WMHが働き方に関する調査を860名に実施|60%がファッション・ビューティー業界で働き続けたいと答えた一方、約半数が年齢や性別、国籍などが就職選考の結果に影響した経験ありと回答

WMHのプレスリリース

ワールド・モード・ホールディングス株式会社(本社: 東京都渋谷区、代表: 加福真介、以下「WMH」)は、サステナビリティ活動の一環として、グループ企業である株式会社iDA(アイ・ディ・エー)の登録者を対象に「ダイバーシティ」と「キャリアの継続」に関する調査を行いました。

  • 調査結果サマリー
  1. ファッション・ビューティー業界もしくは現職種で働き続けたい、と答えた人は全体の70%
  2. 一方、これまでの就職選考時、年齢や性別、国籍などが選考結果に影響した、と認識する人は半数以上
  3. 「ダイバーシティ」という言葉の認知度は80%超である一方、意味の認知度は30%程度にとどまった
  4. 幅広い年代の方から回答が得られたことから、年代を問わない関心の高さを窺えた

これまで就職選考の結果に、年齢や性別、国籍等が影響したと考えている人が全体の48.3%と約半数に上りました。
年齢に関して、と挙げた人が全体の84.5%と最多。募集要項に年齢制限があるのではないか、といった声の他、年齢が低すぎる/高すぎるの両方が不採用に繋がった、と認識する声もありました。また、業界全体の女性就業者比率が高い中、今回の回答者の性自認は約90%が女性であるため性別に関する回答は比較的少ないとみられるものの、妊娠出産等のライフステージの変化によるもので敬遠された、という回答も見られました。
 

一方、アンケート回答者のうち、ファッション・ビューティー業界で働いている人々に対してヒアリングをした「現在の業種/職種を続けたいか?」という問いには、全体の70%が現在の業界および職種などを続けたい、と回答しており、就業状況に一定の満足感を抱いている様子が窺えます。
業界の就業人口についてはネガティブなニュースが伝えられることが多いですが、まだまだ業界全体を盛り上げることが可能と思われる、希望的な結果となりました。

これまでWMHでは、販売員を中心としたサステナビリティ理解の促進サポートにより、業界へのサステナビリティ活動貢献を行ってきましたが、今後はより、キャリアにおけるダイバーシティの尊重、より多くの人にとって働きやすい業界を創り、業界がさらに盛り上がっていくようなサステナビリティ活動を展開します。
 

  • 回答者属性

 

  • その他アンケート結果

「ダイバーシティ」の認知度は全体の48.4%であったが、言葉の意味も知っている人は全体の31%に留まっています。言葉の意味にイメージの近いものをヒアリングしたところ、性別や国籍、年代といった分類分けが比較的しやすい表面的なものだけではなく、より複雑で表面的に分類分けが難しい「価値観」の多様性をあげた人が最も多く見られました。

また、業界での就業意欲に加え、販売職に限定した調査結果についても、販売職として働き続けたいとする人が多い一方、ライフステージの変化への対応や待遇改善については、長く働き続けるための改善ポイントとして挙げる人も多く見られました。
 

【調査概要】
調査対象:iDAに登録の10~60代、860人  
調査方法:アンケート  
調査期間:2021年12月20~28日

World Mode Holdings(WMH)について( https://wmh.co.jp/
ファッション・ビューティ業界を専門に人材やデジタルマーケティング、店舗代行など様々なソリューションを提供するグループ。iDA、BRUSH、AIAD、AIAD LAB、フォーアンビション、VISUAL MERCHANDISING STUDIO の 6 社の国内事業会社および シンガポール、オーストラリア、台湾、ベトナムの4 つの海外拠点を持ち、専門性の高い各社のシナジーによって、お客様の課題に応じた実効性の高いソリューションを提供している。業界のサステナブル化促進を目指して活動中。

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