着物アップサイクル傘を使った、インスタレーションアート展開催! プロジェクションマッピングやARを駆使して、美しさと共に日本の伝統文化に触れる体験を提供。

あきざくらのプレスリリース

当社は、4月1日を夢を発信する日にしようとするApril Dreamに賛同しています。このプレスリリースは「あきざくら」の夢です。職人の手で日本に眠っている着物を傘や扇子、キャップやバックなどに仕立て直し、販売している、着物のアップサイクルブランド【あきざくら】は、この度、着物傘を使用したインスタレーションアートを楽しめるアート展を世界各国で開催するプロジェクトを始動します。着物の美しさを堪能するだけでなく、プロジェクションマッピングやARを駆使し、日本の文化を体感しながら学べるコンテンツを提供します。

■必要とされている世の中の背景
ー40兆円分の着物がタンスに眠っている日本
日本には、約8億点、40兆円分の着物がタンスに眠っていると言われています。(矢野経済研究所調査結果より)これは、現代の生活様式が変わり、日常的に着物を着る人口が減り、お母様・お祖母様から着物を受け継いだものの着る機会がなくタンスに眠らせてしまっていることが大きな要因となっています。

更に生活様式の変化で、着物タンスを置いておくスペースがないマンション住まいの人口も増え、タンスに眠らせておくことも出来なくなったお着物の処分に困っているご家族も増えています。お母様・お祖母様から受け継いだ着物を手放さなければならなくなった時、代々受け継がれているお着物は捨てづらく、売ろうとしても二束三文にしかならず手放し方に迷う方が多いのが現状です。

ー職人の廃業が増え、職人の絶滅危惧種化
年々職人人口も減っています。それは、機械化や安い輸入品が入って来たり、上記のように着物人口が減るなど職人技を必要とする製品の需要低下によって起きています。
しかし、日本の職人技は国際社会を見ても群を抜いており、技術を途絶えさせては未来への損失になります。今こそ、改めて職人にスポットライトあて、職人が輝ける社会を作る必要があります。

 

 

あきざくらは、お客様の持て余しているお着物をお預かりして、傘や扇子、キャップやバックなど日常的に使うものに仕立て直すサービスを2017年にスタートしました。製作を担当するのは、日本のプロフェッショナルな職人たち。それにより、ただ着物を使って美しい製品にするだけでなく、耐久性や実用性などクオリティも保証しています。

あきざくらの傘を製作する職人あきざくらの傘を製作する職人

多くのお客様からは、「着物としては着ないから持て余していたけど、傘にして日常的に使うことで母を身近に感じることが出来て嬉しい。」など喜びの言葉を頂戴しています。

着物で制作した日傘着物で制作した日傘

また、日本の着物産業は、上記のように生活様式の変化で衰退の一途をたどっていますが、現在日本国外での着物の認知・評価は上がってきています。着物の美しさや柄に込められた意味に魅了され、着物を楽しみたい、着物を所有したい外国人は年々増えています。
あきざくらの傘や扇子などの着物アップサイクル商品も、シンガポールやフランスでの販売もスタートしていますが、その美しさに興味を持つ方は多くいます。

 

着物で製作した傘とバック着物で製作した傘とバック

■上記をどのように解決するのか。
そこで、あきざくらは2023年に着物傘とプロジェクションマッピングを融合させた、インスタレーションアート展を開催します。
傘を広げた時に、例えば蝶と桜の柄の傘なら、プロジェクションマッピングで、傘と同じ柄の蝶と桜の花びらが壁にデジタルアートとして舞います。

桜と蝶の柄の着物から製作した日傘桜と蝶の柄の着物から製作した日傘

そして、ARなどのデクのロジーを使い、桜や蝶の柄の意味(例えば蝶は見た目の悪い幼虫から美しい蝶へ成長することから、女性の美を叶える文様と言われています。)も一緒に知れるようにします。

特に、あきざくらとして感じて頂きたいのは、着物傘を広げる時の楽しさです。着物傘は、表面を外(周りの人)に向けて広げるますが、それは周りの人に傘の美しい柄を見せながら広げるということです。つまり、自分の行動で周りを喜ばせることが出来ます。
そうやって相手を思いやる、相手を楽しませる気持ちをこのアート展で感じてもらえたら、来場者は温かい気持ちになり、帰りの電車でご年配の方に席を譲ったり、道のゴミを拾ったり、元気に挨拶したりするようになって、巡り巡って世界を温かく出来るのではと考えています。

あきざくらには、「捨てるには抵抗があり、売っても満足いく価格がつかないなら、役に立ててくれる方に使って欲しい。」と、寄付のご相談が多く寄せられます。
その寄付頂いたお着物で傘を作ることで、タンスに眠っていた着物が命を吹き返し、来場者も着物も着物の元の持ち主も社会も職人も喜ぶサービスになります。

このアート展を通じて、日本文化を世界に発信し、美しい地球作りに貢献します!

