ヨコハマダンスコレクションと在日フランス大使館は、2022年4月からヴァン クリーフ&アーペルと連携して、ダンスアーティストを支援します

公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団のプレスリリース

ヨコハマダンスコレクション・コンペティションⅠでは、在日フランス大使館とヴァン クリーフ&アーペルと協働し、「若手振付家のための在日フランス大使館・ダンス リフレクションズ by ヴァン クリーフ&アーペル賞」として、アーティスト支援を強化します。

世界的な振付コンクールの日本プラットフォームとして1996年にはじまったヨコハマダンスコレクション(毎年12月 横浜赤レンガ倉庫を中心に開催)のコンペティションには、これまで振付家500組以上がファイナリストとして参加し、社会に向き合い、身体と表現に向き合い、国内外で多彩な活動を繰り広げています。このコンペティションは、振付家やダンサー等が構成、演出、技術のみならず新たな表現の可能性に挑む場であり、創造性に基づく対話・交流のプラットフォームです。ダンスは身体と社会のつながりを探求して人間を見つめ直す実践と言うことができますが、同時代を共有するつくり手の連帯や、地域や国内外のダンスコミュニティとの結びつきは今後益々重要になると考えています。

2000年からは在日フランス大使館と共同して「若手振付家のための在日フランス大使館賞」の授与をはじめ、CN D(フランス国立振付センター)でのレジデンスなど、振付家の活動をサポートしてきました。2022年4月のレジデンスよりダンス リフレクションズ by ヴァン クリーフ&アーペルと協働する事で、アーティストを支援するプログラム強化に取り組みます。

 

「ダンス リフレクションズ by ヴァン クリーフ&アーペル」とは:
ヴァン クリーフ&アーペルが、ダンス文化の遺産を支援し、同時代の創作を奨励し、ダンス芸術の世界をより多くの人々に知ってもらいたいと願い立ちあげたプロジェクトです。
本プロジェクトは、レパートリー作品を継承しつつ、新作の創造に注力するアーティストや文化施設を支援すること。ダンスイベントを開催し、有名な作品と新作によるプログラムを提供すること。プロフェッショナル・アマチュアを問わずあらゆる方を対象に、ダンス文化への関心を高めるための活動を企画すること。3つの柱で構成されています。
ダンス リフレクションズ by ヴァン クリーフ&アーペル https://www.dancereflections-vancleefarpels.com/fr

【ヴァン クリーフ&アーペル・ダンス&文化プログラム マネージャーのセルジュ・ローラン氏からのメッセージ】

 

Serge Laurent © Marc de Groot - Van Cleef & ArpelsSerge Laurent © Marc de Groot – Van Cleef & Arpels

創造、継承、育成の価値に導かれた「ダンス リフレクションズ by ヴァン クリーフ&アーペル」の使命は、近代および同時代のダンス文化の遺産普及のためにアーティストや文化施設を支援し、新作の創造を促進することです。

このプロジェクトを実施するために、2020年秋以降、世界中のダンスカンパニーや機関と数多くのパートナーシップを結び、2022年3月にはロンドンで第1回「ダンス リフレクションズ by ヴァン クリーフ&アーペル」フェスティバルを開催しました。
アンスティチュ・フランセ日本との新たなパートナーシップは、新進のクリエーションを支援し、非常に豊かなダンス文化の遺産を持つ二つの文化間の交流を促進するという私たちの願いでもあります。このたびのレジデンスの実施に貢献し、ダンス文化の発展と普及に大きな役割を果たしているフランス国立振付センター(CN D)に対して、感謝の意を表します。 (セルジュ・ローラン)

【2022年CN Dレジデンスアーティスト】

Okamoto Yu . Photo BOZZOOkamoto Yu . Photo BOZZO

横浜ダンスコレクション2019
若手振付家のための在日フランス大使館賞 受賞
シビウ国際演劇祭賞 受賞
岡本 優(Okamoto Yu)
幼少よりクラシックバレエを学び、大学入学以降木佐貫邦子に師事。ダンス集団<TABATHA>主宰。笠井叡振付作品等に出演。圧倒的身体で観客を巻き込むパフォーマンスを得意とし、空間を選ばず国内外で活動。トヨタコレオグラフィーアワード2012ファイナリスト。こりっち舞台芸術まつリ2014春 俳優賞。

 

Shibata Miwa. Photo DRShibata Miwa. Photo DR

横浜浜ダンスコレクション2021
若手振付家のための在日フランス大使館賞 受賞
柴田美和(Shibata Miwa)
日本大学芸術学部卒業。2020年1月イスラエルに短期留学し GAGAメゾットを学ぶ。16歳から中村しんじ、川野眞子、木原浩太作品等に参加、大学卒業後は振付家 柿崎麻莉子、柴田恵美等の作品に参加。2019年自作ソロ作品がNEXTREAM21にて審査員特別賞受賞。現在、西沙織主宰のダンスカンパニー<茎> に所属

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