陰キャがプロデュースするTシャツ専門店が今季の販売を開始

合同会社Suited Connector（所在地：東京都新宿区）は、Tシャツ専門店「TsTshirts」の販売を開始しました。
 

販売サイト：https://www.tstshirts.com/

• おしゃれ音痴のシステムエンジニアが創業

アパレル業界に向いている人の特性を調べれば、必ずといっていいほど「ファッションに興味がある人」という項目が記載されています。ファッション雑誌をよく読み、トレンドを把握し、色や形を組み合わせて表現のできるセンスが磨かれている人にこそアパレル業界は向いているのでしょう。

そのような王道から逸脱した珍しいTシャツ屋さんがTsTshirtsです。

TsTshirtsの創業者は、ファッション雑誌を買ったことすらないおしゃれ音痴。ファッションに興味が全くないわけではないものの、どうすればいいかわからず変な選択をして恥をかくのを恐れ、試す機会を失ってきたタイプです。

数年前、創業者がタイで出会ったTシャツに心惹かれたことを機に、開業に至りました。

その仔細はブログ記事「気弱SEがアパレルを始めたイキサツ」（https://www.tstshirts.com/blogs/tstalks/tststory）にて公開されています。
 

• 新しい着合わせを提案

ファッションに関して知識や興味がない自分が面白さを感じた原体験。そこから生まれたのが「着る人の個性を活かす着合わせ」という発想です。

例えば、「I never finish anythi」と書かれたTシャツ。「私は何も終わらせられない」という意味の英文が途中で終わっています。この一文さえ終わらせることができていないというユーモアです。【使用上の注意】欄にも「取引先の心象が悪化することがあります。契約の日をなるべく避けてご利用ください。」と記載があります。

商品ページ：https://shop.tstshirts.com/products/i-never-finish-anythi

別のことに気を取られて作業が中途半端になることが多々ある創業者が気に入ってよく着ています。ADHDの診断を受けている個性を活かした着合わせになっています。

• デザインのテーマは「Lite Humour」

TsTshirtsが目指すのは、着る人や見た人に面白いと思われること。面白い服というと、一般的にはインパクトのある図柄のプリントや斬新な形が多くを占めると思われますが、TsTshirtsの商品は主張が強くなく、さりげない見た目のものが揃えられています。

そして、よく見たり少し考えたりするとわかる、パズルのような面白さがデザインの特徴です。

そのような、落ち着いた雰囲気をもちつつ面白さを纏うというテーマに「Lite Humour」（ライトユーモア）が名付けられています。

• 特長はやわらかい着心地とスッキリしたカタチ

商品はタイからの輸入と生産。タイは物価が安いので、安かろう悪かろうによる先入観により品質の悪い商品が多いと思っている人は多いのではないでしょうか。

実はそんなことはなく、2018年にサンプルを入手してから2020年までの3年間、夏に着用し、洗濯を繰り返しましたが、破損することなく十分な耐久性を有していることが確認されています。

たしかに日本国内によくある厚手の綿生地で重めのTシャツに比べれば、丈夫さにおいて劣るところはありそうですが、その代わりに軽くてやわらかい着心地が長所となっています。形は、袖口がタイト目で、スッキリ見えるので、Tシャツなのに落ち着きが見られます。

• 夏季限定オープンのため常に在庫わずか

半袖 Tシャツのみを取り扱っており、夏季限定で販売しています。

• 2021年、新商品入荷遅延中

今季、新たな仕入先を増やし、オリジナルデザインのTシャツも発注。6種類の新商品の入荷を予定しています。しかし、感染症により現地の工場が未だ閉鎖中。
入荷情報の速報はLINE公式アカウントで受け取ることができます。

https://lin.ee/8e1M2Hy

• 会社情報

会社名：合同会社Suited Connector
責任者：土屋良太
所在地：東京都新宿区西新宿7丁目22-3
設立　：2021年1月