahna KOREA(マナマナコリア)
韓国最大級のスタイリスト向け撮影用衣装専門店。本研修の撮影に使用する衣装リース提供ほか、市場リサーチや商材調達に関わるアテンド、現地スタイリストのアサイン業務等で連携予定。
詳細：https://mahna.co.kr/
・NOW PLAY Co.,Ltd
撮影（ロケ地設定・モデル・ヘアメイク・撮影など）及び 現地スタイリストによるレクチャーのコーディネート（通訳含む）
詳細：https://www.sangpilpark.com/
■スタイリスト学科とは
テレビや雑誌、CM、ショー、コンサートなどで活躍するスタイリストを養成する学科です。トップスタイリスト監修のカリキュラムにより、1年目はスタイリストの基礎となる知識・技術を学び、撮影実習やインターンシップなど現場での研修も経験します。2年目には、コレクションでのスタイリング発表などで、さらに実践力を高めます。22年3月卒のスタイリストアシスタント内定数は27名で、全国トップクラスの実績を誇ります。
詳細はこちら：https://www.osaka-bunka.com/course/stylist.html
その他スタイリスト学科の特長
●インターンシップ数 全国トップクラス
・テレビ番組（歌番組・バラエティー・ドラマ）
・CM撮影・雑誌撮影・ファッションショー
・ライブ、広告撮影、カタログ撮影 など、現場での実地研修が充実
●企業依頼案件による実践カリキュラムが充実
・セレクトショップ「DAMIER」のPR用スチール撮影
・ジャヴァコーポレーション「lautreamont BLEUBLANC」 SNS発信用 スチール＆ムービー撮影
・tanakadaisuke 東京コレクション ショーフィッター など
※すべて2021年度実績
●コラボレーション案件が豊富
・2021～22年（継続中）ファッション誌『NYLON JAPAN』誌面掲載用のフォトシューティング企画
[モデル] 2021年＝安斉かれん 22年＝Taki ＆ Mikako（FAKY）
・2017～19年 「関西コレクション」にて 大阪文化服装学院 単独ステージ発表
・2008～16年 「神戸コレクション」 参加 ＊2011年より 大阪文化服装学院 単独ステージ発表
■OIFの「国際戦略」について
OIFは「世界で活躍できるプロフェッショナル」を人材育成コンセプトとして掲げ、教育を展開。世界24か国59校の有力校が参加するIFFTI（国際ファッション工科大学連盟）への加盟や、海外一流校との独自のネットワークなど留学や研修のプログラムを充実させています。今回のスタイリスト学科の韓国研修もその一環。
※OIFの主な海外留学・研修制度
・イタリア／ポリモーダ校留学・研修制度
・米国／FIT（ニューヨーク州立ファッション工科大学）研修制度
・韓国／ソウルバイイング研修／※韓国スタイリング研修
詳細はこちら：https://www.osaka-bunka.com/education/point.html(中段以降)
＜Appendix＞
■大阪文化服装学院(OIF)について
創立76年の歴史を持つ、西日本最大級のファッション専門学校。「ファッションで社会に貢献する」という経営方針のもと、近年は海外のファッションスクールとの連携を高め、国際的に活躍できる人材の育成に注力。また、世界的にDXへのニーズが高まるなか、デジタルコンテンツへの投資も積極的に行い、「国際感覚」と「デジタルスキル」を融合し、新たな価値を生み出す創造力を養成している。「日本で最も高い成果をあげ、アジアを牽引する発信力を持ち、世界から信頼されるファッション教育機関であり続ける」ことをビジョンに掲げている。
学校法人ミクニ学園 大阪文化服装学院
所在地：大阪市淀川区三国本町3丁目35-8
理事長：岩﨑 一哉
TEL：06-6392-4371 / FAX：06-6391-5600
https://www.osaka-bunka.com/
■この件での取材・お問合せは以下まで
大阪文化服装学院
経営企画本部：加藤 圭太、豊田 晃敏 IR広報課：齋藤 佳孝
TEL：06-6392-4371 / FAX：06-6391-5600
e-mail: ir_oif@osaka-bunka.com
