「土に還る服・リテラ」の堆肥化スポットを日本全国に設置。服は捨てず、土に還らせる時代の到来へ

株式会社ツカモトコーポレーションのプレスリリース

※当社は、4月1日を夢を発信する日にしようとするApril Dreamに賛同しています。このプレスリリースは「株式会社ツカモトコーポレーション」の夢です。

株式会社ツカモトコーポレーション(本社:東京都中央区、代表取締役社長:百瀬二郎)は、「April Dream 4月1日は、夢の日。」に参加しています。このプレスリリースは「株式会社ツカモトコーポレーション」のApril Dream(=目指したい夢)として、土に還る服・リテラが日本中で使われ、服がゴミにならない時代が到来した未来のニュースを綴っています。
 

生分解性素材、台頭の時代
ツカモトコーポレーションが、「土に還る」生分解性ポリエステル素材で作る服「リテラ」を生産・販売するようになったのは2021年。少しずつ増えつつある生分解性素材によって作られた衣類も、今はまだ珍しく、2018年から開始した開発のあと、初めておこなったクラウドファンディングで集まった支援総額は約30万円。生分解性ポリエステルの意義やその有用性を、まだ多くの人に伝えきれていないのが実情でした。

「土に還るポリエステルを広めたい」
「もっとたくさんの人に、こんな選択肢があるんだ! と知ってもらいたい」

その一心で、大学等研究機関との連携を行えるように準備を進め、堆肥化へのプロセスや生分解後の堆肥や土壌自体の成分についても検証を続けることを決め、ツカモトコーポレーションでは商品のクオリティ強化とともに、環境配慮の本質化への試みを推進しています。

2022年には、hap株式会社と協働でCOVEROSS®加工を施したリテラ商品も開発し、吸水速乾、接触冷感、天然由来の抗菌加工を施したポロシャツ・Tシャツも販売を開始。生分解性ポリエステルの存在を広く知ってもらうために、協働する仲間を集め、リテラを知ってもらう活動をより加速していきたいと考えています。

手探りながら挑戦とアップデートを続ける私たちの夢は、2030年までに、日本の100%の衣類が生分解性素材を用い、かつてファッション産業の大きな課題とされていた衣料品の廃棄率は約50万トンから10万トンに減少、CO2の排出量は60%までに減少している世界を作ることです。途方もない夢かもしれませんが、この夢を目指して、今できることを少しずつ進めていきたいと考えています。

 
服は、「違う形になって帰ってくる」までがワンセットのものにしたい。
リテラは土に埋めることで、約1年から1年半をかけて微生物の力で分解され、堆肥化します。私たちの夢を実現するために重要なのは、生活の中の身近な場所でリテラを回収し、堆肥化することができること。

服から生まれた堆肥を使って野菜を育てたり、花を育てたりすることができることから、地域住民でリテラを持ち寄って街の花壇を作ったり、リテラ回収と同時にリテラ育ちの野菜を渡すスポットが生まれたり、街のあちこちで「服が違う形になって帰ってくる」ことを楽しんでいる人たちの姿を見ることができる未来を目指したいと考えています。

 また、回収したリテラを溶かしてプラスチックの新たな物に生まれ変わらせるサービスも開始し、「生分解性ポリエステル」ならではの新しい循環の形を世の中に広めていきたいです。

 
コンビニに行く感覚で、堆肥化を。全国各地に堆肥化スポットを設置します。               
都市部も地方も変わらず、人がいる場所には必ず、人々の暮らしを支える小売店が存在しています。私たちツカモトコーポレーションリテラ事業部は、夢の形の一つとして、例えば全国の小売店やコンビニエンスストアと提携し、日本全国に5万軒のリテラ堆肥化スポットを設置することを描いたりもしています。学校や公的機関なども含め、少しずつでも堆肥化スポットを増やし、日本全国どこでも、日常生活のあらゆる場所で気軽に服の堆肥化が可能な社会を目指したいのです。

 <理想の堆肥化スポット詳細イメージ(※夢)>
・堆肥化スポットでは、お持ちのリテラ商品を持参していただき、その場で土に埋めて生分解を開始することが可能です。アプリを通じて日付とスポットが登録され、堆肥化までの進捗はアプリを通してご覧いただくことができます。
・持参時にアプリにポイントが付与されます。ポイントは加盟店にて1ポイント1円としてご活用いただけます。
・完全堆肥化した折には通知とともにギフトの連絡が届きます。ギフト内容は、リテラによって生まれた堆肥を使って作られた食品や生花、または回収後プラスチックに生まれ変わらせたリテラによって作られた商品です。お好きなものをお選びいただき、お近くの店舗でお受け取りください。

 地球も、自分も、次世代もハッピーになるように。                                      
「こんな自分、ちょっと素敵じゃん?」と思える瞬間を、衣服の循環から生み出していく。
初めは、「自分のため」でもいいんだと、私たちは思っています。
寄付やリサイクルといった貢献活動。SDGsなどの社会課題への取り組みの第一歩。
“誰かのため”や“何かのため”を目指すには、まず最初に“自分のため”のアクションを起こすことが大切なのかもしれません。

 自分にとって心地が良い。自分にとって気持ちが良い。あるいは、自分のことがちょっと好きになる。そんな「自分のため」のアクションこそが、誰かや何かのためのアクションの継続に繋がっていくのではないでしょうか。

 だからこそ私たちツカモトコーポレーションは、リテラを選んで買うことで、地球にやさしいアクションを起こしている感覚を楽しんでいただけるような仕組みを作りたい。
リテラを選んで着ることで、友達にちょっと語れるネタを手に入れてもらいたい。
リテラを堆肥化させた先の世界を想像し、地球や次世代の未来のために、自分が何かをできるんだということを体感してもらいたい。

 「リテラを買ってみた自分、ちょっと素敵じゃん?」と、思ってもらえるように。
デイリーユースのTシャツやポロシャツが「自分のことをちょっと好きになるきっかけ」を日々積み重ねる一助になれるように。

 
ツカモトコーポレーションでは、環境に配慮した素材の商品を生産するだけではなく、その後の回収と堆肥化、そしてそれらの日常への還元といった循環の仕組みの構築も目指して、これからもリテラの取り組みを続けていきたいと考えています。私たちの夢に共感・賛同して下さった方や、面白そうだと思っていただけた方は、ぜひリテラを応援する仲間になっていただけると嬉しいです。

 企業情報・お問い合わせ先
名称:株式会社ツカモトコーポレーション 新規ビジネス デビジョン
所在地:〒103-0023 東京都中央区日本橋本町1-6-5
TEL:03-3279-4830
メールアドレス:k-koizumi@tsukamoto.co.jp
担当:小泉

 

「April Dream」は、4月1日に企業がやがて叶えたい夢を発信する、PR TIMESによるプロジェクトです。私たちはこの夢の実現を本気で目指しています。

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