“文化を纏う” ブランド、renacnattaと劇団四季がコラボレーション――播州織のスカート・ネクタイを発売!

株式会社Dodiciのプレスリリース

D2Cアパレルブランド、renacnattaを運営する株式会社Dodici(代表取締役:大河内愛加)は、四季株式会社(代表取締役社長:吉田智誉樹)が運営する劇団四季とのコラボレーションアイテムとして、播州織のスカートとネクタイを8月初旬に発売します。

renacnatta(レナクナッタ)は「文化を纏う」をコンセプトに日本とイタリアのデッドストック素材や国内の伝統工芸を取り入れたアイテムを展開するブランドです。

8月に開幕する劇団四季のミュージカルの衣裳製作において、劇団四季が「播州織」の生産地、兵庫県西脇市と連携協定を結んだ背景があり、今回のコラボレーションでは同じく播州織を使った限定アイテムを展開。昼公演という意味の matinee(マチネ)、夜公演という意味の soiree(ソワレ)をイメージした2色展開を予定しています。
 

 
【 コラボレーションの背景 】
日本の経済、社会、文化を広く苦しめてやまないこのコロナ禍。日本全国で演劇活動を行う劇団四季もまた、公演中止や開幕の延期など、かつてない事態に直面。そんな折、不自由な生活のなかで、劇場へ向かうときの高揚感がなくなったお客様に向けてものづくりを一緒にできたら、とお話をいただきました。

演劇だけでなく、伝統工芸も大きな打撃を受けていることは間違いないこのコロナ禍で、「文化を止めない」という思いのもとブランドを運営しているrenacnattaとしても力になりたいという気持ちが強くなりました。

劇団四季には60年以上の歴史があり、観劇は日常を彩ります。文化を大切にして盛り上げていきたいという思いが通じ合い、コラボレーションに至りました。

「劇場へ思いを馳せられる服」「劇場へ出かける気持ちがさらに華やぐ服」をテーマに、ファッションと演劇の異色のコラボレーション企画が始動しました。230年以上の歴史と伝統を誇り、自然な綿の風合いや豊かな色彩を特徴とする播州織の素材を身に纏い、楽しんでいただけるアイテムを目指します。販売は8月初旬を予定しています。
 

 
【 播州織について 】
播州織は、江戸時代中期(1790年代)に宮大工、飛田安兵衛(ひだやすべえ)が京都西陣から北播磨地域へと織物の技術を持ち帰ったのが起源と伝えられています。北播磨地域には加古川・杉原川・野間川の3つの川があり、染色に適した軟水が容易に手に入ったことから織物業が発展しました。「播州縞(ばんしゅうしま)」と呼ばれていましたが、明治時代後期に「播州織」と呼ばれるようになりました。

 一番の特徴は、糸を先に染め、染めあがった糸で柄を織る「先染織物」の手法を用いることです。自然な風合いや豊富な色で織り上げることができ、肌触りもいいためシャツやハンカチといった身近な製品にも使われています。

 
【「renacnatta(レナクナッタ)」について】
「文化を纏(まと)う」をコンセプトに日本とイタリアの素材を組み合わせたアイテムを展開するブランド。おもに日本の絹の着物地と、イタリアで仕入れたヨーロッパブランドのデッドストックシルクを使用。それぞれ使わ“れなくなった”生地を再利用し、新たなものへ生まれ変わらせるプロジェクトに取り組んでいます。
また、以前よりも作ら「れなくなった」斜陽産業の伝統工芸を継承する企業や職人の方とタッグを組んだ商品も展開しています。

【 劇団四季について 】
劇団四季は、俳優・技術スタッフ・経営スタッフ約1400名で組織された演劇集団です。
日本国内に複数の専用劇場を持ち、ストレートプレイ(芝居)、オリジナルミュージカル、海外ミュージカル、ファミリーミュージカルなど幅広いレパートリーを上演しています。年間の総公演回数は3000回以上、総観客数は300万人を超えます(2019年度)。

Follow Twitter Facebook Feedly
SHARE
このページのURLとタイトルをコピー
お使いの端末ではこの機能に対応していません。
下のテキストボックスからコピーしてください。