ニュージーランドで育てられた羊毛が帽子になって里帰り。小児がん患者の支援に一役買います。

日本毛織株式会社(ニッケ) 衣料繊維事業本部のプレスリリース

日本毛織株式会社(ニッケ)は、ニュージーランドの牧羊業者団体が長年行っている小児がん患者支援活動に賛同し、2018年からチャリティーオークションへの商品提供などの支援を行ってまいりました。このたび、この活動の一環として当社が買い付けた地元産の最高級羊毛で糸を引き、ニュージーランドメリノカンパニーとの協賛でニット帽を製造して現地にお送りしたことをお伝えします。この帽子はもともとの羊を育てた牧場主に購入され、その収益は羊毛の買付代金や寄付金と合わせてがん患者への支援に充てられます。また、一部の帽子は直接患者の子どもたちに届けられます。

ニュージーランド南島の南東部に位置するオタゴ地方の牧羊業者で構成される「非営利団体オタゴ・メリノ牧羊協会(以下OMA)」は、これまで25年以上にわたり「財団法人小児がん家族救済基金(以下CCF)」を通じて、小児がん患者とその家族に対するチャリティー活動を続けてきました。
当社はこの取り組みに賛同し、長年協力関係にある「ニュージーランドメリノカンパニー(以下NZM)」を通じて、2018年からチャリティーオークションへの商品提供などの支援を行ってまいりました。翌2019年からはOMAが主催するチャリティオークションに併催される品評会での最優秀羊毛を、市場価格に寄付金を上乗せして購入しております。これらの活動から生じた収益金は全額CCFを通じて支援活動に充てられています。
 

この度、当社はこの支援活動をさらに充実させることを目的に、買い付けた最優秀羊毛を使って念入りに糸を引き、NZMとの協賛で日本製のニット帽1,000枚を製造いたしました。この製品は現地に里帰りし、もともとの羊を育てた牧場主たちが自ら購入して着用したり、各牧場でお土産として販売されます。また、販売されるたびに売上金とともに、同じ数のニット帽がCCFに寄贈され、がんに苦しむ子供たちに直接配られることになっています。
 

こうした一連の協賛は現地でも高く評価され、歴史あるOMAの小児がんチャリティーイベントは、2021年から当社の社名を冠した「Nikke Child Cancer Freece Competition」に名称変更され、今年も継続開催される予定です。
ニッケは「人と地球にやさしく、あったかい」という企業理念にのっとり、今後も社会課題の解決に貢献してまいります。
 

2019年チャリティイベントの様子2019年チャリティイベントの様子

チャリティーニット帽をかぶる牧場主たちチャリティーニット帽をかぶる牧場主たち

チャリティーニット帽をかぶる牧場主たちチャリティーニット帽をかぶる牧場主たち

チャリティーニット帽をかぶる牧場主たちチャリティーニット帽をかぶる牧場主たち

 

■ニュージーランドメリノカンパニー(NZM)

https://www.nzmerino.co.nz/

■オタゴ・メリノ牧羊協会(OMA)のフェイスブック
https://www.facebook.com/pages/category/Nonprofit-organization/Otago-Merino-Association-471545879612198/

■小児がん家族救済基金(CCF)
https://childcancer.org.nz/

【会社概要】
会社名:日本毛織株式会社
所在地:大阪府大阪市中央区瓦町3丁目3-10
URL:https://www.nikke.co.jp/

 

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