【「モノが少ない=ミニマリスト」ではない?!】韓国の大人気エッセイストから学ぶ、ミニマリストの本質をつかんで心豊かに生活するヒント

あさ出版のプレスリリース


【「モノが少ない=ミニマリスト」ではない?!】韓国の大人気エッセイストから学ぶ、ミニマリストの本質をつかんで心豊かに生活するヒント
【「モノが少ない=ミニマリスト」ではない?!】韓国の大人気エッセイストから学ぶ、ミニマリストの本質をつかんで心豊かに生活するヒント
新年度を目前に控えた今の時期は、インテリアグッズが気になったり、こんな部屋にしたいと想像を巡らせてみたりと、新しい生活に向けおうちを一新したくなるタイミングですよね。

そして今より快適に過ごすために、いらないモノを手放しミニマルに暮らすことを目指している方も少なくないはずです。

最小限のモノと共に暮らすことがミニマリストだと思いがちですが、韓国で人気のミニマリストでエッセイストのジンミニョンさんは「モノが少ない=ミニマリスト」ではないといいます。

ジンミニョンさんは、著書『ナマケモノのように生きたい』の中で、こう話します。

息をするように軽やかに、ゆっくりと動くナマケモノの生き方が好きだ。
時間に追われて息を切らしながら移動することも、早足で歩くことも好きではない。足が痛くなる靴も、両手を塞ぐ荷物も、1分1秒を争う焦燥感も嫌いだ。
豊かな時間を過ごすことが、本当の意味で裕福な人生だと思っている。
・・・中略・・・
私は、めったに考えを止めることができない病を患っているように、いつでも脳がフル稼働状態――。
常に考え事や悩みが多く、列をなして繫がっていく雑念たちで頭がいっぱいだ。
だから「持たないこと」と「急がないこと」の美学がより切実になってくる。
生活水準を落としてシンプルに生きる理由も、ナマケモノのようにゆったりと生きたいからである。

シンプルに生きることで、ナマケモノのようにゆったりと、豊かな時間を過ごす。

ジンミニョンさんがミニマリストとして生きる理由は、そこにあります。

どうしても、モノの少なさや整頓された部屋に注目してしまいがちなミニマリストという生き方ですが、生活をシンプルにして豊かな時間を過ごすことこそが、ミニマリストの目的なのです。

ミニマリストの本質をつかみ、ゆったりと心豊かに生活するヒントを、ジンミニョン 著『ナマケモノのように生きたい』http://www.asa21.com/book/b593468.htmlから学んでいきましょう。

※以下、本文より一部抜粋

ミニマリストとはモノが少ない人のことではない

ミニマリストとは、モノが少ない人というイメージがありますが、私はそうは思いません。

では、私が思うミニマリストとは何かーー。
それは、“執着から解放された人”。これが真のミニマリストでしょう。

所有物の顔色をうかがって生きるのがミニマリストではありません。

何にも縛られず自由であることを楽しむ。
そんな素朴な姿こそが目指すべき理想の姿なのです。

つまり、持たない生活なんて、はじまりにすぎません。

また、モノだけでなく、情報やデータ、さらには知識、考え、人間関係、信頼、宗教など、目に見えず触れることもできないあらゆる事柄も執着の対象となります。

かくいう私も、最近、急に不安に押し潰されそうになったり、頭が混乱して整理されない状態が続いたりしていました。
原因は、知識に対する執着と考えに対する未練から来るものでした。

私のパソコンの中は、書類や資料で散らかっています。
スマホにも、何かある度に残した100 件ほどのメモが相変わらず整理されずに転がっています。

目を通したメモや整理された書類は、使い終わったらすぐ捨てたほうが良いのです。
油断して警戒の手綱を緩めた途端、増殖しだすのが情報というものですから。

あらゆる事柄への執着を自覚してからは、パソコンのゴミ箱は常に空にしておいて、作成が終わった物語や資料はすべて廃棄するようにしています。

モノが多いといくら掃除をしてもホコリが出てくるように、情報やアイデアも全く同じなのです。

真のミニマリストになることで大きな自由が手に入る

スッキリした頭というのは、モノのない部屋と同じくらい私が大切にするコンディションです。

なぜならそれは、モノへの執着を捨てた自由よりも、もっと大きな自由をくれるからーー。

ミニマルライフは、物欲から自分を解放してくれる以上の意味を持っています。
生活全般を単純化させる作業であり、情報や考えも例外ではないのです。

モノがいくら少なくても、些細なことに神経を尖らせて、メモや知識に執着していては、真のミニマリストと言えません。

「どんなことにもあっさりと、執着しない大らかさ」こそが、ミニマリストが持つべき素質なのでしょう。

しがらみの多い世の中から自由になるために、心の余裕を手に入れるために、本書『ナマケモノのように生きたい』http://www.asa21.com/book/b593468.htmlの考え方を取り入れてみてはいかがでしょうか。

著者・翻訳者プロフィール

著者:진민영/ジンミニョン

ミニマリスト エッセイスト
簡素な生活に魅力を感じて、所有物を80%以上削減し、ミニマリズムがもたらした良いことをブログに記録しはじめたことで、韓国で人気のブロガーとなる。
生活を簡素化するとともに、不足、孤独、静寂、暗闇、空虚、沈黙、絶食を美化し、独特の視点で読み取った世界の移り変わりを文に綴っている。
2021年ソウルブックフェアでのサイン会は大好評であった。
今後もナマケモノのようにのろのろと生き、地球には自分の足跡を最小限残して、心豊かに健康的に生きていきたいという素朴な願いを抱いている。
著書には、, , , , などがある。

翻訳者:裵蔚華/ぺ・ウラ

韓中日翻訳者
1988年生まれ。朝鮮語圏での延べ5年に渡る生活を活かし、ホームページの翻訳やインタビュー動画の字幕など幅広い翻訳を手掛ける。

書籍情報


表紙
表紙
タイトル:ナマケモノのように生きたい
著者:ジンミニョン
ページ数:208ページ 
価格:1,540円(10%税込) 
発行日:2021年11月24日
ISBN:978-4-86667-320-2
http://www.asa21.com/book/b593468.html

amazon:https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4866673206/asapublcoltd-22/
楽天:https://books.rakuten.co.jp/rb/16901283/?l-id=search-c-item-text-01

内容紹介

街に出たら何か買うのが当たり前だった著者がミニマルライフを送ることに――。
モノと向き合い、モノとの関係を見直したり、いらないモノとの別れ方を試行錯誤していると、気づけば自分の”あり方”や”生き方”を考えるようになっていた。
「私はナマケモノのように生きたい……」
日用品から収納用品、家具、家電、大量の服――。
捨てても捨てても出てくる、いらないモノたちと向き合い、所有物を吟味しながら、ありのままで生きる方法を模索した。
その結果、手に入れたのは、自分のための時間と心の余裕だった。

目次

まえがき
◉1部 少しずつゆっくりと
◉2部 小さく軽やかに
◉3部 私らしく自由に
◉4部 ミニマリストになったら
あとがき

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