■あきざくらの活動
・着物のアップサイクルプロデュース
→現在、日傘、扇子、キャップ、クラッチ、ドレス、テディベアなど職人の手により製作。職人探しから行なうため、お客様のご要望に合わせて、どんな製品も製作可能。
・着物&浴衣の着付け
→昨年のシンガポールの桜祭りでは1ヶ月間で600人以上の浴衣の着付けを担当。
・海外でのオフライン&オンラインでの和物販売(自社&委託品)
→シンガポールの桜祭りやフランスのポップアップストアでの販売や、ECサイトでの販売を展開。
・養蚕
→2019年長野県にて養蚕スタート。

■あきざくら
住所:東京都大田区
代表:山村沙世子
URL:https://akizakura.net
Instagram:@akizakura.official

《メディア掲載実績》
2017年7月 業界新聞『繊研新聞』、『Japaaanマガジン』にて掲載
2017年11月 KADOKAWA出版社『毎日が発見 11月号』掲載
2017年12月 株式会社PR現代『花SaKU1月号』掲載
2018年2月 世界文化社『きものsalon』掲載
2018年8月 NHKワールド『Kawaii international』にて特集
2018年8月 明治150年特別企画『湘南邸園文化祭2018』のパンフレットにて使用
2019年3月  Media Japan Pte. Ltd 『AsiaX』(シンガポール)にて掲載
2019年7月 アメリカのセレブメディア『C&F MAG』掲載
2019年9月 オンラインメディア『男子専科』にてコラム執筆スタート
2019年10月  テレビ東京『チェンジ・ザ・ワールドー未来を築く志ー「着物リサイクル」』にて特集
2020年3月 公益財団法人川崎市産業振興財団 発行『産業情報かわさき』にて掲載
2020年3月 日経新聞にて特集
2020年8月 日本テレビ『ココロ通う街角』にて特集
2020年10月 FMえどがわ『檸檬色の五重奏(クィンテット)』代表山村出演
2020年11月 日比谷花壇オハナクラブにて特集
2021年1月 『MARIKA MAGAZINE FASHION』にて掲載
2021年8月 TBSテレビ『あさチャン!』のSGDs特集にて紹介
2021年10月 日経新聞 (紙面・電子版掲載)にて特集
2021年10月 InterFM 『Otona no Radio Alexandria』にゲスト出演
2021年11月 ネットマガジン『REUSED』にて特集
2021年12月 ネットマガジン『RITORA』にて特集
2022年1月 信濃毎日新聞にて特集

2022年3月 SDGsポータルサイト「スペースシップアース」にインタビューが掲載
 
《海外展示販売実績》
2017年9月 J-POP SUMMIT(サンフランシスコ開催)に出展
2017年10月 中国北京の生け花展にて展示販売
2017年10月 アゼルバイジャンのJapan Expoにて展示販売
2017年11月 ロンドンのJapan Expoにて展示販売
2018年4月 カナダバンクーバーの桜祭りにて展示販売
2018年5月 ドイツの日本デーの着物ショーにてあきざくらの着物傘使用
2018年8月 ブルガリアの日本文化イベントにて使用
2019年2月 香港展示会『BE STANDARD PROJECT』出展
2019年3月 Sakura Masturi 2019  in Singapore 出展
2019年3月 Bay Hotel Singaporeにてイベント装飾として使用
2020年1月 シンガポールチャンギ空港  Jewelにて展示販売
2020年3月  Sakura Masturi 2020 in Singapore 展示販売、浴衣着付け提供

「April Dream」は、4月1日に企業がやがて叶えたい夢を発信する、PR TIMESによるプロジェクトです。私たちはこの 夢の実現を本気で目指しています。

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